2025.02.17
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 5歳11ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇1歳前から
〇一年中ずっと痒みがあり
〇舐める>掻く=7:3
〇四肢の赤み、全身の湿疹
それでは初診時の様子をご覧ください。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・頚、胸、お腹、内股が特に薄い
・毛がよく抜ける
・地肌が見える
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
この症例の毛並みは一見キレイに見えがちですが、実は違います。
また、被毛形成異常の治療が正しくできていないと効くはずのお薬の効果が正しく発揮されません。
ポイント②:心因性
特定の場所を異常に噛んだり舐めたりするのは、
痒みだけが原因ではなく『心因性』の場合があります。
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
②腸活(免疫異常の改善)
・スキンケアECプラス
③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアp IIプラス
④週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
それでは治療から約3ヶ月後を比べてみましょう。
この子の場合、治療から1ヶ月後には痒みが1割まで減り、四肢の赤みも減りました。
治療から3ヶ月後には痒みや湿疹がなくなり、キレイな毛が生え揃いました!
治療前は体重が減少していましたが、当院の治療を開始してから元の体重に戻ってきています。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
投稿者: