2016.07.24
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
夏になりましたが、この数日は日差しも弱めで非常に過ごしやすいですね!
こんなことを書くと暑くなりそうなのが怖いですが・・・(笑)
ブログ&症例報告が滞ってますが、仕事はコツコツと継続中です!
先日は3連休のうち2日間をつかって、関東&関西の計3都道府県で皮膚科診療を行いました。
1回の診察で改善までの道筋を描く・・・「診極め」がなければできないのですが、どこまでまたご報告ができればと思います。
今日は当院で取り組んでいる「皮膚病をスキンケア&サプリメントで治療する」の症例報告です。
こちらでスターターセットをご購入の方にはメール「無料相談」を受けております。
いくつか簡単な質問に答えていただき、お写真を添付してご返答しています。
もちろん当院への受診はないわんちゃんで、投薬治療は併用せず当院のスキンケア&サプリメントのみでチャレンジした使用前・使用後1ヶ月の比較です。
まずはご購入直後にメールでいただいた写真を紹介します。
【お腹】
この状態から1ヵ月後です。
非常に綺麗になりましたね!
「1ヶ月あれば改善するでしょう」と予測したお腹の湿疹はたった1ヶ月でここまで綺麗になりました。
顔・四肢端の皮膚炎が残っているため、すべての皮膚炎が同じように改善するわけではないのですが、写真のようなタイプであればかなりのわんちゃんが改善すると確信しています。
※参考までに予測での診断名は「細菌性の膿皮症」、そして「○○○○○」の影響を受けて皮膚が悪くなっています。
大事なことは写真をみて、何がどうなっているのかを「診極める」ことです。
当院はあくまで診療として皮膚病のわんちゃんを治療しています。
医療を基本にして、スキンケアとサプリメントを最大限に生かせる方法をお伝えしています。
そのためスキンケアとサプリメントが医療を超えるとは考えていません。
医療を併用せずスキンケアとサプリメントで改善する皮膚病は全体のほんの一部です。
※そのためサプリメントをなくして、さらにスキンケアのホンノ一部分であるシャンプー単独で皮膚病が治るとはほとんど考えていません!
そして、スキンケアとサプリメントで改善が見込めるタイプを診極めるこは十分に可能です。
遠方にお住まいで、当院への受診が困難な方でお写真を見ながら「似ている!」と思われた方は、オンラインショップをご利用ください。
※無料相談メールはスターターセットをご購入の方に限ります。
投稿者:
2016.03.25
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
今日は数ヶ月ぶりの、まじめな記事を書きます。
ちょうど1年前から「診察せずに、皮膚病をスキンケアとサプリメントでどこまで治るのか?」という取り組みを開始しました。
もちろん確信をもって望んでいるのですが、ご利用の飼主さまから改善のご連絡があると本当にうれしく思います。
つい先日もうれしい報告があったので、ご紹介させていただきます。
わんちゃんはフレンチブルドッグです。
ビフォー&アフターの順でご紹介します。
スキンケアとサプリメントの使用開始前の腹部の状態です。
ここから約2ヶ月です。
改善・・・というよりも、非常に綺麗になり、まったく異常なしといえるでしょう。
当院に受診されて投薬治療を併用したわけではりません。
もちろん直接当院を受診され、検査・治療をすることがはるかに治療成績が高いのですが、遠方にお住まいで当院を受診できない方には選択肢の一つになると思います。
スターターセットをご購入の方には、写真を拝見してアドバイスを行うことにも対応しています。
投稿者:
2015.12.07
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
日曜日にセミナーのために名古屋駅まで行きましたが、街はクリスマスモードでとても華やかでした♪
今年のクリスマスの予定はまだ決まっていませんが、麻衣子先生となにかおいしいものでも食べようと思っています。
