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【フレンチブルドッグの皮膚科治療】アポキルを使わなくても治るんです!

2024.07.27

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はフレンチブルドッグの子の症例です。

 

【症例】

フレンチブルドッグ  3歳 10ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇半月前に引き取った時から病変あり

〇抗生剤、抗真菌剤、ステロイドで治療中

〇搔く、手舐めなどの痒み症状がある

〇薄毛や脱毛がある

〇皮膚の赤み

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首です。

次に右前肢の先です。

こちらは右前肢の脇~手先にかけてのお写真です。

胸~腹部の写真です。

最後に右体側の写真です。

 

全体的に毛は薄く、首~お腹は全く毛が生えていません。
四肢も同様脱毛しており、皮膚は赤く炎症しています。

 

【初診時の診極め】

ポイント:​被毛形成異常
全体的に毛が薄く、特に首、脇~股、四肢は地肌が見えています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。

被毛形成異常の特徴としては、

・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける

が上げられます。


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【当院の治療プラン】

①アトピー
・投薬治療
※抗生剤、抗真菌剤、ステロイド、アポキルは使用しません!

②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※当院だけの特別な治療法です。

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

④週に1~2回のスキンケア(脂漏症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
 
 毎日のデイリーケア
・Medicareローション

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治療後の様子と比べてみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

この子の場合、治療から2週間で痒みがほぼなくなり、
約1ヶ月後には痒みは無し!
同時に少しずつ毛が生えてきたと実感されています。

そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態まで改善!
引き取ってから初めて見た綺麗な状態と喜んでいただけました。


同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルPII+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 上林

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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