皮膚科ブログ

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【フレンチブルドッグの皮膚病】膿皮症が治らない

2018.11.16

こんにちは、四季の森どうぶつクリニックです。

今回はフレンチブルドッグの症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 9歳3ヶ月 男の子(去勢手術未)

 

【経過】

〇生後3か月頃からアレルギー

〇季節性あり、春と秋がひどい

〇体中に円形脱毛がある

〇食事療法・抗生物質の投与を行ったが改善しなかった

〇大腿部、指間を舐める

〇顔をこする、耳を掻く

〇専門病院での治療歴あり

 

それでは、初診時の状態です。

まずは、体の正面です。

 

左耳の後ろ側です。

 

首~前胸部です。

 

前肢の指間です。

 

右後肢です。

 

左大腿部です。

 

それでは、初診時から約8週間後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。

 

重度&慢性であったため、毛が再生しない部位もありますが、体中にあった湿疹はほぼ消失しました。

前胸部や指間の赤みも引き、エリザベスカラーを外すことができました。

 

このような症例には投薬治療が必須ですが、治療成績の向上や再発予防には当院が開発したスキンケアとサプリメントが非常に有効です。

当院で開発したスキンケア&サプリメントは以下のオンラインショップでお買い求め頂けます。

・・・・・・・・・・

【獣医師の解説】

すでに専門医の継続治療を受けており、膿皮症の診断と「抗生物質+アポキル」という処方が変更になることはありません。

問題は、

①よくある膿皮症とどう違うのか?

②膿皮症になる理由がどこにあるのか?

③「抗生物質+アポキル」以外に必要な治療はなにか?

だと思います。

そのため治療の最大のポイントは、初診時にこの3点に対する回答(治療方針)をイメージできるか?です。

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚病】重度の膿皮症の完治&再発防止

2018.10.20

こんにちは、四季の森どうぶつクリニックです。

今回は繰り返す湿疹に悩むフレンチブルドッグの症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 10歳 男の子(去勢手術未)

 

【経過】

○2~3歳頃から湿疹、円形脱毛

○5歳から胴体全体に悪化し、2ヵ月前から腕・足にも急激に悪化

○1年中痒いが、梅雨~夏にかけて悪くなる

○頭、耳を掻く

○手を舐める

○食事療法を行ったが改善しなかった

 

それでは、初診時の状態です。

まずは体の正面です。

 

顔の正面、右側、左側です。


 

続いて、右耳の正面です。

 

続いて、後頭部です。

 

続いて、頚部と前胸部です。
 


 

続いて、右前肢の足先です。

 


続いて内股です。
 

続いて、右後肢とその拡大です。

 


右側面と後ろから見た様子です。


 

それでは、初診時から約4週間後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。



 






 


 


 


痒みも減り、身体を掻くことも無くなりました。

頚部と前胸部の被毛も綺麗に生えてきているのが分かります。

また、全身にあった湿疹もほぼ綺麗になりました。

飼主様からも、「本当に綺麗になった!」と嬉しいお言葉を頂きました。

※2018.11月追記

抗生物質と院内薬浴を終了し1カ月以上経過しても、1つも膿皮症の再発が認めらていません。

 

このような症例には当院が開発したスキンケアとサプリメント(特にECプラス)が非常に有効です。

当院で開発したスキンケア&サプリメントは以下のオンラインショップでお買い求め頂けます。


【症例報告制作者】 看護師 長尾

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以下、獣医師によるコメントです。
フレンチブルドッグの膿皮症は多いのですが、今回の症例は特別です。
理由は重度であるという簡単な表現ではなく、数と分布の問題です。
かなり密度の濃い膿皮症(かさぶた)があること、四肢にもでていることはイレギュラーな証拠です。
また耳のダメージも特徴ですね。
これらを加味すると、イレギュラーなりの原因が推測でき、初診時に原因を特定することにつながりました。
そのためたった4週間という短期間での治療が可能になったという側面もあります。

