2021.12.15
四季の森どうぶつクリニックの獣医師平川です。
2021年もあとわずかですね。
それでは年末の恒例行事となっている「今年の反省会」をやりたいと思います。
参考記事 (新年の抱負)
2017年 脱力系?抱負 無理しない
2018年 脱力系抱負 がんばらない
【2019年抱負】仕事と遊びに夢中 夢中になる
【2020年抱負】 チャレンジ
【2021年抱負】 間をつくる
新年の最初のブログに毎年抱負を掲げてスタートするのですが、今年の目標は「間をつくる」でした。
反省ブログを書くにあたり、約1年ぶりに自分の「抱負ブログ」を読み返したのですが・・・
最大の目標は「働き過ぎないように無の創造」ということでしたね。
結果ですが・・・
過去最高に働きました。
想定を超える初診&再診で、お昼食べる時間もないほど「(時)間がなくなり」・・・・
まさかの
「ブログの間ができた」
という結果で、正直こんなことは「想定外」でした。
以前、いつの日のブログで「想定外でありたい」とか言ってましたが、まさか抱負に想定外のオチができるとは思いませんでした。
今年の最大の反省はここ、「(時)間をつくれず」&「(ブログの)間をつくってしまった」です。
反省会は②へ続きます。
投稿者:
2021.12.15
こんにちは、獣医師の平川です。
今回は滋賀県での出張診療のお知らせです。
【日時】 2022年1月19日(水) 午前~お昼
【場所】 こにし動物クリニック
【条件】
①四季の森どうぶつクリニックでの受診歴がないこと
②こにし動物クリニックで3年以上通院歴がないこと
③こにし動物クリニックに継続通院ができること
※当院での継続治療はありません。
④診療費・カルテ・診察券はこにし動物クリニックに属します
【注意事項】
今回の訪問診療ではアロペシア等の皮膚炎・痒みを主としない皮膚疾患は対象外とさせていただきます。
初診のお問い合わせは当院(四季の森どうぶつクリニック)までお電話ください。
投稿者:
2021.08.28
獣医師の平川です。
ブログは毎回久しぶりですね。
ちょうどコロナの時期からブログが書けなくなり、今は仕事に関する想いを記録する備忘録となっています。
どんな想いで仕事に向き合っているのか、今日はそんなブログの1つです。
昔のブログでも書いたことがありますが、仕事へ向かう心の合言葉があります。
アグレッシブに美しく
積極的に攻めて、美しい(治療)結果を出す
5年、10年以上経っても今も変わらずです。
理由はわかりませんが、「美しい仕事でありたい」という欲求が沸くだけです。
初診時の診た瞬間の判断だけで「2か月後に劇的によくなりますよ」と言い切ってやりきることに快感すら覚えます。
たぶんですね・・・・・・・・変態なんだろうなと自分でわかってます(笑)
そして同じくらい大事にしていることが
創造性
です。
当院では「免疫異常」「癖」「被毛形成異常」の分野で世界に発信できる3つに新しい治療を行っています。
「医療に魔法はない」が口癖なのですが、それでも当院で劇的に治る理由はこの「創造的な治療」と考えています。
と、ブログを書く気になったのもさっきみた金曜ロードショー「風立ちぬ」の影響ですね。
「美しい飛行機をつくりたい」
他にないものを、というようなセリフもありました。
以前の「新年の抱負」にも上げましたが、夢中になれるっていいですね。
「がんばる」や「一生懸命」ではない、「夢中になる」です。
夢中になれることを見つけることってとても大事だなと考えています。
昔は「獣医師という仕事が向いていないのかな」とネガティブな想いを抱くこともあったのですが、今は向いている向いてないという視点すらなくなりました。
ただ夢中になれるものがあり、それが仕事になって誰かの役に立ち、笑顔が返ってくる・・・そんな仕事に出会えたことそのものが幸せなんだろうなと心から思えるようになりました。
昔は一切思わなかったのですが、今は獣医師になれてよかったなと思っています。
ここの到達するまで相当時間かかってしまいましたけどね。
今日は「風立ちぬ」をみながら改めて思っていました。
