2025.05.19
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はミニチュアシュナウザーの子の症例です。
【症例】
ミニチュアシュナウザー 4歳6ヶ月(初診時) 女の子
【経過】
〇3歳頃~
〇1年中症状が続く
〇かむ&舐める:掻く=6:4
〇半年間ステロイドと外用薬を使用して痒みは治まるけれど改善には至らず
それでは初診時の様子をご覧ください。
この子は福岡県から遠路はるばる来てくれました!その距離なんと約724㎞!
来院したのは初診の1回きりでその後はずっとオンライン診療で治療を続けていきました。
かかりつけ医では【原因不明】と言われ、痒み症状を緩和させるためにステロイドの内服薬と外用薬を半年服用しても改善はされませんでした。
そんな症状が当院で診察を行い、更には『オンライン診療で』劇的に改善することが出来ました。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛質がバサバサしている
・地肌が見える
・アンダーコートがない
・抜け毛が多い
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してアプローチをしなければ改善できません。
毛が薄いことは『正常』でも『個性』でもありません。毛が薄いことには病気が隠れています
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
☆ステロイドの服用は無し!
②心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④被毛形成異常
・投薬治療
初診から5ヶ月後には症状が酷かったために着用していたエリザベスカラーを外すことができ、その状態でお留守番もできるようになっていました。
診察開始して1年後には痒みで体を掻いたり舐めたりすることはほぼ無くなり、
飼主様から「今が一番綺麗!」とのお言葉を頂きました。
アフターの写真を見ると分かる様に
毛質がフワフワで密に生え揃い、被毛にツヤが出ています。
それでは治療から約1年6ヶ月後を比べてみましょう。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
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ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
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