症例別

【シェットランドシープドッグの皮膚科治療】毛並み異常と腸内免疫の異常

2022.07.15

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はシェトランドシープドッグの子のご紹介です。

 

【症例】

シェットランドシープドッグ  1歳2か月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇3ヶ月前から全身に円形脱毛ができた

〇痒みがあり、背中を噛む、口を掻く様子が見られる

〇内服薬と外服薬を継続して使用しても改善されなかった

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

 

こちらは胸、お腹のお写真です。

 

 

 

 

次は横から見た右前肢のお写真です。

 

最後は背中の皮膚の拡大したお写真です。

 

首、胸、お腹、前肢は毛が薄く、一部は地肌が完全に見えてしまっているところもあります。

背中には円形脱毛ができています。

 

それでは、初診時から約2ヶ月後の様子と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

比べていただくと全体的に毛量が増えフワフワになりました。背中にできてしまっていた円形脱毛もなくなり、しっかり毛も生えました。

 

この子の場合、膿皮症のため抗生物質の内服薬が標準治療になりますが、「服用すると治る、やめると再発する」ことが課題です。
今回は膿皮症が治りにくい根本的要因として「毛並みの異常」と「腸内免疫の異常」を疑い、毛並み治療と「正しい食事療法」
「腸内免疫改善のためのサプリ(スキンケアECプラス)」を服用していただきました。
 
 
 
膿皮症が繰り返されるには理由があり、ほとんどが「診落とし」「食事療法の間違い」「腸内免疫の異常」です。
初診時に「診落とし」に気づくこと、「正しい食事療法」を指導できること、根本的な体質改善「スキンケアECプラス(サプリ)」があることが今回のポイントです。
今回のポイント診落とし、食事管理、サプリを解説していますので参考にしてください。
 
 
 
ポイント①診落とし
 
犬の基本は「フワフワ&モコモコ」です。
今回の症例の第一印象は「薄い&細い」です。
毛が薄く、身体が細く見えるほどで、特に腕・尾が細いことに気づくべきです。
この異常が皮膚コンディション異常を生み出していますので、根本的に皮膚を強くするには、この毛並みを改善する必要があります。
 
 
ポイント②食事療法の間違い
 
「よかれ」と思って選び抜いたドッグフードや、考え抜いた食事管理が治らない原因になっていることも多くあります。
改善がないときの共通点は「今の判断が間違っている」「原因は一つではない」と捉え、すべてを見直すことをお勧めします。
 
 
ポイント③スキンケアECプラス
 
正しい食事管理と目的は同じですが、腸内免疫を改善することが重要になります。腸内免疫の改善に役立つのが当院が開発したスキンケアECプラスで、3種類の豊富な乳酸菌、2種類のオリゴ糖、食物繊維が配合されており、体質改善に役立ちます。
 
 
今回使用しているスキンケアECプラスのサプリメントは当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【キャバリアの毛並み治療】アポキルもサイトポイントも効かない

2022.07.12

こんにちは。キャバリアの皮膚病にも力を入れている四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、色々な薬を続けても改善しなかったキャバリアの症例をご紹介します。

 

 

【症例】

キャバリア  6歳7ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1歳前から6年以上続く痒み

〇アポキル、サイトポイント(注射)、インタードッグ(注射)、アレルギー療法食(アミノ酸まで分解)を続けたが改善しない

〇舐めだしたら止まらない、傷になるまで掻く

 

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

 

 

まずは顎から首の写真です。

皮膚の赤みと脱毛が見られます。

 

こちらは胸から下の写真と前肢の写真になります。

脇や手を舐めることもあり、こちらも赤みや脱毛が見られます。

 

 

 

 

続いてお腹全体の写真と、腹部のアップの写真です。

全体的に薄毛でお腹にはほとんど毛がありません。

 

 

最後に後肢の写真です。

こちらも地肌が見えるほど毛が薄くなっています。

 

 

 

それでは約3ヶ月後の写真を比較してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか

 

まず、毛量が格段に増えています。写真では分かりづらいかもしれませんが毛並みも良くなりました。舐めたり掻くことが減ってきたこともあり、赤みも落ち着いています。

今回はアポキルやサイトポイントが効かない理由、アレルギー療法食を辞めた方がいい理由を説明し、「見落とされている遺伝的要素」に対しての積極的な治療を行いました。

当院でもアポキルは処方していますが、現在は「3日に1回の服用」と非常に少ない投薬量でコントロールできるようになりました。

アポキルもサイトポイントも痒みに対しては非常に高い効果を示すため、効かない場合は「基礎疾患の診落とし」「食事療法の間違い」を疑う必要があります。

今回はポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

 

 

【今回の症例の考えるべきポイント】

 

ポイント① アポキルが効かない理由

→隠れている体質異常を診落としている。

具体的には「毛並み異常」で、治療後は毛並みが抜群によくなっている。

 

ポイント② サイトポイントが効かない理由

→上記①と同じく、アポキルが効かないときは基本的にサイトポイントも効きません。

 

ポイント③ 痒みだけではないこと

→「後肢で掻く」「舐める&噛む」が必ずしも痒みから起きているわけではありません。

また痒み相応の掻く・舐める・噛むではなく、痒み以上に過剰な掻痒行動がでてしまう子もいます。 

こういった「癖・行動」に着目したアプローチが不足すると、難治性になってしまいます。

 

ポイント④ 食事療法の間違い

→「よかれ」と思って選んだアレルギー療法食が体質に合っておらず、悪化要因になっていることが多いです。

特にアレルギー対応をうたった「加水分解」「アミノ酸」「グレインフリー」「グルテンフリー」といった食事は悪化要因になる事が多いため、当院では推奨していません。

 

ポイント⑤ 選択するお薬の間違い

→アポキルを使うことが間違いということではなく、アポキルが効かない隠れた要因に対して治療することが重要になります。そうすることで少ないアポキルで痒みをコントロールすることができるようになります。

 

ポイント⑥ 毛並みの異常に気付くこと

→治療後の毛並みと比較しなければ難しいかもしれませんが、初診時「毛並みが悪い」と気付くことができなければ治療はうまくいきません。皮膚病があるから毛並みが悪いわけではなく、「毛並みが悪いから皮膚が悪い」という逆の視点が必要です。これに気付けなければずっと治らないでしょう。

 

 

この疾患は当院でしか診断・治療ができないため、「うちの子の毛並みは悪いかも」と感じた方は、是非当院までご相談ください。きっと劇的によくなります。

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

 

 

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ワイヤーフォックステリアの皮膚科治療】アポキル・ステロイド・サイトポイントが効かない

2022.06.21

こんにちは。テリア系の毛並み治療にも力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、ワイヤーフォックステリアの症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

ワイヤーフォックステリア  2歳6カ月  男の子(去勢済み)

 

【経過】

〇1歳前から痒みが続いている

〇アポキルを毎日服用し、追加でステロイドを服用するが改善が見られない

〇サイトポイント(痒み止めの注射)を毎月受けても改善しない

〇前足など、嚙みだしたら止まらない

 

 

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

まずは首から胸の写真です。

毛の密集度が少なく地肌の色がみえています。

 

こちらは前足を前からみた写真です。

噛み癖により赤みと傷があり、周辺の毛は更に薄くなっています。

 

 

続いて胸、お腹、股の写真です。

ほとんど脱毛している状態です。本来はお腹などにも毛はしっかり生えます。

 

 

 

次に前足と後ろ足を横から見たものです。

こちらも全体的に薄毛で、舐めたり噛んだりする部分は更に毛がないのがわかります。

 

 

 

こちらは背中部分の毛を掻き分けた写真です。

こちらも毛はすかすかで地肌が見えています。

 

最後に全体の写真です。

 

 

 

それでは、約3ヶ月後の写真と比較した写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

劇的に毛量が増えて、もこもこになったのがお分かり頂けると思います。

 

