小動物臨床の獣医師になって15年を超え、そのほぼ全ての時間を病院で白衣を着て、飼主さまの大切な家族の一員を診させていただく獣医師として生きてきました。ですが、獣医師である前に自分も1人の飼主だと考えています。
その白衣を脱げば、みなさまと同じ大切な我が子の飼主でしかありません。
心から「我が子」がかわいくて、この大切な子のために自分に何ができるのだろうか…という想いで、臨床獣医師として生きる道を選びました。
日々進化する動物医療のなかで、私は「我が子のためにやってあげたいこと(医療)を、飼主さまの子のために提供したい」という想いを、すべての診察に込めています。
1人の飼主としての心を忘れず、「我が子にやってあげたい医療」を飼主さまの子にも…が私の揺るぎのない信念です。常に、常に、「自分の子がこうなったら、こう考えます」という想いを込めて、飼主さまの大切な家族の一員の前で白衣を着ています。
そんな雰囲気まで伝わらないかもしれませんが、忘れたことはありません。