ついでに、テレビ情報の1つ「データ放送」に宮崎駿監督の想いが紹介されていましたので紹介させていただこうと思います。
どんな想いでこの映画をつくったのか、興味があったので。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「企画書より」
私たちの主人公二郎が飛行機設計にたずさわった時代は、日本帝国が破滅にむかってつき進み、ついに崩壊する過程であった。
しかし、この映画は戦争を糾弾しようというものではない。
ゼロ戦の優秀さで日本の若者を鼓舞しようというものでもない。
本当は民間機を作りたかったなどとかばう心算もない。
自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである。
夢は凶器をはらむ、その毒もかくしてはならない。
美しすぎるものへのあこがれは、人生の罠でもある。
美に傾く代償は少なくない。
二郎はズタズタにひきさかれ、挫折し、設計者人生をたちきられる。
それにもかかわらず、二郎は独創性と才能においてもっとも抜きんでていた人間である。
それを描こうというのである。
この作品の題名『風立ちぬ』は堀辰雄の同名の小説に由来する。
ポール・ヴァレリーの詩の一説を堀辰雄は’’風立ちぬ、いざ生きめやも’’と訳した。
この映画は実在した堀越二郎と同時代に生きた文学者堀辰雄をごちゃまぜにして、ひとりの主人公’’二郎’’に仕立てている。
後に神話と化したゼロ戦の誕生をたて糸に、青年技師二郎と美しい薄幸の少女菜穂子との出会い別れを横糸に、カプローニおじさんが時空を超えた彩をそえて、完全なフィクションとして1930年代の青春を描く、異色の作品である。
(中略)
リアルに、
幻想的に
時にマンガに
全体には美しい映画をつくろうと思う
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どこかに中略があるのであればぜひ読んでみたいですね。
年代や性別で好みがわかれる作品のため、当院の待合室で流れることはありません(笑)
僕は「紅の豚」と同じく好きなのですが、紅の豚は昔から女性従業員受けが悪く「意味がわからない」と言われるので採用されません(涙)
遺伝子にインプットされた男のロマンなんだろうなと思っています。
投稿者:
2021.07.27
獣医師の平川です。
旧ヤフー!ブログから含めると開業前から10年以上定期的に更新しつづけていたブログですが、いつの間にか「3カ月ぶり」のブログ更新となってしまいました。
2021年の抱負である「間をつくる」が、まさかの「ブログの更新に間をあける」になってしまったことは本当に反省です。
が、本当に何もやっていないというわけではなく、最近はインスタ更新をがんばっています。
画像編集に強い従業員を採用したので、これからどんどん取り組んでいこうと思います。
症例報告もインスタで行っていますので、ぜひ見てください。
今後はHPとインスタの症例報告をメインに、たまに個人的ブログとしていきます。
よろしくお願いします。
投稿者:
2021.04.18
お久しぶりです。
ブログって書き出すと止まらないのですが、書かなくなると文章がつくれません。
ホント久しぶりになってしまいました。
今日は「流行りのキャッチフレーズ」からの考察です。
普段から暇さえあればスマホでさまざまな情報を集めるのですが、僕のスマホでよくみかける広告キャッチフレーズがあります。
それは、
「冷蔵庫のアレ」
です。
みなさんも見たことありますよね?
内容は知らないのですが、タイトルだけでみると冷蔵庫のアレでシミが消えるらしいです。
その他類似広告としては、鼻の角栓や口臭、白髪などでしょうか。
もちろん「そんなわけないだろ~」と思うのですが、これだけこの手のキャッチフレーズが溢れるということは多くのヒトがこのフレーズに惹かれてしまうのでしょうね!
ということで、当院もやってみます!
柴犬の皮膚病、薬棚のアレで良くなるよ!
・・・・・一気に胡散臭くなりました(笑)
参考までに、僕が画面でこれを見たら絶対みません!
嫌悪感を抱くレベルです!
が!
