2015.12.07
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。
日曜日にセミナーのために名古屋駅まで行きましたが、街はクリスマスモードでとても華やかでした♪
今年のクリスマスの予定はまだ決まっていませんが、麻衣子先生となにかおいしいものでも食べようと思っています。
今日は先日紹介したチワワの皮膚病の症例報告とほぼ同じ内容です。
平成27年10月28日のブログで 【診極め】チワワの脂漏性マラセチア性皮膚炎 で紹介した黒のチワワの治療症例を紹介します。
※画像をクリックすると大きくすることができます。
それでは顔の左右から。
続いて、頚部。
続いて、身体側面左から。
続いて、頚部の左側。
同じく頚部の左側の拡大です。
続いて、身体側面を右から。
最後に後ろ足。
非常に綺麗に改善しました。
治用に要した期間は7週間です。
このタイプの皮膚病は診た瞬間に治療方針を決めることができ、1~2ヵ月後が頭の中にイメージできる疾患です。
もちろん先入観で診てはいけないため、必ず複数の病態パターンを想定し、必要な検査をしながら目標地点まで最短ルートを描くことが重要です。
今年は「診極め」と評して、「改善しました」という事後報告ではなく、受診直後の状態を紹介し「今から治療を開始します」という背水の陣のような症例報告を数多く取り組んできました。
その診極めも今年は今回の症例報告で一旦終了なのですが、今年紹介した全症例で想定どおり改善させることができました。
ただ1年通してみたときに、この「初診時に診極め」の精度は90~95%だと思いますので、残りの部分でまだまだ反省すべきことは多々あると感じています。
医療ですので100%は絶対にないというのことはわかっているのですが、、+1%を積み上げるのに膨大な努力と時間を費やしながら100%にどれだけ近づけることができるのか・・・
ここまで到達すると1%がとてつもなく大きく、未知の世界でもあり、1年後のプラス1%さえ僕にはわかりません。
来年は今年できなかったことが一つでもできるように、また色々と考えて診察に取り組もうと思います。
昨日より今日、今日より明日
昨日できなかったことが今日できるように、今日できなくても明日できるように
がんばります。
投稿者: