医療の世界は常に日進月歩で、今の皮膚科医療がベストで正しいとは限りません。仮に標準医療が正しいものであれば、著書の購入や皮膚科セミナーの受講によって今の時点で全国の治療成績はもっと高くなっているはずです。
そう考えると今の皮膚科医療には足りない何か、間違っている何かがあると考えることができるのですが、わかっていれば解決できているので「わからない何か(想定外)」があると考えて医療に取り組む姿勢が必要です。
今の医療の常識も10年前には想定されていなかったものがあるのと同様に、10年後は今の常識は古いものとなり、想定外の新しい医療の常識が今の課題を克服していると推測されます。
当院ではこの「想定外」に積極的に取り組むことで、今の皮膚科医療が解決できない痒みの治療成績を高めています。