当院の「アレ」は本当・・・って都合よすぎですね、はいわかってます。
一応みていただきたいのが当院HPの柴犬の皮膚病治療成績です。
ここに掲載されている症例の大半が「薬棚に眠っているアレで良くなる」タイプなんですね。
僕も3年くらい前まで気づきませんでした。
ただ、どんな動物病院の薬棚にもアレがあるかと言えば・・・この10年以内に開業した先生は「アレ」を持っていないかもしれません。
10年以内というより若い先生は、過去の獣医師人生で「アレ」を使ったことすらないかもしれません。
薬の名前も、使う場面も使い方も頭にないと思います。
特に都市部で勤務医されていた先生なら「アレ」を使ったことないでしょう。
逆に20年前から開業している先生であれば「アレ」をもってるような気がします。
が、ここ「最後に使ったのいつだろう?」レベルで、薬棚に眠っていることでしょう。
そんな「アレ」ですが、現在論文作成中です。
が、あまりにも「アレ」すぎてどうして治るのかわからず、大事な考察がまだ完成できていません。
この「アレ」の治療でよくなったわんちゃんの飼主さまに医師の方がいて「アレ」についてお話した機会もあるのですが、「なんで〇〇〇(アレ)でよくなるのかわからない」とびっくりされていました。
ありとあらゆる論文に1mmも掲載されていない治療法のため、考察は僕の推測を書くしかないのですが、どうせなら当ててみたいと色々頭の中で推測を重ねています。。
・・・ということで、今年はブログがおろそかです。
代わりではないですが、スタッフがインスタ更新してくれています。
インスタ:四季の森どうぶつクリニック(@shikinomori_ac) • Instagram写真と動画
僕個人はインスタどころかありとあらゆるSNSをやってないのでこうやって紹介するのもアレなんですが(笑)、応援&フォローお願いします。
投稿者:
2021.02.02
こんにちは、獣医師の平川です。
今日は備忘録的なブログです。
お正月に母と温泉に出かけたのですが、最近の母の定番話題は僕の子供時代の話です。
今までも色々聞いてきたつもりですが、今回言われたことは・・・
「言い出したら聞かない子だった」
特にほしいモノ、やりたい事への欲求は強かったようで、苦労したようです・・・記憶にないのが申し訳ない。
なんでこの話かというと、今年の抱負とネタ被りですよね(笑)
「間をつくる」、できそうにない!と言っていましたが、子供のころからできていなかったようなので、これも天性なんだろうなと思っています。
もちろん個性は常に紙一重で、ネガティブ(短所)に聞こえるようなものでも、シーンによっては長所になる場合もあります。
僕の場合は興味という名の「忍耐力の欠如」があったからこそ、枠に捕らわれない未知の治療へのチャレンジができるタイプなんだろうなとは思います。
だからこの忍耐力の欠如を自覚しつつも、「個性を生かす」という意味で大事な能力として使いこなせればとも考えています。
最近はこのチャレンジの成功率がどんどんあがっているので、「経験×知性×忍耐力の欠如=新発見の閃き」と拡大解釈しています(笑)
ただ、医療にとって「未知の治療」はデリケートなことなので、次は学術で世界に発信して証明しなくてはいけない・・・・ホントは興味ないけど。
で、ここ最近はこの論文作成に時間を割いていて、とりあえず大学の恩師に読んでもらうくらいの内容には仕上げました。
たくさん課題いただいたので、これから色々調べて内容を深めようと思っています。
まだ今年始まったばかりですが、「年内完成」を目標にしています。
投稿者:
2021.01.24
こんにちは、獣医師の平川です。
冬ですね!
冬といえばスキー!
ということで今年も行ってきたのですが、去年から指先が痛くなるようになり、今年はついに爪に内出血が!
もちろん技術(ポジション)に問題ありなのですが、今のブーツも8~9年前から相当使い込んできたので限界かな?と思い専門家に足とブーツを診てもらいに行ってきました。
ついでにずっと悩まされてきた「足先が異常に冷えて、大好きなスキーなのに途中で休憩(加温)が必要」について相談してみました。
専門家の回答は、
・古いけどまだ使える
・このブーツは特別冷えると不評で、選手も1年で履かなくなった(笑)今のブーツはこんなに寒くないよ。
・ポジションが取りにくい角度(形)だから、買い換えたら滑りやすいと思う。
でした。
2時間くらいお話して・・・
買い替え決定!
まぁ専門家はそれが仕事だからそりゃ勧めますよね。
最初は「まずは相談だけ」と思ってたんですよ。
今年の抱負に「間をつくる」って言ったばかりだし、ちゃんと考えるって言ったのに・・・
だってスキーブーツって結構高いし、足に合わせて加工すると一段高(+ウン万)になるので一応悩もうとは思ってたんですよ・・・ホント!
