2024.12.19
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はミニチュアピンシャーの子の症例です。
【症例】
ミニチュアピンシャー 3歳11ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1歳からずっと痒みあり
〇爪を噛む(噛むのは家の中だけで車や外では噛まない)
〇耳、目を掻く
〇一年中抜け毛が多い
〇ステロイドを多い時は1日2回服用するも改善見られず
〇フケが多い
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは首の写真です。
毛は薄く地肌が見えています
脇と胸~腹部のお写真です。
ほとんど毛が生えていません。
最後に体の側面の写真です。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・頚、胸、お腹、内股が特に薄い
・毛がよく抜ける
・地肌が見える
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
ポイント②:心因性
特定の場所を異常に噛んだり舐めたりするのは、
痒みだけが原因ではなく『心因性』の場合があります。
今回の症例もこのタイプで、純粋な痒みだけでなく、心因性の掻痒行動が強く出ていました。
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
②心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④被毛形成異常
・投薬治療
それでは治療から約3ヶ月比べてみましょう。
治療から1ヶ月半で爪を噛むことが無くなり、毛もフサフサになりました。治療から3ヶ月後には痒みが無くなりました。
行動面では、
「掃除機に吠えなくなった」
「犬に吠えることが少なくなり、ずっと見ているだけになった」
「掃除機に怒らなくなった」
「拾いが少なくなった」
このような変化がありました。
また飼い主さまにも『こんなの初めて!』と喜んでいただけました。
今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
投稿者:
2024.11.28
こんにちは。四季の森どうぶつクリニックです。
年末年始の休診日につきまして、以下の通りお知らせいたします。
《年末年始の休診日》
2024年12月27日(金)午前のみ診療
2024年12月28日(土)午前のみ診療
2024年12月29日(日)~2025年1月5日(日)終日休診
《初診の方へ》
初診申込フォームは当ホームページから24時間受け付けております。
休診期間中はご返信までお待たせしてしまいますが、1月6日(月)以降、受付順に返信および予約日時調整をさせていただきます。
詳しいお申込み~予約までの流れは初診の方へをご覧ください。
《通院中の方へ》
お電話での再診予約は12月28日(土)まで受付可能です。
例年、休診日前後はご予約が集中する傾向がありますので、ご予定がお分かりの方は早めのご予約をおすすめいたします。
四季の森どうぶつクリニック
TEL:0562-85-2215
通常診療:月・木・金・土
午前9時~11時40分/午後16時~17時(木曜日は18時半まで)
休診期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
投稿者:
2024.09.29
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 5歳 5ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1年中続く痒み
〇舐める:搔く=6:4
〇舐め続けると止まらない
〇抗真菌剤やステロイドを試すが改善せず
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは左横顔です。
目の周りと口周りの皮膚が赤く炎症しています。
次に首です。
毛は薄く、本来隠れているはずの皮膚が見えています。
こちらは両前肢です。
止まらない舐め癖の影響か、脱毛し皮膚が炎症しているのが分かります。
次に胸~腹の写真です。
身体の内側はほとんど毛が生えていません。
こちらの写真は胸~腰の左側です。
フケと局所的な脱毛が目立ちます。
最後に左臀部です。
こちらも同様にフケと脱毛が目立ちます。
【初診時の診極め】
ポイント①被毛形成異常
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
・湿疹がある(皮膚が弱い)
これらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。
ポイント②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。
・他の犬と仲良くできない
・ドライヤーや掃除機が苦手
・たまに食糞がある
・小枝の拾い食いをする
・紐やペットボトルが好きで壊す
これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。
ポイント③3つの要因がかけ合わさった皮膚炎
この子は『アトピー』『膿皮症』『心因性』の3つの要因がかけ合わさり皮膚や被毛に影響が出ています。
そのため治療には、『正しい診極め』と、
『それぞれに適した処方』が必要であり、当院ではそれが可能です。
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【当院の治療プラン】
①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤・抗真菌剤・ステロイドの処方なし
②被毛形成異常
・投薬治療
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
⑤週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・モイストクレンジングオイルジェル
それでは治療後の様子と比べてみましょう!
<治療から1ヶ月後>
・痒みが減る
・元々下痢気味だった便が形のある便に!
<治療から2ヶ月後>
・搔く:2割まで減る
・舐める:1~2割まで減る
・皮膚がすごくキレイになった!
<治療から3ヶ月後(After写真)>
・見た目がふつうの子まで改善した!
・搔く:無し
・舐める:無し
3年間治らなかった皮膚炎が、わずか3ヶ月で綺麗な皮膚と被毛に生まれ変わりました。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
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受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.08.24
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はワイヤー・フォック・ステリアの子の症例です。
【症例】
ワイヤー・フォック・ステリア 3歳 8ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1歳6か月から2年間ずっと続く痒み症状
〇アポキル1日2回の服用を2年間毎日おこなっても改善されない
〇季節問わず1年中発症するかゆみ
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは正面の写真です
首の写真です
バンザイをした胸~お腹、脇の写真です
内股の写真です
側面の写真です
側面の肩の部分を拡大した写真です。
アポキルが効かない原因とは何か。今回の場合の原因は遺伝的な被毛の異常です。
ワイヤー・フォックス・テリアを含めてテリア種のわんちゃんで共通して以下の症状を持つ子は、アポキルだけで痒みのコントロールができない傾向が強くなります。
・毛が薄い
・脂っぽい
・アポキルが効かない
この3つです。
そして、この原因に対しては特別な治療が必要となってきます。
この特別な治療を実施したことで1日2回服用していたアポキルの服用はたったの1ヶ月半で
3日に1回の頻度に減り、この服用頻度でも痒みをコントロールする事が可能となりました。
『掻く』=『痒い』⇒アポキルの服用
この式が全て正しいわけではありません。正しい診断と正しい投薬治療があれば
劇的にそして迅速に治すことは不可能ではないのです。
それでは治療後の様子と比べて見ましょう。
被毛が密に生え揃い、色も濃くなったことがわかると思います。
原因に正しくアタックすることで
2年治療しても治らなかった症状がわずか1ヶ月半でこんなにも綺麗に改善されます!!
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPII+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 廣田
投稿者:
2024.07.27
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 3歳 10ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇半月前に引き取った時から病変あり
〇抗生剤、抗真菌剤、ステロイドで治療中
〇搔く、手舐めなどの痒み症状がある
〇薄毛や脱毛がある
〇皮膚の赤み
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは首です。
次に右前肢の先です。
こちらは右前肢の脇~手先にかけてのお写真です。
胸~腹部の写真です。
最後に右体側の写真です。
全体的に毛は薄く、首~お腹は全く毛が生えていません。
四肢も同様脱毛しており、皮膚は赤く炎症しています。
【初診時の診極め】
ポイント:被毛形成異常
全体的に毛が薄く、特に首、脇~股、四肢は地肌が見えています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。
被毛形成異常の特徴としては、
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
が上げられます。
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【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
※抗生剤、抗真菌剤、ステロイド、アポキルは使用しません!
②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※当院だけの特別な治療法です。
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④週に1~2回のスキンケア(脂漏症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
毎日のデイリーケア
・Medicareローション
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治療後の様子と比べてみましょう!
この子の場合、治療から2週間で痒みがほぼなくなり、
約1ヶ月後には痒みは無し!
同時に少しずつ毛が生えてきたと実感されています。
そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態まで改善!
引き取ってから初めて見た綺麗な状態と喜んでいただけました。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPII+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.07.04
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はポメラニアンの子の症例です。
【症例】
犬種 3歳2ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇全体的に毛なボリュームがなくバサバサしている
〇ピンク色の地肌が見えてしまっている
〇お腹周りの毛が束になっている
それでは初診時の様子をご覧ください。
上から、正面、側面、お腹、お尻、被毛のアップのお写真です。
ピンク色の地肌が広範囲にわたって見えてしまっています。
全体的に毛並みもポメラニアン特有のフワフワ感はなく、バサバサしている様子が分かります。
アロペシア症例はポメラニアンやトイプードルが圧倒的に多いですが、この2犬種限定というわけではなく他犬種でも起こり得る脱毛症です。
以下の症状はアロペシアの症状の特徴となっています。
○毛の密度が減る
○毛の色が変わる
○ツヤとカールが失われる
○皮膚が薄くなってシワがよる
○色素が沈着する(皮膚がくすむ)
○乾燥して皮がめくれるようなフケが出る
アロペシアXは被毛が生えるまで個体差がある病気です。根気よく継続的に治療を続けることこそが回復の近道と言えます。
それでは治療後の様子と比べてみましょう。
治療開始から9か月。ピンク色の地肌が見えてしまっていた側面やお腹、お尻周りまでしっかり毛を生やすことができました!
被毛のアップのお写真を見てもわかる通り、スカスカに生えてしまっていた毛も、見事密度が高いフワフワモコモコの毛が生えてきています。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
様々な事情で当院を受診できない方やホームケアから挑戦してみたい方必見のホームケア↓
「アロペシアGR+」は当院の獣医師平川が開発した毛周期停止・被毛形成異常にアプローチするサプリメントです。診察をした上で投薬治療と併用するのが一番おすすめの方法ではありますが、様々な事情で当院を受診できない方や、自宅でできる範囲でケアをしてあげたいという方には、こちらのサプリメントをお勧めしています。
※発毛効果は個体差があり、給与期間として最低6ヶ月~1年間は継続していただくことを推奨します。
『アロペシアGR+』+『スキンケアECプラス』
+
『正しい食事療法』
皮膚をよくするなら腸内環境を整える事が改善の第一歩になります!
