春の花粉症調査2025(四季の森どうぶつクリニック)

2025年2月、犬の花粉症の実態把握のため当院インスタグラムのオンラインショップアカウント(@shikinomori_onlineshop)のフォロワー様にご協力をいただき、アンケート調査を実施しました。

 

【春の花粉症調査2025(四季の森どうぶつクリニック)】

対象:現在または過去に「花粉症の症状が出たことがある犬」
期間:2025/2/21(金)~26(水)
方法:Googleフォームにて回答を収集

 

 

考察:

調査結果によると、花粉シーズン中に愛犬の皮膚の痒みに影響が出たと回答した飼い主は約9割に上りました。また、2 月~5 月にかけて愛犬に出る花粉症の症状で最も多いのは「体の痒み(72.2%)」、次いで「顔まわりの痒み(47.2%)」が多く、一部の犬で「くしゃみ(36.1%)」、目の痒み・充血・涙目等が起こることが分かりました。

愛犬のために実施している花粉症対策は1位がスキンケア(52.8%)、2位がサプリメント(38.9%)、3位が投薬治療(36.1%)で、食事療法を実施する人は約2割に留まりました。
尚、ほとんど全ての飼い主が花粉症対策として「腸内環境の改善」が重要であると知っていると回答しましたが、動物病院から受けた花粉症対策アドバイスに腸活や食事療法の提案があったと答えた人がいなかったことから、犬の腸活について具体的な対策方法がわからない飼い主が多く存在するのではないかと推測できます。

 

獣医師 平川からのコメント:

当院では毎年春や秋の季節の変わり目に 200 件以上、愛犬の花粉症状に悩まれて受診される方がいらっしゃいます。多くの場合「体のかゆみ」症状が花粉によるものだということがわからずに来院されるケースがほとんどです。
また、通っている動物病院でも花粉症に対する具体的な改善アプローチを受けられず、犬の花粉症はアトピー性皮膚炎の悪化など全身の痒みにつながることもあり、大きなストレスになることもあります。気になる症状があれば、早めに動物病院を受診してください。当院は今後も犬の皮膚病・行動診療に関する情報を発信し、飼い主の皆様に寄り添った製品やサービスを提供していくことで、愛犬と飼い主が快適に過ごせる社会の実現に貢献して参ります。


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知識系コラム https://www.instagram.com/shikinomori_onlineshop/

 

 

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