2025.01.16
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はパグの子の症例です。
【症例】
パグ 4歳7ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇1歳頃から肘、お腹、四肢の赤み
〇舐める>搔く=9:1
〇アポキル服用するとぐったりする
〇ビクタスクリームをずっと塗っていた
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは首の写真です。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
これらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してのアプローチをすることで皮膚の状態が良くなっていきます。
言い換えると、この薄毛が皮膚病悪化の原因と判断できない&治療方法がわからないでいるとずっと悪い状態が続きます。
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
※アポキルの処方はありません
②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※この毛並み異常への投薬の選択は教科書に載っていないため、当院でのみ受けれる治療法です。
③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアpⅡ+
④腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
⑤週に1回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareローション
それでは治療から約3ヶ月比べてみましょう。
この子の場合、初診時から2週間で肘の皮膚が綺麗になり舐める事が減ったと実感されました。
さらに1ヶ月後には毛量が増え、人生初!と喜んでいただけました。
そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態まで改善!
毛が抜けずモコモコの毛が維持されています。
周りからは『パグっぽくなった』と言っていただけたそうです。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPII+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
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【症例報告制作者】 岡崎
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