今回の症例はテリア系に多い、アポキル・サイトポイントが効かない症例です。

今までは痒みに対するだけの治療だった為、服用を続けてもずっと改善されないままでした。アポキルやサイトポイントを使用しても改善されない場合、他の疾患が隠れていることに気付く必要があります。

当院では今まで見落とされていた基礎疾患、痒みからではなく心因的な原因での痒みや噛み癖に対する治療を積極的に行いました。

 

このように噛み癖による肌や毛並みへのダメージや、なかなか改善されない皮膚病にお困りのかたは、是非当院にご相談下さい。

 

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

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【症例報告制作者】  看護師 森

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【パピヨンの皮膚科治療】アロペシアX

2022.06.20

こんにちは、パピヨンの皮膚科治療も行っている四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はパピヨンの症例をご紹介します。

 

【症例】

パピヨン  6歳  女の子(避妊済み)

 

【経過】

〇来院の1年以上前から毛が薄くなってきた

〇かかりつけで治療を進めるが、脱毛が進行してしまった

 

では、初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

 

次は体の側面の写真です。

首、体、背中のアップの写真です。

 


 

初診時と4カ月後の様子を比べてみましょう。

 

毛が薄く地肌が見えてしまっていた部分も毛が生え揃いました。

今回は積極的なホルモン治療を行い、治療を進めました。

この子の場合、治療からわずか4カ月で治療結果が出ましたが、全ての症例で同じような結果が出るとは限らないのとわんちゃんによって結果が出るまで長い時間がかかってしまう子もいます。

 

 

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りで治療をしてみたいという方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

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【症例報告制作者 佐野】

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【柴犬の毛並み治療】酷い噛み癖と痒み治療

2022.06.20

アポキルが効かない柴犬の治療に力を入れている、犬の皮膚科専門動物病院の四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、柴犬の症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

柴犬  2歳9ケ月  女の子(避妊手術済)

 

 

【経過】

〇2歳になってから痒みが酷くなった

〇アポキルを服用したがあまり改善されなかった

〇体の痒みに加え、膝と腕を噛む

 

 

 

では、初診の様子からご覧下さい。

 

 

 

首~胸、更にお腹と股の写真です。

これらは共通して、アンダーコートが無く薄毛です。地肌が見えるのは異常な状態です。

 

 

 

 

 

続いては噛み癖によって脱毛状態になっている前足と後ろ足です。

肌もゴワゴワとと固くなっています。

 

 

 

最後は全体の写真です。

全体的に毛量が少ないのがお分かり頂けると思います。

 

 

 

それでは、ビフォーアフターを比較した写真をご覧下さい。

 

 

約3カ月後の状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は当院でもアポキルを服用して頂きました。

今まではアポキルを服用しても効果があまり出なかったのに、今回はこのように改善に繋がりました。その理由は、ただの痒みの治療だけではなく、腸内環境を改善させたり、見落とされがちな基礎疾患や心因性の治療も並行してしっかりアプローチした事によるものです。

その大切なポイントに気付き治療を行えれば、短期間でもこれだけの改善がみられる場合もあります。

 

この子の場合、1ヵ月も経たないうちに痒みが減り、舐めたり噛んだりすることも減っていきました。

そして、2ヶ月も経たない頃に、飼い主様からこの毛並みは初めてと言って頂けました。

写真でお分かり頂けるように、しっかりとアンダーコートが生え、モコモコになり、本来の柴犬の毛並みになりました。

 

この様になかなか改善されない、どんどん悪化していくなど、わんちゃんの事でお困り事がありましたら、是非当院にご相談下さい。

 

今回、腸内環境を良くする為に当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)を使用しています。気になる方はこちらからご覧頂けます。⇒サプリメント&スキンケア製品

 

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
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下のリンクバナーからご覧頂けます。↓

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ダックスの毛並み治療】アポキル、ステロイドが効かない皮膚炎