やはり診た瞬間にどれだけ原因と対策をイメージできるかが治療のポイントになります。
今回の症例は当院と診療提携している動物病院に解説メールをお送りします。

獣医師 平川

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【犬の膿皮症】全症例が同じ治療で治るわけではない

2018.09.02

犬の細菌性膿皮症治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。


この症例集では当院で改善した症例のうち、個人的に印象的だった症例を選んで掲載しています。

もちろん重症度で選ぶこともありますが、治療の内容に「特別な意味」があるものも掲載するようにしています。

今回紹介する症例の重症度は特別なものではないのですが、治療内容に特別な意味があるので紹介することにしています。


【症例】

 チワワ 4歳 男の子(去勢済)

【経過】

 〇1年前の夏にも湿疹があり、内服・シャンプーで改善

 〇今年も8月頭(3週間前)から湿疹が再発

 〇かかりつけ動物病院にて抗生物質処方されて服用するも悪化傾向


それでは初診時の状態からですが、長毛で皮膚病変がわかりにくかったため、病変部評価と治療を兼ねて全身のカットさせていただきました。

まずは身体側面とその拡大です。

続いて、腹部です。

続いて、背中です。

重度の皮膚炎、見た目から「膿皮症」の診断ですね。

この初診時と比較するのは2回目の診察時(初診日から9日後)の状態です。

湿疹はほぼ・・・ではなく、完全にゼロになりました。

シャンプーは1回のみ、9日前の初診時に院内薬浴を行っただけで、自宅でのシャンプーはなしと指示しています。

なので1回洗って次の湿疹がゼロという結果です。


膿皮症は犬の皮膚病で最も多く、当院でも数えきれないほどみていますが、このタイプは特別で、当院でも年に1~2回しか遭遇しない特別な膿皮症です。

一般的な膿皮症と同じアプローチでも治らないとまでは言い切れませんが、普通にアプローチすると数カ月かかると思います。

しかし逆転の発想で、ある特殊な条件を満たせばおどろくほどの短期間で劇的によくなります。

飼主さまには過去の治療症例で「同等」と判断できる症例の治療前・治療後をお見せして、今回の特殊な条件の治療に了承を得て行いました。

もちろん副作用が出るようなハイリスクの治療ではなく、むしろ「それで治るの?」という治療内容です。

その条件は3つ、この3つが揃えば普通の膿皮症以上の速さで治ります。

大事なのは初診時にこの条件3つで治療のイメージが描けることだと思います。

※初診時の検査結果は2回目の再診時にお伝えしましたが、治療方針は初診時の予測通りのままです。


当院と診療提携を結んでいる先生にはこのあと治療内容についてお知らせをします。

診療提携については専用フォームからお問い合わせください。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

夏のフレンチブルドッグの典型的皮膚病とそのケア

2018.08.10

夏になると悪化しやすいフレンチブルドッグの膿皮症・アトピー・手舐めの治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。


今年の夏は暑いですね。

ブルドッグ犬種は気温・湿度での悪化がありますので、この時期上手に乗り切りたいところですね。

【症例】

 フレンチブルドッグ 1歳5ヶ月 男の子

【経過】

 〇半年前から全身の湿疹が消えない

 〇顔の痒み、手を舐める

それでは初診時の状態です。

それでは初診時から4週間後の状態と比較してみましょう。

非常に綺麗になりました。

湿疹はなく、顔の皺の皮膚炎もなく、手舐め・足舐めもほぼありません。


体質的には再発しやすいため、こういった症例では再発予防のためにスキンケア&サプリメントが非常に有効です。

 身体の湿疹(膿皮症) → スキンケアECプラス
 アトピーの体質改善  → スキンケアECプラス
 手舐め・足舐めの改善 → ヒーリングケアLFプラス
 顔の皺のケア → Medicareローション
 全身のスキンケア →Medicareオイル&シャンプー&ジェル