ですので、スキンケアECプラスに加えて正しい食事療法を行うことをお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 杉浦
投稿者:
2024.06.13
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はミニチュア・ダックスフンドの子の症例です。
【症例】
ミニチュアダックスフンド 5歳 4ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇一年中続く痒み
〇掻くことより舐めることが多い
〇舐め始めたら止まらない
〇皮膚が赤い
〇アポキル服用で舐めは減ったが良くならない
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは首の写真です。
次は右脇~手先にかけてのお写真です。
こちらは胸~腹部のお写真です。
右体側の上半身です。
最後は右体側の下半身です。
身体の内側は全く毛が生えていません。
背中や体の側面の毛は薄く、細く、地肌が見えてしまっています。
【初診時の診極め】
ポイント:被毛形成異常
以下の特徴がある子は被毛形成異常が疑われます。
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛が良く抜ける
アポキルで痒みを減らせることはできましたが、皮膚の状態はよくなりません。
そのため『被毛形成異常』に対し治療を行うことが大切です。
そのため当院ではアポキルは使用せず、
皮膚のコンディションの改善を目的に治療を開始しました。
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【当院の治療プラン】
①被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※この毛並み異常への投薬の選択は教科書に載っていないため、
当院でのみ受けれる治療法です。
②腸活(免疫異常の改善)
・スキンケアECプラス
③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
④週に1回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・クレンジングオイルジェル
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治療後の様子と比べてみましょう!
この子の場合、当院受診から3週間で痒みが1~2割まで減り、
皮膚の赤みも減りました。
約2ヶ月にはアンダーコートが復活し毛量が増えました。
そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態にまで改善!
痒みはなく、皮膚の良い状態がキープできている!と実感されました。
治療により皮膚のコンディションが改善されたため、薬を減量に繋がり、
現在ではお薬は処方していません。
よく頑張りました💮
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
.
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受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.06.12
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はMIX犬の子の症例です。
【症例】
MIX犬 1歳 0ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇発症は10か月齢~
〇口周り、脇、指の間の痒み
〇掻き壊し
〇薄毛
〇皮膚の赤み
それでは初診時の様子をご覧ください。
まず1枚目は右体側です。
毛は短く、薄く密度がありません。
次に顔です。
目の周りや口周りの皮膚は軽度に皮膚炎が見られます。
最後は脇の写真です。
被毛は減少し地肌が見えています。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・頚、胸、お腹、内股が特に薄い
・毛がよく抜ける
・地肌が見える
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
ポイント②:心因性
特定の場所を異常に噛んだり舐めたりするのは、
痒みだけが原因ではなく『心因性』の場合があります。
今回の症例もこのタイプで、純粋な痒みだけでなく、心因性の掻痒行動が強く出ていました。
<治療前の痒みの症状>
・口周りや脇を、出血するまで掻く
・指の間を噛む&舐める
・うでをかじる
・傷防止のために、24時間洋服を着ている
<治療前の日常の行動パターン>
・他の犬と遊ばない
・バイクが怖い
・靴下の収集癖がある
・紐を噛むのが好き
・飼主の後をついて回る
・散歩の帰りで興奮する
・尾追い行動がある
・階段の昇り降りができない
・散歩中は痒みがほぼない
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【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
②心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
④被毛形成異常
・投薬治療
・アロペシアGR+
それでは治療後の様子と比べてみましょう。
この子の場合、治療から2ヶ月で毛量が増え、
四肢がキレイになったと喜んでいただけました。
痒み症状も治療から5ヶ月半には1割程度まで減り、
掻き壊しの傷も無くなりました。
傷防止のために24時間着ていた洋服も今は脱げたそうです!
行動面では、
「犬友ができた」
「バイクに怖がらない」
「尾追い行動がなくなった」
「階段の昇り降りが可能に」
といった嬉しい変化があったとご報告をいただきました!
よく頑張りました!!