今日は先日紹介したチワワの皮膚病の症例報告とほぼ同じ内容です。
平成27年10月28日のブログで 【診極め】チワワの脂漏性マラセチア性皮膚炎 で紹介した黒のチワワの治療症例を紹介します。
※画像をクリックすると大きくすることができます。
それでは顔の左右から。
続いて、頚部。
続いて、身体側面左から。
続いて、頚部の左側。
同じく頚部の左側の拡大です。
続いて、身体側面を右から。
最後に後ろ足。
非常に綺麗に改善しました。
治用に要した期間は7週間です。
このタイプの皮膚病は診た瞬間に治療方針を決めることができ、1~2ヵ月後が頭の中にイメージできる疾患です。
もちろん先入観で診てはいけないため、必ず複数の病態パターンを想定し、必要な検査をしながら目標地点まで最短ルートを描くことが重要です。
今年は「診極め」と評して、「改善しました」という事後報告ではなく、受診直後の状態を紹介し「今から治療を開始します」という背水の陣のような症例報告を数多く取り組んできました。
その診極めも今年は今回の症例報告で一旦終了なのですが、今年紹介した全症例で想定どおり改善させることができました。
ただ1年通してみたときに、この「初診時に診極め」の精度は90~95%だと思いますので、残りの部分でまだまだ反省すべきことは多々あると感じています。
医療ですので100%は絶対にないというのことはわかっているのですが、、+1%を積み上げるのに膨大な努力と時間を費やしながら100%にどれだけ近づけることができるのか・・・
ここまで到達すると1%がとてつもなく大きく、未知の世界でもあり、1年後のプラス1%さえ僕にはわかりません。
来年は今年できなかったことが一つでもできるように、また色々と考えて診察に取り組もうと思います。
昨日より今日、今日より明日
昨日できなかったことが今日できるように、今日できなくても明日できるように
がんばります。
投稿者:
2015.12.05
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
1年最後の12月、月日が経つのが早いと感じますね。
去年の自分に今の自分が想像できたのか?と考えると、来年の自分のポジションすらわかりません。
この数年はこの「社会におけるポジション」という言葉に振り回されて走り続けている自分がいます。
日々悩みはつきませんが、走り続けるための症例報告をします。
平成27年10月28日のブログ 【診極め】チワワの脂漏性マラセチア性皮膚炎 で紹介した症例の治療経過です。
本日平成27年12月5日に受診されたので、比較してみたいと思います。
初診時の状態は比較写真だけでなく、前回の記事もご参考にしてください。
当院受診までの経過は数年間に及び、当院は4件目の動物病院でした。
※画像をクリックすると大きくすることができます。
まずは顔の正面から。
続いて、下顎~頚部です。
若干小さいので、下顎の部分だけ単独で拡大してみましょう。
続いて、前肢です。
続いて身体の側面と、その拡大です。
赤み、痒み、臭いすべてクリアでほぼ症状はありません。
治療にかかった期間はわずか6週間、初診時に提案した検査項目・治療方針以外の追加・修正はなく、一寸の狂いもありませんでした。
前回の記事で黒チワワちゃんの症例も紹介したのですが、同じく痒みのコントロールができており順調です。
ただ被毛がまだ十分に再生していないので、もう少し先に紹介しようと思っています。
適切な医療に併用する大事なポイントはスキンケアとサプリメントです。
投稿者:
2015.08.25
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
休診日にあわせて胃腸風邪でダウン・・・・・まさに休息日となりました。
「めずらしく・・・」とでもいえれば仕事の疲れ?などいえるのですが、年に何度も熱を出すので基本的にちょっと病弱?
しかし食欲もしっかりあるせいか麻衣子先生もそんなに心配してくれません(涙)
休診日明けには元気になっているでしょう!