当院のオンラインショップからお買い求めいただけます。

適切な診断・医療とともに併用いただければ非常に効果的と思います。

 

1点注意があります。

食べているドッグフードが合っていないといつまでたっても治りません。

「よかれ」と思って、「アレルギー検査の結果をみて選んだ食事」に限って皮膚病の原因になっていることが圧倒的に多いので注意が必要です。

診断(アレルギー検査)が合っているのであれば、その食事療法で劇的に改善しているはずです。

治っていないということは、診断(検査結果)そのものに皮膚病との関連がないと考えてもいいと思います。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

教科書に掲載されていない「膿皮症の原因」

2018.07.21

繰り返す膿皮症の根本的な治療に取り組んでいる皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

皮膚病をみるときに重要なことの1つに「正常と比較する」というのがあります。

正常が分からなければ異常所見を異常と認識できず、アプローチが止まる(診落とす)原因になるため、この「正常を正確に把握する」というのはとても重要です。

しかし教科書に「正常」が明確に記載されていないため、自分を含めて多くの先生は「正常を知らない」で診ているといっても過言ではありません。

では現実として皮膚科の基準はどうなっているかというと、正常の代わりに教科書に掲載されている典型的病変が検査や治療アプローチを始める判断基準になっています。

ただ典型的な異常所見ではなくても「何かおかしい・・・けどどうおかしいかはわからない」と思うことは多々あるはずなんです。

この「何かおかしい」をスルーしてしまえばその先は何もなく終了なのですが、この「何かおかしい」をどうおかしいのか突き詰め、この「何かおかしい」を改善させることができれば医療技術は進化します。

当院では今の皮膚科の隠れた問題の一つ「正常の認識不足」にフォーカスして、「何かおかしい」を徹底的に追及して治療技術を高めています。

今回はそんな「教科書に掲載されていない異常所見にアプローチした症例」です。

【症例】

 ボルゾイ 2歳 男の子

【経過】

 〇平成29年夏から発症 (初診時の時点で発症から7カ月)