今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.06.06
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はポメラニアンの子の症例です。
【症例】
犬種 5歳 7ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇ところどころピンク色の地肌が見えている
〇毛がバサバサして束になっている
〇全体的に毛のボリュームが少ない
それでは初診時の様子をご覧ください。
上から、正面、側面、お腹、お尻、背中のお写真です。
正面から見ると分かりずらいですが、側面やお腹、お尻周りはポメラニアン特有のふわふわの被毛は確認できない状況にあります。
全体的に毛質がバサバサしていて、毛が束状になっている箇所があることがわかります。
アロペシア症例はポメラニアンやトイプードルが圧倒的に多いですが、この2犬種限定というわけではなく他犬種でも起こり得る脱毛症です。
以下の症状はアロペシアの症状の特徴となっています。
○毛の密度が減る
○毛の色が変わる
○ツヤとカールが失われる
○皮膚が薄くなってシワがよる
○色素が沈着する(皮膚がくすむ)
○乾燥して皮がめくれるようなフケが出る
アロペシアXは被毛が生えるまで個体差がある病気です。根気よく継続的に治療を続けることこそが回復の近道と言えます。
それでは治療後の様子と比べてみましょう。
治療開始からわずか4ヶ月でポメラニアンらしいフワフワの毛並みを手に入れることができました!
数多くのアロペシアの症例をみてきている当院ですが、4ヶ月という短期間での改善はあまり多くありません。
毛のサイクルには個人差があり、アロペシアの治療には1年単位で治療をすることがほとんどです。また、サプリメントのみの治療になると、より長く時間もかかってきます。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
様々な事情で当院を受診できない方やホームケアから挑戦してみたい方必見のホームケア↓
「アロペシアGR+」は当院の獣医師平川が開発した毛周期停止・被毛形成異常にアプローチするサプリメントです。診察をした上で投薬治療と併用するのが一番おすすめの方法ではありますが、様々な事情で当院を受診できない方や、自宅でできる範囲でケアをしてあげたいという方には、こちらのサプリメントをお勧めしています。
※発毛効果は個体差があり、給与期間として最低6ヶ月~1年間は継続していただくことを推奨します。
『アロペシアGR+』+『スキンケアECプラス』
+
『正しい食事療法』
皮膚をよくするなら腸内環境を整える事が改善の第一歩になります!
ですので、スキンケアECプラスに加えて正しい食事療法を行うことをお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 杉浦
投稿者:
2024.06.01
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はトイプードルの子の症例です。
【症例】
犬種 4歳5ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇毛色が薄く見える
〇毛の密度が低い
それでは初診時の様子をご覧ください。
上から、側面、お腹、お尻、被毛のアップのお写真です。
お腹やお尻の毛が抜けており、ピンク色の地肌が見えてしまっています。
側面のお写真だけを見れば、一見フワフワにもみえるのですが、実は毛質が悪く、毛の密度が薄いため、毛色が薄く見えてしまいます。
アロペシア症例はポメラニアンやトイプードルが圧倒的に多いですが、この2犬種限定というわけではなく他犬種でも起こり得る脱毛症です。
以下の症状はアロペシアの症状の特徴となっています。
○毛の密度が減る
○毛の色が変わる
○ツヤとカールが失われる
○皮膚が薄くなってシワがよる
○色素が沈着する(皮膚がくすむ)
○乾燥して皮がめくれるようなフケが出る
アロペシアXは被毛が生えるまで個体差がある病気です。根気よく継続的に治療を続けることこそが回復の近道と言えます。
それでは治療後の様子と比べてみましょう。
治療開始から4年6ヶ月。地肌が見えてしまっていたお尻やお腹も毛を生やすことができました!
全体的に見ても初診時より毛色が濃くなり、しっかりとした毛が生えていることが分かります。
この子はオンライン診療と通院の両方をしています。直近1年はオンライン診療を1回、通院を4回行いました。
アロペシアの治療は1~2年かけて毛が生え変わることも珍しくないため、時には根気強い治療が必要となる場合もあります。諦めずに治療に取り組んでもらった結果、見事フワフワな毛を生やすことができました!
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
様々な事情で当院を受診できない方やホームケアから挑戦してみたい方必見のホームケア↓
「アロペシアGR+」は当院の獣医師平川が開発した毛周期停止・被毛形成異常にアプローチするサプリメントです。診察をした上で投薬治療と併用するのが一番おすすめの方法ではありますが、様々な事情で当院を受診できない方や、自宅でできる範囲でケアをしてあげたいという方には、こちらのサプリメントをお勧めしています。
※発毛効果は個体差があり、給与期間として最低6ヶ月~1年間は継続していただくことを推奨します。
『アロペシアGR+』+『スキンケアECプラス』
+
『正しい食事療法』
皮膚をよくするなら腸内環境を整える事が改善の第一歩になります!
ですので、スキンケアECプラスに加えて正しい食事療法を行うことをお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
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【症例報告制作者】看護師 杉浦
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