2022.02.08

こんにちは。犬の皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はミニチュアダックスフンドの症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

ミニチュアダックスフンド  1歳11ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇9ヶ月程前から痒みや赤み、皮膚炎が悪化している

〇アレルミューン注射(アトピー性皮膚炎のわんちゃんに使用される注射)を6回打ったが効果なし

〇アポキル、ステロイドも効果なし

 

 

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

こちらは顎を上げたところです。皮膚炎に加え、かなり毛の薄い状態です。

 

 

 

次はお顔のアップです。

口周りは特に痒みが出ている部位で、毛も無く、ひっかき傷もできています。

そして頭頂部の毛も脱毛している状態です。

 

 

そしてこちらは胸、前足の写真です。

特に胸にの辺りは毛がほとんど無く、赤みもあります。

足にはかさぶたもあり、皮膚の状態もごわごわしているのが分かります。

 

 

 

 

次は胸~お腹の写真をご覧下さい。

胸は毛がスカスカで、脇やお腹の辺りは毛がありません。

 

 

 

そして側面から見た後足です。

こちらも毛がスカスカの状態で毛並みも良くありません。

 

 

全体の写真も毛並みが悪く、少ない印象を受けます。

 

 

 

 

それでは、約3ヶ月後の写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この子は発症してから、アポキルやステロイド、アレルミューンなど色々試しても悪化が続いていました。

食事を切り替えたり、シャンプーも2週間に1度行っていたそうです。

今回の当院の治療で効果が出たのは、基礎疾患に原因がある事を見極めその治療を行うことができたからです。皮膚病からホルモン疾患などは見落とされがちですが、根本の治療を行わないと中々改善しない場合も多くあります。この子の場合は必要な投薬治療と、腸内環境を整える為に当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)を使用しました。それに加えて、ご自宅でのスキンケアも行って頂きました。

必要な治療ができれば、この子の場合だと1週間後には痒みを半分まで減らす事ができ、1ヶ月後には皮膚炎も落ち着きました。2ヶ月後には痒みはほぼ無くなり毛も再生し、3ヶ月後には写真の様に毛並みもかなり良くなり、毛量も増え、毛が無かった所にもしっかり毛が再生しました。

 

ずっと皮膚病で悩んでいる、中々良くならない、アポキルやステロイドを服用しても改善しない、など、わんちゃんの皮膚病や毛並みの事でお困りの事があれば、是非当院にご相談下さい。

尚、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

今回、腸内環境を整える為に使用した当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)、ご自宅で行って頂いたスキンケア製品は以下のオンラインショップからご覧頂けます。⇒サプリメント・スキンケア製品

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【フレンチブルドッグの皮膚科治療】アポキル、サイトポイントで改善しない皮膚病

2022.01.11

今年もよろしくお願い致します。皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

今回は、フレンチブルドッグの症例をご紹介します。

 

 

【症例】

フレンチブルドッグ  2歳9ヶ月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇アポキルを1年間毎日服用したが効果なし

〇サイトポイントの注射も効果なし

〇皮膚病としては軽度だが変化しない

 

 

では、初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

まずはお顔のアップです。目の周り、シワの辺りの毛が薄くなっています。

 

 

 

こちらは胸~お腹の写真です。

胸の辺り、脇の辺りの毛が薄くなっています。お腹の毛も薄くなっていて、皮膚が黒ずんでいます。

 

 

 

 

そして、前足と後足です。

前足はあまり分かりませんが、後足は毛が薄くなっているのが分かります。

 

 

 

 

 

それでは、約1ヶ月後の写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

この子は元々、皮膚病としては非常に軽度なので劇的な変化はないのですが、確実な改善が見られました。1か月も経たないうちに、顔の痒みも大分減り、赤みも落ち着きました。毛量もそこまでの薄毛ではなかったのですが、薄くなっていた部分に毛が再生しています。胸や、後足の写真を見て頂くと、毛並みも綺麗になっているのがお分かり頂けると思います。そして、飼主様が気になっていたお腹の黒ずみも緩和してきました。