 〇体幹部(背中・側面・腹部)の湿疹がよくならず、次から次に新しいのができる

それでは初診時の状態をみてみましょう。

※身体が大きすぎて全体がカメラに入りませんでした。

右胸部側面と、その拡大です。

右腹部側面と、その拡大~内股にかけてです。

続いて、右後足側面です。

続いて、左胸部側面とその拡大です。

同じく右胸部側面を部分的にカットしてみました。

続いて、左腹部側面の拡大(バリカンでカット済)です。

診断名としては赤い湿疹、細菌性の膿皮症で特別な皮膚病ではありません。

それでは初診時から3か月半後の状態と比較してみましょう。

※写真をクリックすると大きくすることができます。

お腹の赤い湿疹が完全に消失した点以外はわかりにくいかおしれませんが、獣医師であれば注目点がわかると思います。

皮膚の菲薄化や表皮剥離などの皮膚コンディション異常、毛並みの異常がすべて改善できています。

特に飼主さまは「毛並みがとてもよくなった」と大きな変化を実感していただけています。

表面上の診断名である膿皮症は抗生物質とスキンケアでよくなり、その後2カ月間抗生物質を服用せずとも1つも再発していません。

膿皮症を改善するだけなく、膿皮症が起きる(治りにくい)原因を治すことができた症例ともいえます。

今回はボルゾイということで、レアな犬種です。

簡単にいうと「ボルゾイの正常」がわかっていなければいけないところですが、ボルゾイはめったに診れないのでどこからどこまで異常といえるのかが判断しずらいです。

もちろん過去にたくさんのボルゾイをみていたとしても、そのボルゾイが正常とは限りません。

こういった状況で大事なのは経験値、過去の経験だけで異常所見を判断します。

今回は初診時に「教科書に掲載されていない皮膚コンディション異常あり」と判断し、皮膚組織学的検査を行いました。

もちろん病理の検査結果は予測通りで、既存の教科書で分類されたような明確な診断名はつかず、病理学的な検査所見のみとなりました。

が、ここは想定内でした。

この病理学的所見を元に、初診時の想定通りの治療を進めることにしました。

もちろん飼主さまには何がどうおかしくて、どうよくなるのかはあらかじめ伝えています。

そして3か月後、上記のように「想定通りの治療結果」がでました。

今回の皮膚科の説明です。

決して治療前・治療後の変化が大きい派手さはない皮膚病症例でしたが、その内容は医学的に興味深いものだったと思います。

1つめのポイントは、初診時に「膿皮症の治療」だけにとらわれず、隠れた問題点である「なぜ膿皮症になっているのか?」に注目しなければいけないことに気づくことです。

2つ目のポイントは一般的な顕微鏡・血液検査所見に異常がでないことは想定範囲内とし、病理組織学的検査の必要性を判断できることです。

3つ目のポイントは病理組織学的検査結果で、既存の診断枠(教科書レベル)で明確な診断名がでない可能性は想定範囲で、具体的にどんな所見が返ってくるか想定して病理組織学的検査に臨めていることです。

4つ目のポイントは病理学的診断結果で明確な診断名がでなくても「〇〇〇をすれば改善できる」と、事前に推測できていることです。

5つ目のポイントは4つ目に似ていますが、何がどうおかしくて、どう改善するか推測できていることです。

おまけとしては、ボルゾイをよく知らなくても何となく「おそらくこれは正常なボルゾイとはいえないだろうな」と捉えることができることですね。

当院ではこういった「教科書で説明できない」「既存の検査で診断できない」というレベルの皮膚科診療についての、提携している動物病院に向けたシークレットセミナーを開催しています。

ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

繰り返す膿皮症の原因と治療法が分かった貴重な症例

2018.07.20

再発を繰り返す細菌性皮膚炎「膿皮症」の根本的治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

四季の森どうぶつクリニックでこだわっている診療の一つに膿皮症の再発予防というものがあります。

抗生物質&スキンケア(シャンプー)でよくするのは当たりまえとして、抗生物質をやめても再発させないということにこだわっています。

ただ膿皮症の原因はいろいろあって、今の皮膚科医療でわかっていない原因・治療もたくさんあります。

※原因&治療法が全てわかっていたら今の時点で世の中から膿皮症は消えています。わかっていないことがあるから治っていないのです。

が、しかし!

わかっていないとはいえ、「おそらく〇〇〇をすれば再発しないではないか?」と考えていることがあります。

この「〇〇〇をすれば膿皮症は再発しないのではないか?」を既存の検査で証明することはできないのですが、この予測は経験でほぼ裏付けられつつあるのが当院の皮膚科診療です。

1つが何年も前から紹介している「スキンケアECプラス」、このスキンケアECプラスが効くかどうかは検査ではわかりませんが、年齢・犬種・経過・診た目などの条件などと何より僕の直感(経験)で8~9割判断できます。

そして最近2つ目、同じく検査ではわからないのですが、「〇〇〇をすれば再発しない」というタイプの新しい疾患を診極めることができるようになりました。

今回はそんな「膿皮症の原因が、スキンケアECプラスで解決するものではなくて、〇〇〇〇異常によるもの」と判断できた症例です。

【症例】

 ヨークシャー・テリア 12歳 女の子(避妊手術済)

【経過】

 〇7歳のころから繰り返す膿皮症

 〇以前は血便が出やすかったが、乳酸菌のサプリメントでお腹の調子はよい

まずは初診時の状態からみてみましょう。

湿疹が出やすいのは腹部です。

同じく腹部の拡大です。

つづいて、内股の拡大です。

それでは初診時から3週間後の状態をみてみましょう。

※写真をクリックすると大きくすることができます。

湿疹はすべてきれいになりました。

ただ問題はここからです。

抗生物質を使って湿疹を消すのはそんなに難しいことではありません。

この5年間でつづけた湿疹を「再発させないためにどうすればいいのか?」が大事だと思います。

完全にきえたのですが、「再発させないためにアプローチしませんか?」と提案しました。

そのアプローチから3か月後の状態と比較してみましょう。

※写真左のBeforeは湿疹がなくなったときをBeforeとしました。

湿疹がないのは当然ですが、皮膚コンディションが劇的によくなりました!