さて、最近ちょっと怠っていた症例報告です。
最近のマイブームは「いかに薬をつかわずに治すか?」です。
もちろん使用するのは当院にしかないスキンケア&サプリメントです。
何度もいうように医療を超えるわけではありませんし、万能ではないため、「優先順位は何か?」を診極める必要性がありますが・・・・・10中8,9はずしません。
先日来院されたわんちゃんでも診た瞬間「いける」と判断できたので、あえて初回に投薬治療を選択せずに治療スタートしました。
症例はフレンチブルドッグです。
初診時の状態をみてみましょう。
右のワキです。
大腿部の尾側からの写真です。
その拡大、左大腿部です。
同じく右大腿部です。
ここの状態から12日後の状態をみてみましょう。
写真をクリックすると拡大してみることができます。
右のワキ。
次は大腿部を尾側からみた写真です。
たった12日でここまで綺麗になりました。
診断名は細菌性皮膚炎、「膿皮症」です。
一般的な治療法としては「抗生物質の服用」ですが、今回の症例ではあえて処方しませんでした。
それは「スキンケアとサプリメントでいける!」と確信があったからです。
フレンチブルドッグの皮膚病には非常に特徴があります。
その一つがこの湿疹、細菌性皮膚炎「膿皮症」です。
皮膚で細菌が増えることで湿疹ができます。
治療で抗生物質を選択する理由は「抗生物質が皮膚に到達して、皮膚で増えている細菌を抑えることができるから」です。
しかし多くの症例で「再発」が認められます。
抗生物質は治療法として最適か?????
毎回お話していますが、もうみなさんおわかりですよね?
抗生物質では何か足りません。
そう、「なぜ皮膚で細菌が増えたのか?」をまったく無視したのが抗生物質での治療です。
抗生物質は増えた菌を抑えます。
確かにこの症例に抗生物質を処方すれば、同じような改善があったと思われます。
でも細菌が増える原因はまったく考慮されていません。
それに比べて当院のスキンケア&サプリメントは皮膚を正常化するために必要なケアができるように設計されています。
重症化している症例ではどうしても投薬治療を最優先性にするため、スキンケアとサプリメントは「補助と再発予防に」という目的で後から使いますが、本当はこの程度の皮膚病なら治してしまうほどの力があると実感しています。
基本はフレンチブルドッグ、イングリッシュブルドッグ、シーズーをメインにしていますが、当院ではトイプードル、チワワ、ヨーキーなどさまざまな犬種でも使用しています。
皮膚トラブルでお困りの方はぜひご利用ください。
すでに当院で通院されている倍以上の方が、オンラインショップで継続使用されています。
また、当院では遠方の方のために「遠隔診療」にも取り組んでいます。
遠隔診療とは、1回目の初回に実際の診察を行い、2回目以降を写真とメールで継続治療する診療です。
スキンケアとサプリメントが万能ではないため、医療とセットにすることが最も重要と考えています。
すでに石川県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県と遠方からの遠隔診療を行っています。
すべての皮膚疾患が遠隔診療の対象になるわけではありませんが、シーズ、ブルドッグ犬種(フレンチブルドッグ、イングリッシュブルドッグ)を中心に、HPに掲載されているような典型的な症例では十分にコントロールすることが可能ではないかと考えています。
その他犬種としては、トイプードルの脂漏性疾患も遠隔診療でいい結果がでています。
ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
四季の森どうぶつクリニック
平川将人
投稿者:
2015.03.21
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
今回はフレンチブルドッグの症例報告です。
【症例】
フレンチブルドッグ 9歳 男の子
【過去の病歴】
〇6年前から皮膚病
〇当院治療前に免疫抑制剤を約3ヶ月使用したが改善なし
それでは初診時の状態をみてみましょう。
※一部画像をクリックすることで大きくすることができます。
まずは全体です。
続いて、顔を正面から拡大します。
同じく顔のシワの拡大です。
同じく顔の左側、シワの拡大です。
続いて、右耳。
同じく右耳の拡大です。
続いて、下顎~頚部です。
同じく下顎の拡大です。
同じく頚部の拡大です。
続いて、右前肢です。
同じく右前肢のワキに近い部分の拡大。
同じく右前腕の拡大です。
続いて、腹部とその拡大です。
ここから治療2ヵ月後です。
画像をクリックすることで拡大することができます。
非常に綺麗になりました。
フレンチブルドッグの症例の中ではかなり重度のため集中的な院内薬浴を4回実施したことに加え、全身的な薬物療法(お薬を飲むこと)も併用しました。
このようなタイプでは皮膚のコンディションを改善することが何より重要になるため、スキンケアを集中的に行う必要があります。
当院では医学的な治療を含めたメディカルスキンケアを院内で行っておりましたが、かねてから要望があった「遠方のため当院を受診できない飼主さまが自宅でもできるスキンケア」にも対応することにしました。
すべての皮膚病がスキンケアで改善するわけではありませんが、適切な基礎疾患の診断と医療とともに併用することで治療成績の向上に役立つと考えています。
投稿者:
2015.03.15
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
昨日スキンケア商品とサプリメントの紹介をしましたが、今日はこれに絡めて皮膚病の再発防止についてお話します。
治療を行うことで改善するのは当然として、治療を終了もしくはフェードアウトしていくとどうでしょうか?