アポキルをずっと服用してきて、服用を辞めても悪化もせず変化がなかったそうです。今回の治療では、見落とされていた基礎疾患へのアプローチに平行して、腸内改善(スキンケアECプラス)と、ご自宅でのスキンケアを行って頂きました。

 

このように、アポキルで改善しないなど、酷い皮膚病の症状でなくても気になる事やお悩みの事があれば是非当院にご相談下さい。

 

今回、腸内環境を整える為に使用した当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)、ご自宅で行って頂いたスキンケア製品は以下のオンラインショップからご覧頂けます。

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

 

 

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ミニチュアシュナウザーの皮膚科治療】ステロイド、抗生物質が効かない舐め癖と脱毛

2021.12.07

皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、ミニチュアシュナウザーの症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

ミニチュアシュナウザー  5歳  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇1歳から膿皮症

〇抗生剤で一時良くなるが、その後4年間ずっと良くなったり悪くなったりを繰り返している

〇たまにステロイドも服用するが改善しない

〇舐め癖あり

 

 

では、初診時の様子からご覧下さい。

 

 

まずは首~股の写真です。

まず全体的に薄毛です。お腹や股は皮膚の状態も悪く、赤みや色素沈着が見られます。

 

 

 

 

次は腕の写真です。

こちらも薄毛と色素沈着が見られ、皮膚はごわごわしています。

 

最後に全体の写真と、背中の部分の毛をかき分けた写真です。

本来シュナウザーは柔らかいアンダーコートとやや硬いオーバーコートの二層構造になっているのですが、写真でもお分かり頂けるようにアンダーコートが正常に生えていません。そしてフケも見られます。

 

 

 

 

それでは2ヶ月後の写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約1週間後の再診の時には既に舐めることが減りました。

当院の治療では抗生物質は服用していません。この子の原因を見極め、基礎疾患に対してのアプローチを行いました。そして同時に、腸内環境を整え、ご自宅でのスキンケアを行って頂きました。

適切なアプローチが行えたこともあり、2ヶ月と言う短い期間でこれだけの改善が見られました。

舐めることも減り、毛の再生だけではなく色素沈着も改善されています。毛もかなり再生され、特に胸~股の毛量が増えたのがお分かり頂けると思います。

 

このように、中々改善しない、良くなってもまた悪くなる、毛並みが悪いなど、わんちゃんの事でお困りの方は是非当院へご相談下さい。

今回、腸内環境を整える為に使用した当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)、ご自宅で行って頂いたスキンケア製品はホームページからご覧頂けます。⇒サプリメント&スキンケア製品

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

 

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【シェルティーの皮膚科診療】アポキル+抗生物質が効かない 

2021.09.21

こんにちは、犬の皮膚科専門院の四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、シェルティーの症例です。

 

 

 

【症例】

シェルティー  4歳  女の子(不妊手術済)

 

【経過】

〇1歳前から季節性のない痒み

〇アポキル、抗生物質、ステロイドでの治療を受けたが良くならず

〇湿疹が完全に無くなったことがない

 

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

 

 

まずはお腹側の全体です。

 

こちらは、胸辺りのアップです。

分かりにくいかもしれませんが、毛がすかすかな状態です。

 

そして、お腹の部分とそのアップの写真です。

膿皮症の症状もお分かり頂けると思います。

毛の質もごわごわしていて、皮膚の状態も悪いです。

 

 

 

こちらは側面からみた写真です。

 

更に、毛をかき分けたところです。

アンダーコートが正常に生えていないのと、こちらも膿皮症の症状が分かります。

 

 

 

それでは改善した様子をご覧ください。約、1年後の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの治療には、まず腸内環境を整える為にサプリメントの服用、外側からのアプローチにスキンケア用品を使った自宅でのスキンケアを行って頂きました。

 