カサカサ感がなくしっとりして、毛並みも非常によくなっています。

パーフェクトですね。

飼主さまも湿疹が出ないだけでなく、「皮膚がよくなった!」と実感していただけています。

参考でにここまで要した診察は合計3回、1回目が初診、2回目「湿疹が治っている」、3回目が「再発なく皮膚・毛並みがよくなっている」という流れです。

初診時に検査結果をみることなく治せる方法と、再発させない方法をイメージできることが大事ですね。

今回の症例ではスキンケアECプラスは使用しませんでしたが、オーソドックスな膿皮症には当院のスキンケア&サプリメントがお勧めです。

以下のオンラインショップよりお買い求めいただけます。

治療成績向上のために当院が開発しましたので、的確な診断があればこれほど役に立つスキンケアとサプリメントはありません。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

1年以上消えたことがない繰り返す湿疹・膿皮症治療

2018.07.07

アトピー・脂漏・膿皮症などになりやすいパグの皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

【症例】

 パグ 2歳 女の子

【経過】

 〇1年前から顔、頭、背中から腰に湿疹

 〇最近はお腹にも湿疹拡大

 〇赤いブツブツ・湿疹が消えたことは1度もない

それでは初診時の状態をみてみましょう。

まずは正面から。

続いて、頭部(上から)です。

続いて、頚部とその拡大です。

続いて、前胸部です。

続いて、胸部と脇の拡大です。

続いて、胸~内股まです。

続いて、身体の側面(やや後方から)です。

毛並みが薄く、小さな円形脱毛が無数にあるためムラになっているのが特徴です。

続いて背中とその拡大です。

同じく小さな円形脱毛が複数あるのがわかると思います。

最後に後ろからです。

それでは初診時からわずか4週間後の状態と比較してみましょう。



赤い湿疹・ブツブツが完全に消えただけでなく、毛並みもよくなり黒光りするような回復です。

犬の皮膚病で最も多い細菌性膿皮症ですが、アプローチには3つのポイントがあります。

①膿皮症の原因は?

②どうやって治す?

③再発を防ぐには?

簡単なようで、ものすごく難しいです。

②は抗生物質とシャンプーと比較的簡単ですが、①と③の答えにたどり着くのはそう簡単ではありません。

人でいうと、「なぜ風邪をひいたのか?なぜ花粉症になるのか?」であり、「2度と風邪をひかないためには?」というテーマに近いものを感じます。

ただ年齢、経過、犬種、診た目からある程度の予測はできますので適切なアプローチは可能です。

その一つが当院のスキンケアECプラスです。

繰り返す膿皮症の再発防止のために開発したサプリメントです。

当院のオンラインショップからお買い求めいただけます。

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

2年間の治らなかった膿皮症を1週間で完治レベルへ

2018.06.28

犬の皮膚病で再発が最も多い湿疹タイプ「細菌性の膿皮症」の根本的な治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

