フレンチブルドックの症例報告

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】3年続いた痒みが3ヶ月で改善!

2024.09.29

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ  5歳 5ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1年中続く痒み

〇舐める:搔く=6:4

〇舐め続けると止まらない

〇抗真菌剤やステロイドを試すが改善せず

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは左横顔です。
目の周りと口周りの皮膚が赤く炎症しています。

次に首です。
毛は薄く、本来隠れているはずの皮膚が見えています。

こちらは両前肢です。
止まらない舐め癖の影響か、脱毛し皮膚が炎症しているのが分かります。

次に胸~腹の写真です。
身体の内側はほとんど毛が生えていません。

こちらの写真は胸~腰の左側です。
フケと局所的な脱毛が目立ちます。

最後に左臀部です。
こちらも同様にフケと脱毛が目立ちます。

 

【初診時の診極め】

ポイント①被毛形成異常

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
・湿疹がある(皮膚が弱い)

これらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。

 ポイント②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。

 ・他の犬と仲良くできない
 ・ドライヤーや掃除機が苦手
 ・たまに食糞がある
 ・小枝の拾い食いをする
 ・紐やペットボトルが好きで壊す

これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。

 ポイント③3つの要因がかけ合わさった皮膚炎
この子は『アトピー』『膿皮症』『心因性』の3つの要因がかけ合わさり皮膚や被毛に影響が出ています。
そのため治療には、『正しい診極め』と、
『それぞれに適した処方』が必要であり、当院ではそれが可能です。
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【当院の治療プラン】

①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤・抗真菌剤・ステロイドの処方なし

②被毛形成異常
・投薬治療

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

⑤週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・モイストクレンジングオイルジェル

 

それでは治療後の様子と比べてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 


<治療から1ヶ月後>
・痒みが減る
・元々下痢気味だった便が形のある便に!
<治療から2ヶ月後>
・搔く:2割まで減る
・舐める:1~2割まで減る
・皮膚がすごくキレイになった!
<治療から3ヶ月後(After写真)>
・見た目がふつうの子まで改善した!
・搔く:無し
・舐める:無し

3年間治らなかった皮膚炎が、わずか3ヶ月で綺麗な皮膚と被毛に生まれ変わりました。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
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受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 パーソナルPⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】アポキルを使わなくても治るんです!

2024.07.27

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ  3歳 10ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇半月前に引き取った時から病変あり

〇抗生剤、抗真菌剤、ステロイドで治療中

〇搔く、手舐めなどの痒み症状がある

〇薄毛や脱毛がある

〇皮膚の赤み

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首です。

次に右前肢の先です。

こちらは右前肢の脇~手先にかけてのお写真です。

胸~腹部の写真です。

最後に右体側の写真です。

 

全体的に毛は薄く、首~お腹は全く毛が生えていません。
四肢も同様脱毛しており、皮膚は赤く炎症しています。

 

【初診時の診極め】

ポイント:​被毛形成異常
全体的に毛が薄く、特に首、脇~股、四肢は地肌が見えています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。

被毛形成異常の特徴としては、

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける

が上げられます。


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【当院の治療プラン】

①アトピー
・投薬治療
※抗生剤、抗真菌剤、ステロイド、アポキルは使用しません!

②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※当院だけの特別な治療法です。

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

④週に1~2回のスキンケア(脂漏症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
 
 毎日のデイリーケア
・Medicareローション

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治療後の様子と比べてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

この子の場合、治療から2週間で痒みがほぼなくなり、
約1ヶ月後には痒みは無し!
同時に少しずつ毛が生えてきたと実感されています。

そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態まで改善!
引き取ってから初めて見た綺麗な状態と喜んでいただけました。


同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルPII+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】北海道往診からのオンライン診療で改善はできるのか

2024.04.29

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ  5歳 0ヶ月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇季節問わず1年中発症する痒みと発疹