膿皮症や基礎疾患への治療の為の投薬治療も開始し、1ヶ月後には痒みが減り、湿疹もかなり減りました。

治療開始から4ヶ月後には毛並みも回復し、まだ完全なゼロではなかった湿疹の治療を続け、開始から6ヶ月頃には湿疹がゼロになりました。写真でもお分かり頂けるように、毛の量が正常な量になりました。毛の質もふわふわです。

その後もサプリメントと、スキンケアを続けて頂いています。

投薬にはアポキルや抗生物質も使いました。今回改善に繋がったのは、きちんと見極めて正しく投薬することと、他の原因に対するアプローチが必要でした。

 

このように原因を見極めて治療し、適切な治療を続けていくと、このように改善することができます。

 

わんちゃんの皮膚病や毛並みの事で何かお悩みがありましたら、是非当院にご相談下さい。

また、関東にお住いの方は東京サテライトで初診を診させて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うこともできます。

疾患によっては適応外になることもありますが、ご希望の方はご相談ください。

詳しくはこちらからご覧頂けます。⇒東京サテライト

 

 

 

今回の治療に使用した、獣医師開発のオリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)と、スキンケア商品はこちらのホームページからご覧いただけます。⇒サプリメント・スキンケア商品

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ウェスティの心因性治療】舐め癖による脱毛

2021.09.18

心因性の治療にも力を入れている皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はウェスティの舐め癖治療の症例です。

 

 

【症例】

ウェスティ  2歳3ヶ月  女の子(不妊手術済)

 

【経過】

〇生後7か月から手をよく舐める

〇痒くより、舐める・かじる行動が多い

〇ステロイドの服用、サイトポイント(注射)での治療効果はあまり無かった

 

 

 

それでは初診時の様子です。

まずは全体の写真です。

 

 

 

次は首と、首~胸のアップの写真です。

 

 

 

 

続いては足(前足)の写真です。

よく舐める場所なので変色や赤み、毛も薄くなっています。

 

 

 

 

 

そしてお腹側の全身写真と、胸とお腹のアップです。

薄毛と、お腹の辺りには色素沈着が見られます。

 

 

 

 

 

こちらは側面から見た写真です。

一見、足以外はそんなに問題ないように見えるかもしれませんが、地肌の色が少し分かります。

毛の量が正常な量ではないのです。

 

 

毛をめくってみると、アンダーコートが正常に生えていないことが分かります。毛の質もごわごわしています。

そして脂漏症の症状も出ています。

 

 

 

 

 

それでは3ヶ月後の状態をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、心因性とホルモン疾患に対する治療を行いました。

手などを異常に舐めるのは痒みのせいではなく、心因性の場合があります。痒みのせいなのか、そうではないのかを見極めて治療をすることで、この子の場合は1ヶ月も経たないうちに手舐めの頻度が半分ほど減りました。

1ヶ月経つ頃には足先の赤み、腫れが引き、それから更に1ヶ月後には毛が生えてきました。お腹の色素沈着も改善されています。

 

そして、ホルモン疾患への治療により正常な毛が再生してきています。

特に首~胸、お腹や股の部分はふわふわの毛が再生して、毛量が増えているのがお分かり頂けると思います。

脂漏症の症状も落ち着いた事で、毛並みもぺったりした感じからふんわりした質感になりました。

 

 

その子によってどんな疾患や心因性の原因があるかは、個体によって様々です。

当院ではその子それぞれに合った治療を探り行っています。

ですので、皮膚病がなかなか良くならない、原因がよく分からないなど、わんちゃんの皮膚病の事でお困りのことがあれば是非、当院までご相談下さい。

 

尚、関東にお住いの方は東京サテライトで初診を診させて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うこともできます。

疾患によっては適応外になることもありますが、ご希望の方はご相談ください。

詳しくはこちらからご覧頂けます。⇒東京サテライト

 

今回の治療で使用したサプリメント(パーソナルケアpⅡ+)、飼主様に頑張って頂いたスキンケアの商品はこちらからご覧頂けます。⇒サプリメント・スキンケア商品

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

 

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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