でも結果は即答でした。
もうね、足つめたいとホントに心折れるんです。
もっと滑りたいのに休憩しないと足がもたない(涙)
・・・って悪い癖ですよね、正当化するための言い訳はいくらでもでてくる(笑)
ということで、この週末にネットで「ポチっ」としました。
ポチっとするときは「売り切れたら大変だから早く注文しなきゃ」で抱負のことは忘れてました・・・m(_ _)m
ですが、久しぶりに自分の好きなモノ買ってなんか楽しみです♪
投稿者:
2021.01.13
四季の森どうぶつクリニックの獣医師平川です。
新年・・・という時期を逸してしまいましたが、今年初ブログということで、今年もよろしくお願いします。
それでは毎年恒例の「今年の抱負ブログ」を書いてみたいと思います。
参考記事
2017年 脱力系?抱負 無理しない
2018年 脱力系抱負 がんばらない
【2019年抱負】仕事と遊びに夢中 夢中になる
【2020年抱負】 チャレンジ
回顧録③で書いた通り、2020年の抱負は出口(振り返り)を見据えた「響きのいい&都合のいい」テーマだったなとちょっと自己嫌悪しました。
なのでそんなあざとい抱負はやめようと、色々考えた結果・・・
2021年抱負
間をつくる
にしました。
半年くらい前からずっと考え続けていたのですが、これを思いついたのは12月31日!
やはりブログで1年を振り返ったあとだからこそ「次は」と思うことろはありました。
また、以前の閃き同様に、「これはいける!」と思える抱負だと思っています。
「これはいける」というのは年末に「今年の抱負、クリアできました!」といういけるではなく、「これができたらきっと新境地!」という感覚です。
ここに至るために考えたポイントを紹介します。
ここ5年くらいの悩み事ですが、基本的に「働きすぎ」と思っています。
たまに「先生休みすぎ!」と突っ込まれる病院カレンダーですが、病院いないときも働いています!
で、この働き過ぎをなんとかするために掲げたテーマが2017年「無理しない」ですね。
これでたしかに昔よりちゃんと休むようになりました。
が!
ついついやってしまう悪い癖があり、
「新しい仕事をつくる」
ということをやってしまいます。
スキンケア商品を開発したり、サプリを開発したり、オンラインショップを作ったり、提携病院をつくってセミナー開催したり・・・
しまいには2020年に東京サテライトをつくってしまいました。
基本的に仕事をつくって増やし過ぎてしまうということをずっと悩んでいて、2017年抱負の「無理しない」につづく何かを探してました。
そんな僕の「創造」の逆転の発想で、今回は無を創造してみようということで「間をつくる」です。
これは「やりたいことを思いついてもすぐにやらない!」という意味です。
新しい仕事が色々思い浮かんで、「これはいけるな」となるんですが、やりだすとホントに時間がなくなりそうなのでしばらく新規事業は抑えたいと思っています。
そのための「間」、一呼吸置くというか、熟考するというか、そんな「間」ですね。
これは新規事業を抑える以外にも人生のさまざまなことに応用できると思っています。
例えば、「イライラ」に対しても。
イライラすると言葉に棘がついたりすることもあるのですが、「間をつくる」ができるようになれば、自分の中で昇華できるようになるのではないかな?と考えています。
2020年のチャレンジが簡単がゆえに新境地がえられなかったのであれば、「できていないことを抱負に」ということでこれに決めました。
残念ながらできるようになるイメージはわかないのですが、何か1つ印象的な「間を作る」ができるようになれば新しい世界が見えそうな気がしています。
それでは1年よろしくお願いします。
四季の森どうぶつクリニック
獣医師 平川将人
投稿者:
2020.12.22
こんにちは、獣医師の平川です。
年末なので来年の目標(抱負)を考えるのですが、そのための振り返り記事です。
2020年の抱負に掲げた「チャレンジ」への評価として、一番よかったのは「新しい治療」なり「東京サテライト」という点ですね。
こういった取り組みは元々得意とするところでもあるので、結果も出せて「楽しかった!」に尽きます。
比較してチャレンジの課題としては「学術」でしたね。
数年前から「やる!」といって、結果がでていないのは正直問題で、「書類が山積みになって片付いていない机の上」みたいな先送り状態が続いています。
「やらないといけない」とは頭でわかっていても一向にやらずに、むしろ他のことをやり始めたり・・・というのは本音では「興味がない」の一言に尽きるのでしょうね。
※※※ここから数日経過して・・・※※※
結局のところ2020年の抱負「チャレンジ」というのは、「響きがいい&都合のいいテーマ」だったような気がします。
新しい治療なんて抱負にあげていなくてもいつも通りの自分でできることですし、東京サテライトもきっとやってました。
そう考えると「無理しない(2017年)」のときのような新境地の感覚は得られなかったので、出口(年末の振り返り)用に掲げたテーマだったような気がしなくもありません。
以上のことから、
いい結果がだせた一年だったけど、新境地は得られず
ですね。
「がんばらない(2018年)」という微妙な抱負をつくらないように守りに入ってたんでしょうね(笑)
来年抱負をつくるときは出口(年末の振り返り)のための守りに入らず、それこそ「チャレンジ」しようかと思います!