今日はめずらしいゴールデンレトリバーのわんちゃんです。

当院での紹介としては多くありませんが、ゴールデンだけでなくラブラドールも含めてレトリバー種は皮膚病が多いですね。

原因としてはアトピー、アレルギー、内分泌疾患、心因性など多岐にわたりますが、どのタイプも特徴的なので非常にわかりやすいです。

【症例】

 ゴールデン・レトリバー 4歳 女の子

【経過】

 〇2歳過ぎから瘡蓋・フケを伴う湿疹が常にでている

 〇1年通して発症しており、この2年でよくなったことがない

 〇近所の動物病院で週に1回の薬浴を1年継続しているが一向によくならない

 〇食事療法併用中

 〇内服が苦手でほぼ飲むことができない

 〇耳、頚部、身体全体の痒みと、手先をしつこむなめる

それでは初診時の状態です。

毛が多いのでカットさせていただきました。

まずは頚部です。

続いて、胸部(あおむけ)です。

続いて、腹部とその拡大です。

続いて、指の間です。

それでは初診時から7日後の状態です。

※写真をクリックすると大きくすることができます。

新しい湿疹(膿皮症)は1つもありません

以前の膿皮症もほぼ消失しました。

飼主さまからは「びっくりするくらいよくなった」と喜んでいただけました。

今回の症例での問題・課題は以下の通りです。

①シャンプーが十分にできていなかった

週に1回病院内で薬浴しているということでしたが、最終実施シャンプーから数日しか経っていないにも関わらず湿疹のフケが多く残っていたため、評価としては「毛を洗って皮膚が洗えていない状態」といえました。

このフケ・瘡蓋(痂皮)・皮脂が多いタイプの皮膚病治療にはスキンケアが必須であり、身体の大きさと湿疹の数を考慮すると当院での院内薬浴を実施しなければ改善は不可能というレベルでしたので、初診日当日に院内薬浴を行いました。

シャンプー・薬浴と一言にいってもレベルの差は大きく、とりあえずシャンプーするではなく「薬浴すれば確実によくなる」という自信のあるレベルで行わなければ改善は難しいと思います。

※当院の薬浴実績 1000件以上/年間

今回は2名で従業員の休憩を兼ねた交代(合計4名)で3時間かかりました。

このレベルを飼主さまで行うのは現実的に難しいと思います。

②正しい食事療法

食事療法は体質によって合う・合わないというのは十分に考えられますが、今回のわんちゃんでは「今のドッグフードは絶対に合っていない」と確信を得ることができましたので、「即変更するように」で完全にきりかえていただきました。

大事なのは「体質に合っていない」という判断ができることだと思います。

皮膚の見た目だけでなく、過去の経過など経験値でこの的確な判断はできるようになります。

③お薬が服用できない

抗生物質を使うのがいいのですが、お薬が苦手ということで今回は内服薬をゼロで治療計画をたてました。

またサプリメント「スキンケアECプラス」と「ヒーリングケアLFプラス」を開始しました。

これらのポイントでの治療から、約2年消えなかった湿疹(膿皮症)はたった7日間でゼロになりましたので、いかに「必要なアプローチを全部する」がどれだけ効果的かがわかる症例だと思います。

シャンプーだけではよくなりませんし、サプリメントだけで治るわけでもありません。

すべてが揃ったからこその治療実績だったと思います。

このブログをみている飼主さまみなさまに知っていただきたいのは、皮膚病の原因はさまざまでアプローチも多数あります。

中にはシャンプーを変えるだけでよくなるようなわんちゃんも探せばいるかもしれませんが、多くのわんちゃんではカット(バリカン)、オイル&シャンプー、ローション、抗生物質、食事療法といった総合的なアプローチが必要になります。

1つ欠けただけでもうまくいかない原因になってしまいます。

先入観で「きっとシャンプーを変えればよくなる」「サプリメントなんて効果ない」「食事はアレルゲンフリーを選択しているから大丈夫」となってしまがちですが、99%でその想定・予測・自己判断は間違っていることが多いです。

意外なものの組み合わせでよくなりますので、当院では「必要なことをすべてやる」をお勧めしています。

なおこのタイプの皮膚疾患には当院でのスキンケア&サプリメントが非常に効果的です。

基礎疾患の見落としがない、食事療法に間違いなければ、かなりの確率で改善すると思います。

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

フレンチブルドッグの湿疹・アトピー・皮膚炎・舐め癖治療

2018.06.23

アトピー・アレルギー・膿皮症・舐め癖など難治性の痒い皮膚病が多いフレンチブルドッグの治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

梅雨に入り皮膚トラブルがフレンチブルドッグも多いのではないでしょうか。

フレンチブルドッグの皮膚トラブルといってもさまざまなタイプがあり、①冬が発症せず、夏を中心にでる、②1年変わらずでる、③1年でるけど冬はマシの3パターンに分けられます。

今日紹介するのは季節と関係なく1年中皮膚トラブルが続いていたフレンチブルドッグのわんちゃんです。※それでも冬少しマシ?