そのまま再発がないにこしたことはありませんが、当院を受診するわんちゃんは重要例が多いためやはり再発は十分に考えなければいけない症例の方が多いのが現状です。
そのため治療がうまくって、お薬をなくして治療レベルを落としていくときにはこの再発の可能性を十分に考慮しながら治療をやめていきます。
大事なのは「再発したらまた同じ治療をしましょうね」ではなく、「再発したら次どうするのか?」を考えながら治療をやめていくことです。
今回紹介する症例はこの再発についての症例報告です。
経過は非常に長いのですが、
①最初のアプローチは投薬、薬浴で徐々に改善
②十分に改善しているところで徐々に治療薬からフェードアウト、そして薬浴の間隔を長くする
③治療レベルを落としたところ再発
④治療を再開するが、最初の治療方針とは異なるアプローチをする
という概要です。
参考までに今回の症例は以前簡単に紹介している症例です。
⇒ プチ症例報告
それでは再発時の状態をみてみましょう。
病変は体幹部、背中からみていきます。
次に頚部のやや右から。
続いて腹部の右側面から。
皮脂・フケが多いためシャンプーで除去すると皮膚炎のレベルがよくわかりますので、シャンプー後の状態をみてみましょう。
やや左から。
ここから2週間後です。
実際によくみると病変がないわけではなく、個人的にはまだあるという評価ですが、初診時と同じ条件の写真で比較すると随分ときれいになっているのがわかると思います。
では今回の2週間は初診時と同じ治療をしたのか?というと実は違います。
もちろん同じ治療をほどこしても改善するとは思うのですが、同じことをしてしまうと治療のフェードアウトのときに今回と同じ再発を招いてしまいます。
そのため次は再発防止を意識して別のアプローチが必要になってきます。
今回は言葉では悪く聞こえてしまうかもしれませんが「再発必至ですが、それでも再発を前提にあえて治療からフェードアウトしましょう」としました。
もちろん僕の中では同時に「再発したら次のアプローチはこう!」というのを決めて望みました。
参考までに使用したのは先日も紹介した改良に改良を重ねたサプリメントです。
元々外用薬も併用していたのですが、外用薬だけで効果がでたのでは?という点については、外用薬を体幹の右半分の局所のみとしたため、全体が改善したことを考慮するとサプリメントが十分に効果がでたのではないかと思います。
投稿者:
2014.10.31
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
秋もまだ半ばですが、もう冬が目の前に来たような肌寒さを感じますね。
当院では仕事のピークが春の4~5月と、秋の10月の2回あるのですが、今年もその2度目のピークがちょうど終わりようやく一安心です。
この先は来春まで穏やかな日々が続くと思うのですが、前回のブログに書いたように次のシーズンに向けて新しい取り組みをしているので、有意義な半年にしたいと思います。
そんな最近の僕を元気にしてくれたのはノーベル賞を受賞した天野氏のあるインタビューで「どれだけ失敗しても、寝て朝おきると新しいアイデアが浮かび、「今日はうまくいきそう」と思ってやっていた」という内容の言葉です。
レベルは違いますが、以前できなかったことをできるようにするために・・・のエネルギーになりますね!
では今日はパグの症例報告です。
【症例】
パグ 5歳 女の子(避妊手術済)
【病歴】
〇2年前からワキ、お腹の赤みと痒み
〇冬より夏が悪化しやすい
〇今年の6月からさらに悪化し、今が最も悪い
〇背中には皮膚病はでない
〇抗生物質+抗真菌剤を服用し、改善がないためさらに抗生物質を1種類追加併用するも改善なし
それでは初診時の状態です。
この状態は来院そのままの状態で、バリカンでカットなどは行っていません。
初診時から3ヶ月弱の治療後との比較をみてみましょう。
※すべてクリックすると画像を大きくしてみることができます。
このタイプもパグに多い難治性皮膚疾患の一つですね。
院内薬浴を併用することで著しい改善が認められます。
投稿者:
2014.10.05
☆シーズーの難治性皮膚病の治療報告☆
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
昨日に紹介したシーズーの症例報告ですが、重大な間違いがありましたので、修正させていただきました。
治療前と治療後として「2回の薬浴、4週間後」と記載して掲載しましたが、本当は「1回の薬浴、2週間後」の間違いでした。
むしろ「たった1回、2週間後でこれだけ綺麗になった」という変化としてみていただければ幸いです。
改めて、2回の薬浴4週間後の状態を掲載します。
まずは治療前、
※クリックすると拡大してみることができる画像もあります。
ここから2週間に1回薬浴として、2回目薬浴の2週間後(治療開始から4週間後)の状態です。
2週間後に頚部に残っていた皮膚病変も非常に綺麗に改善しました。
「シャンプー(スキンケア)する」と「薬浴(メディカルスキンケア)」の違いですが、やはり病院内でしか行えない処置がありますので治療成績とスピードには雲泥の差があります。
シャンプーして2~3日で元も戻ってしまう脂漏性&マラセチア性皮膚炎であっても、当院のメディカルスキンケアであれば驚くほど皮膚機能の改善が期待できます。
投稿者:
2014.10.04
☆シーズーの難治性皮膚疾患の治療症例報告☆
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
麻衣子先生がブログで「継続は力なり」と力説しているすぐ隣でさぼっていた院長です・・・反省してます。
「よし!本腰入れてがんばるぞっ!」と熱心だったのも一瞬で、数例まとめたらまた力尽きてしまいました。
最近は社二病がぶりかえしており、妄想にふけっていることが多くなっていました。
現実にしっかり目を向けて、久しぶりの症例報告です。
【症例】
シーズー 男の子 6歳
【経過】
〇3才のころから内股、顔の痒みあり
〇季節性(夏>冬)もあるが、冬が治るわけではなくほぼ1年通して痒みがある
〇2件の動物病院受診するも改善なし
それでは初診時の状態を見てみましょう。
※それぞれ画像をクリックすると大きくすることができます。
ここから4週間後(2回の院内薬浴後)をみてみましょう。
訂正:2週間後(1回の薬浴後)です。
※画像をクリックすると大きくすることができます。
1回の薬浴後2週間後の再診でしたが、この時点でほぼ綺麗になっていました。
口唇~下顎が非常に重度で、慢性化していたためまだ被毛の再生がみとめられませんが、痒みはほぼありません。
なによりたった2回の薬浴と4週間では劇的な改善と評価できると思います。
訂正:1回の薬浴後の2週間後としては
診断名はシーズーのアトピー性皮膚炎&脂漏を伴うマラセチア性皮膚炎です。
シーズーの場合はこれが典型的のため、治療は非常に簡単で院内薬浴(スキンケア)がメインとなります。
「シャンプーすればいい」ではなく、スキンケアです。
追記:後日4週間後の状態も掲載します。
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