以上が2020年新年に掲げた「チャレンジ」への評価です。
以下、自分の「心境の記録」です。
今月に入り何度も振り返っていますが、今年は本当によく仕事したな~と強く思います。
特に数字、開業10年越えて成長が加速するとは思いませんでした。
「数字は信頼の証」が持論なので素直に喜べばいいのでしょうが、自分で自分を褒められないですし、しかも数字を背負ってしまうタイプなので、正直なところ来年に「去年(2020年)の自分」に負けられないレースに臨むことが恐怖でしかありません。
ただ幸いにして診察に入るとその1件に夢中になるので、診察している瞬間だけは忘れられます。
2019年の抱負「夢中になる」ではないですが、1件1件を大切にしていこうとは思っています。
さて、今年もいよいよカウントダウンです。
「終わりよければ全て良し」を目指す12月のマリオカートも順調で、自分的にはすでに紙吹雪が舞っています。
プレッシャーのかかる大事なことは全部乗り切った感もあり、あとは心穏やかに過ごせそうで今はご機嫌です♪
年内ブログ書くかどうかわかりませんので、お伝えしておきたいと思います。
今年も1年本当にありがとうございました。
伝わらないかもしれませんが、来ていただけることに感謝して、お役に立ちたい一心で1件1件取り組んでいます。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
四季の森どうぶつクリニック
獣医師 平川将人
投稿者:
2020.12.12
こんにちは、獣医師の平川です。
前回記事 【年末の恒例行事】2020年回顧録①
の続きです。
今年の当院の変化の1つに「働き方改革」がありました。
まずは従業員の働き方改革について紹介します。
当院で初の産休となった森さんが時短勤務(14:30まで)で復帰しています。
この時短勤務への対応のためだけではないのですが、19時・20時まで全員で仕事するという勤務体制では女性の働きやすさはないだろうなと判断し、長期的な目線で夕方の診察時間を基本17時までと短くしました。
そして先日結婚した鮫島さんですが、引っ越しに伴い通勤時間がかかるなどの理由で退職予定のところ、時短&リモートワーク(週1日)で継続勤務してもらえることになりました。
動物病院でリモートワークというのはほぼないと思うのですが、「価値を創造する」というテーマでリモートにも挑戦です。
以前はこんな個別の働き方に対応していなかったのですが、人それぞれ背負っているものが違うことを考えると全員が同じ働き方でなくても個性を生かして病院全体がうまく回ればよりいいのかなと思うようになりました。
正直なところ対応する僕個人の負担は大きくなってるんですけど、折角一緒に働いているのでみんなが「支え合い(誰かのおかげで働ける)」を感じることができたらなという考えに切り替えています。
続いて、僕個人の働き方改革です。
「身体を壊してからでは遅い」「プレイベートの時間を確保」をキーワードに仕事をセーブし始めて5年以上、これまでに
2013年~ 休診日増やす
2014年~ 犬の皮膚病以外は診ない
2018年~ 手術症例は他院を紹介する
2019年~ 日曜診察を減らす(月1回)
2020年~ 夕方を早く終わらせる
と業務を減らす取り組みをしてきました。
そのため休診日は増え、病院の滞在時間は減りました。
が!
・提携病院との連携
・東京サテライト
・セミナー開催(資料制作が大変!)
・オンラインショップ対応
とオンライン系の仕事が増え、診察室にいる時間よりPCワークの時間が圧倒的に長くなってきました。
これは夜の一人の時間や、移動時間、在宅ワークでもできるので、将来的にはいいかなと前向きに捉えています。
ただPCワークに東京サテライトやセミナー開催の出張を加えると診察以外の業務が増えすぎており、学術活動に割く時間がないなど今年は「仕事抱えすぎ」というのが正直な感想です。
個人的な働き方改革にはまだまだ課題が大きいので、来年の目標にしたいと思います。
働き方改革のラストは業務分担です。
今まで従業員に対しては診療関連業務だけに従事させていたのですが、従業員も増えてきましたし、リモートワークにも対応できるということでPCワークの一部を従業員にもやってもらうことになりました。
・オンラインショップの商材発注業務
・SNS情報発信(画像&動画)
・セミナー資料作成
・症例報告(ブログ)作成
まだまだ引き継ぎという業務なので楽になっている感じはありませんが、来年への種まきと思っています。
続く・・・?
2020年12月22日 【自己評価】2020年回顧録③
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