【症例】

 フレンチブルドッグ 2歳 女の子(避妊手術済)

【経過】

 〇1歳前から痒みを伴う皮膚病

 〇この1年半、皮膚病が治ったことはない

 〇顔・耳・手の赤み&痒い、内股の湿疹&痒み

それでは初診時の状態です。

それでは初診時の状態から8週間後の状態と比較してみましょう。

湿疹は完全に消失しました。

顔・耳の赤みもほぼ消失です。

手なめのレベルが元々10として3程度の若干のこりましたが、気になるような痒み・舐め方ではないので許容範囲という評価です。

今回の皮膚炎・痒み・手舐め・足舐め・湿疹(膿皮症)はすべてフレンチブルドッグの典型的な皮膚病です。

このタイプには投薬治療も併用しながら、当院が開発したスキンケア&サプリメントが非常に相性がいいです。

フレンチブルドッグの湿疹(膿皮症)→スキンケアECプラス、スキンケア商品(オイル&シャンプー&ローション)

フレンチブルドッグのアトピー → スキンケアECプラス&ヒーリングケアLFプラス

フレンチブルドッグの手舐め・足舐め → ヒーリングケアLFプラス

これらのスキンケア商品&サプリメントは以下のオンラインショップからお買い求めいただけます。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

再発を繰り返す細菌性膿皮症の治療と再発予防

2018.06.15

犬のブツブツ・湿疹「細菌性膿皮症」の治療および再発防止に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

犬の皮膚病で最も症例数の多い「膿皮症」ですが、シンプルなのにとても奥が深い病気です。

個人的には「人間の風邪」と同じレベルで、「治せるけど、二度とさせない方法はない」のため、いかに再発を減らすか?がポイントです。

【症例】

 ヨークシャーテリア 6歳 男の子(去勢済み)

【経過】

 〇1年前から湿疹が治らない

それでは初診時の状態をみてみましょう。

まずは内股、左の内股に2~3この湿疹が認められます。

続いて、背中です。

毛をかき分けないとわかりませんが、円形の湿疹が無数に認めらます。

約1か月後の状態を比較してみましょう。

湿疹はゼロになりました。

これだけきれいになったのは1年ぶりということだそうです。

こういった膿皮症の場合は、2つゴールを設定します。

 1つ目 「湿疹をゼロにする」

 2つ目 「再発させない」

今回はまだ1つ目ですが、治療成績向上と2つ目の再発予防のために、初診時から当院が膿皮症治療のために開発したサプリメント「スキンケアECプラス」を併用しています。

特別な基礎疾患がないことを条件にですが、繰り返す膿皮症に対してはスキンケア&サプリメントが非常に有効なため、当院が開発した膿皮症ケアセットで取り組むといいと考えています。

当院が開発したスキンケア商品とサプリメントは以下のオンラインショップからお買い求めいただけます。

多くの方が「スキンケア」にこだわりがちですが、一番大事なのはサプリメント「スキンケアECプラス」です。

スキンケアは起きてしまった細菌感染を早めに抑え込むには非常に大事ですが、膿皮症の原因を直接抑え込むのは限界があります。

季節(梅雨~夏)による湿疹を予防する効果はかなり高いと思いますので、季節性であればスキンケアメインでもいいかと思います。

「細菌性の膿皮症」と一言にいっても、その原因と対策は症例によってかなり異なるため、獣医師による的確な判断とアドバイスが必要です。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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