〇換毛期関係なく年中多い抜け毛

〇4年間毎日アポキルを服用しても改善されない症状

〇手先はビショビショになるまで舐める

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

上から順に右側面、首、全体、脇、胸部~腹部、内股のお写真です。

全体的に毛が薄く、赤黒くなってしまった皮膚が見えてしまっていることが確認できます。

また、胸から内股にかけての湿疹が目立っています。


4年間も毎日アポキルを服用してもこの症状は改善されませんでした。

しかし、当院で受診し適切な診断や治療を行うことでたった3ヶ月で改善されていきました。

症状が改善された理由は2点の隠れた病気でした。

〇1つ目 『被毛形成異常』

写真からも見てわかるように
この子は地肌が見えてしまっていて全体的に毛が薄く細く、身体の内側は毛が生えていない状態です。
加えて飼主様の悩みであった1年中ある抜け毛があります。
実はこれこそが病気の1つ目『被毛形成異常』です。

実はこの病気一般的にはあまり認知されていないために
見落とされてしまいやすい病気です。
この病気に対し治療を行って行かないと改善には繋がりません。

〇2つ目 『心因性』

この答えこそがアポキルを服用しても改善されなかった原因です。
純粋な痒みの症状であればアポキルでコントロールする事ができます。
つまりこの子の痒みは純粋な痒みだけではないという事になります。
この子が体を搔いてしまうのは痒いからだけでなく『心因性の掻痒行動』が合わさっているからです。

心因性と診断される行動はいくつかありますが
この子には以下の行動パターンが確認できました。

・トラックやバイクが苦手
・他の犬に対しては隠れてしまう
・掃除機には怒り攻撃する
・小石や木の枝を咥える
・飼主様の後ろをついて回る
・興奮し、走り回る
・頑固でお気に入りの物は放さない

ご自宅のわんちゃんはこのような行動をとってはいませんか?

これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。

 

【今回の北海道往診のフレンチブルドッグに対して行われた当院の処方プランは合計4つ】

①純粋な痒み(アトピー&膿皮症)には
・投薬治療
※抗生剤処方なし

②被毛形成異常には
・投薬治療
・スキンケアECプラス

③心因性には
・投薬治療

④上の3つに+して週に1回のスキンケア
・Medicareシャンプー
・Medicareオイル
・Medicareスキンケアオイルジェル

 

それでは治療後の様子と比べて見ましょう。

 

 

 

 

 

白い被毛が生えてきて皮膚の赤みや発疹も初診時より改善されたことがわかると思います。

痒み=痒い、薄毛=個性などの固定概念にとらわれず、別の原因、別の視点から考えアタックしてみる事が短期改善に繋がる重要な事と言えます。

 

今回の症例に似た症状でお困りのわんちゃんは、当院までご相談ください。

もし受診が難い場合は、
・適切な食事
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 パーソナルPⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 廣田

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】オンライン診療で手舐め行動は改善できるのか

2024.01.31

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 9歳1ヶ月 女の子

 

【経過】

〇1歳から痒み

〇症状は季節関係なく1年中続く

〇傷ができるほど掻いてしまう

〇薄毛

〇寂しい時に手を舐める

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

こちらは左後肢です。
円形脱毛が多数見られます。

次に右側の体側です。

 

 

【初診時の見極め】

 ポイント①被毛形成異常
 全体的に毛が薄く、地肌が見えてしまっています。
 アンダーコートが生えていないのは病気です。
 この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。

 ・全体的に毛が薄い、細い
 ・地肌が見える
 ・被毛が硬い
 ・毛がよく抜ける

こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してアプローチをしなければ改善できません。

 ポイント②心因性
 心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。

 ・留守中や興奮時に身体をどこかにこすりつける
 (在宅中はしない)
 ・他の犬や人を寄せ付けない
 ・おもちゃを壊す
 ・乗り物(自転車やバイク)の飛びつく
 ・枯葉や猫を追いかける
 ・食糞や拾い食いをする
 ・飼主の後を執拗に追う
 (お風呂の前で待っている)
 ・頑固な面がある(お気に入りの場所を譲らない)
 ・手を舐めている

これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。







【当院の処方プラン】

①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤処方なし

②被毛形成異常
・投薬治療
・スキンケアECプラス
・アロペシアGR+

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法

④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

⑤週に2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareローション

 

それでは治療後の様子と比べて見ましょう。

 

 



この子の場合、治療から約3週間後には毛並みが良くなりツヤも出て、円形脱毛もなくなりました。
心因性からくる体のこすりつけはほぼなくなり、
手舐め行動も3割まで減り、声をかけるとすぐやめてくれるようになりました。
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同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 パーソナルPⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】抗生物質使用しない膿皮症治療

2023.12.09

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ  4歳9ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1歳から続く痒み、抜け毛

〇抗生物質やステロイド、サイトポイントを試すが、改善せず

 

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

毛が薄い状態です。

こちらは胸の写真です。

胸やお腹も毛が薄く、地肌が見えてしまっています。

次にお腹の写真です。

最後に身体側面のお写真と一部を拡大した写真です。

 

身体側面の円形脱毛がいくつかできています。


 【初診時の見極め】

 ポイント①毛並み異常
一般的には知られていない病気で、被毛形成異常を見落とされていると皮膚が弱いままのため、さらに膿皮症は治りにくくなります。
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
・湿疹がある(皮膚が弱い)
こちらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。

 ポイント②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。

 ・ドライヤー嫌い
 ・家族の中で苦手な人がいる
 ・髪の毛を食べる
 ・木の実や葉っぱを食べる
 ・頑固(散歩中に好きな人に合わないとスムーズに歩けない)
 ・飼主様の後ろをついて回る
 ・興奮し、走り回る

これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。



【当院の処方プラン】

①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤処方なし

②被毛形成異常
・投薬治療

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

⑤週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー

 

それでは治療から約3ヶ月後の様子と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

この子の場合、治療から約2週間後には毛並みが良くなり、毛質が柔らかくなりました。
1か月半後には痒みや舐める行動が3割ほどに減り、湿疹も無くなりました。

 

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 パーソナルPⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】抜け毛 もしかして病気?

2023.11.10

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 0歳4ヶ月 女の子

 

【経過】

〇困るくらい抜け毛が多い

〇痒みは無い

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首です。

次に右前肢の内側です。

こちらは胸腹部です。

そして脇の拡大写真です。

 

最後に左内股の拡大写真です。

 

【初診時の診極め】

ポイント:​被毛形成異常
脇~股にかけ被毛が薄く、地肌が見えています。
身体の横や背中側は毛は生えていますが硬く、仔犬らしい柔らかい毛は生えていません。

被毛形成異常の特徴としては、

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける

が上げられます。

治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してのアプローチをすることが大事です。
.
.
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【当院の処方プラン】
①被毛形成異常
・投薬治療

②腸活(免疫異常の改善)
・スキンケアECプラス

 

 

それでは治療後の様子と比べて見ましょう。

 

 

 

 

 

 



治療から1か月後には抜け毛が減り、毛が柔らかくなっていると飼主様が感じられています。
そして治療から3ヶ月後には、
抜け毛が無くなりAfter写真の状態まで改善しました。

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このような『薄毛・抜け毛』で、お困りの方はぜひ当院までご相談ください。
当院への受診が難しくホームケアのみでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
をお勧めします。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】脱!エリカラ生活 特別な治療法

2023.09.09

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 7歳10ヶ月 男の子(去勢済)

 

【経過】

〇1歳から皮膚が赤く、湿疹と薄毛が見られる

〇最近になり舐める行動が止まらなくなった

〇24時間エリザベスカラー生活

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首です。
被毛は薄く、赤い皮膚が見えます。

次に胸~腹部です。
ほとんど毛が生えていません。

胸の拡大写真です。

こちらは左脇の拡大写真です。
胸、腹部と同様ほとんど毛がありません。

次に右体側の胸です。

そして右体側腹部です。

最後に右後肢です。
毛は生えていますが薄いです。

 


【初診時の診極め】

ポイント①​被毛形成異常
全体的に被毛が薄く、地肌が見えています。
フレンチブルドッグは単純なアトピーでないことが多く、
「毛並み異常」を併発してアトピーや膿皮症の悪化を起こしています。

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける

こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してのアプローチをすることが大事です。

②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。

・他の犬の匂いを嗅いだ後に攻撃的になる
・ドッグランで一人で走り回る
・特定のものが好き
・バイクや車の音に怒る
・ロックオンしたものを追いかける(自転車など)
・掃除機のコードの巻取り時、興奮し飛びかかる
・落ちているもの(小石、木の実など)を拾い食いする
・食糞をする
・フローリングを舐める
・ぬいぐるみを破壊し中綿を出す

これらの行動は犬の成長過程の一つの事もありますが、
この行動パターンを示す症例は心因性の掻痒行動(舐める・噛む・掻く)が強く出る事があります。
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【当院の処方プラン】
①アトピー
・投薬治療

②膿皮症
・食事療法

③被毛形成異常
・投薬治療

④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

​⑤週1回のホームスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー

 

 

それでは治療後の様子と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 



治療から1か月後にはエリザベスカラー生活が12時間まで減り、舐め行動も5割まで減りました。
毛が生え始め、痒みも5割程度にまで減りました。

そして治療から2ヶ月後には、After写真の状態まで改善されました。
毛質が改善し毛量が増えています!
エリザベスカラーは飼い主さま外出時に使う程度で、
舐め行動も2~3割まで減らす事ができました。
『毛が全く違う!人生初!』と飼い主さまに喜んでいただけました。

現在初診から6ヶ月経過していますが、
舐め行動は治療前の1割くらいと少なく、「声をかけたらすぐに止まる程度」と順調に改善しています。
心因性へのアプローチは長期でみていくことが重要です。

 

インスタグラムでは毛をかき分けている動画が見れます!ぜひご覧ください。



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当院への受診が難しくホームケアのみでアプローチする場合は、
・食事療法
・スキンケア
・免疫異常:スキンケアECプラス
・毛並み異常:アロペシアGR+
・心因性:パーソナルケアPⅡ+
がお勧めです。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】アポキルより大事な○○対策

2023.09.02

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 7歳1ヶ月 男の子(去勢済)

 

【経過】

〇一年中続く痒み

〇アポキルがあまり効かない

〇身体の内側がほぼ脱毛している

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首~胸です。
皮膚は赤く毛が生えていません。

続いて胸~腹部です。
首に続いてこちらも皮膚が赤く、毛は生えていません。

胸の拡大写真です。

次に首の右側です。
傷になるまで掻きむしり、出血しています。

こちらは右前の足先です。
像の皮膚のように肥厚しています。

こちらは右側の腹部です。

そして最後に右後肢です。
色が薄く見えるところは脱毛しています。

 

 

【初診時の診極め】

ポイント①初診時に毛包虫(ニキビダニ、アカラス)を確実に見つけること
題名の〇〇に入る言葉は”ダニ”です。
今回の症例は初診時に皮膚掻把検査を実施し毛包虫を見つけています。
毎回行う検査ではないので、初診時に必要かどうか見極め診断する必要があります。

ポイント②被毛形成異常
フレンチブルドッグは単純なアトピーでないことが多く、「毛並み異常」を併発してアトピーや脂漏症の悪化を起こしています。

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してのアプローチをすることが大事です。

【当院の治療プラン】

①ノミ・ダニ駆虫
・予防薬

②アトピー、脂漏症
・投薬治療

②腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

③被毛形成異常
・投薬治療

④週1回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー

 

それでは治療後のお写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 



この子の場合、治療開始から2ヶ月後には痒みが1割まで減り、
約3ヶ月後には柔らかく綺麗な毛が生え揃い、肥厚していた皮膚も正常に戻りました。
飼主様からは、「今がこの子の初めて見るベストな状態!」と喜んでいただけました。

.
.
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同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
・サプリ
 スキンケアECプラス(腸活)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】飼主様から『毛並みがきれい』と喜んでいただいた症例

2023.07.29

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 2歳4ヶ月 女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1才から痒み

〇脇のベタベタ、臭い

〇掻き出すと長く、傷になる程の痒み

〇全身の黒い皮脂(膿皮症)

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは耳のお写真です。

耳介辺縁皮膚症があり、フケや毛が束になって抜けています。

次は首の写真です。

毛が薄く、地肌が見えてしまっています。

こちらは脇、腕の写真です。

次に胸、お腹の写真です。

無数の湿疹があります。

 

最後に後ろ足の写真です。

毛は薄く、湿疹もできています。

 

それでは治療後のお写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

【初診時の診極め】

ポイント①被毛形成異常
フレンチブルドッグは単純なアトピーでないことが多く、「毛並み異常」を併発してアトピーの悪化を起こしています。
毛並み異常(被毛形成異常)を見落とすと皮膚が弱いままのため、膿皮症を繰り返すことが多いです。
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してのアプローチをすることが大事です。

ポイント②免疫異常
免疫異常は目に見えず数値化できないため、原因がはっきりとわからないまま「アレルギー」と置き換えられてしまうことがあります。
特に繰り返す湿疹を特徴としている膿皮症の原因がアレルギーから起きていることはほとんどなく、別のところに問題が隠れていることの方が多いのが現実です。

ポイント③耳介辺縁皮膚症
・耳の辺縁を中心に脱毛
・フケや痂疲を伴って束で抜ける
・症状が酷い場合はひび割れたり、引っ掻いて出血することも
耳の脱毛だけであれば無症状のことが多いのですが、皮膚病が治らない原因が耳にでているため、耳の治療と皮膚の治療はセットで考える必要があります。
この耳の辺縁が脱毛する原因と治療法を分かってないと皮膚病は治りません。

【当院の治療プラン】

①アトピー
・投薬治療
※抗生剤は使っていません

②腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

③被毛形成異常
・投薬治療

④週1回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・Medicareジェル

この子の場合、治療開始から2ヶ月後には皮脂もだいぶ減り、痒みもほぼ無くなりました。
そしてアンダーコートが再生され毛並みが改善したことによりフワフワ、サラサラの毛に。
結果、毛並み治療をすることにより抗生剤を使わず膿皮症が消失しました。

飼主様からは、「毛並みがステキ!」と喜んでいただけました。
またトリマーさんにも「ホントすごい!」と褒められたそうです。

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】オンライン診療で本当に治るのか

2023.07.04

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

当院では、初診時は直接診察させていただき、2回目からの診察をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

今回はオンライン診療で改善したフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ 7歳2ヶ月 男の子

 

【経過】

〇7歳になってから無数の円形脱毛ができるようになった

〇痒みがあり、掻いたり、転がって体を擦ってしまう

〇頭や背中の皮膚が硬い

 

それでは対面で診察した初診時の様子をご覧ください。

まずは正面からのお写真です。

次に頭です。

円形に脱毛しているのが分かります。

こちらは背中とその拡大です。

脱毛しており、その部分は赤く、ただれており、皮膚もゴワゴワと硬くなっています。

 

 

最後にお腹です。

脱毛している部分が何箇所もあります。

 

それでは治療後のお写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

【初診時の診極め】

ポイント①毛並み異常
一般的には知られていない病気で、被毛形成異常を見落とされていると皮膚が弱いままのため、さらに膿皮症は治りにくくなります。
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
・湿疹がある(皮膚が弱い)
こちらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。

ポイント②免疫異常
免疫異常は目に見えず、数値化できないため、原因がわからないまま「アレルギー」と置き換えられて考えることがあります。

「アレルギーではない免疫異常」と「普通と思っていたことが、実は病気」がわからないとずっとスッキリしない状態が続いてしまいます。
的確な医療があれば写真のように「見たことない!」というくらい劇的に改善するのですが、この治療は教科書には掲載されていないため現時点では当院でしか提供できない治療です。

【当院の治療プラン】

①アトピー
・投薬治療

②腸活(免疫異常の改善)
・食事療法

③被毛形成異常
・投薬治療

④週1~2回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・Medicareジェル

⑤腸活(免疫異常の改善)
・食事療法

この子の場合、治療開始から3週間も経たないうちに痒みが1割に減り、2か月後には湿疹も減りました。

同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルケアpⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

【初診申込はホームページから】

①初診申込はWEBフォームより24時間受け付けています。
※通常、申込内容確認後1~2営業日での返信を目指していますが、休診日をまたぐ場合や、申込が立て込むともう少しかかる場合もあります。

→当院ホームページの【初診の方へ】をお読みいただき、該当する申込フォームを記入・送信してください。

 

②関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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