2014.12.05
投稿者:
2014.11.27
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック獣医師平川です。
随分と久しぶりの間に冬の入り口まできましたね♪
いつもと違った冬を過ごそう!というテーマで日々を生きていますが、治療のアプローチも「いつもと違ったアプローチを!」と考えています。
うちの子を除いて最初にチャレンジした症例ですが、スタート時の皮膚から紹介しなおします。
※画像をクリックすると大きくすることができます。
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ここからちょうど1ヶ月後・・・・・・この再診の日が待ち遠しくて待ち遠しくて・・・こんなにドキドキしたのも久しぶりです。
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腹部のやや左内股を拡大してみます。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思わず感動しました♪
今まで抗生物質を服用すればきれいに改善することは何度もわかっていて、今回も抗生物質を使用するとかなり綺麗になることは想定範囲内でした。
しかし何度治してもしばらくすると再発するため、「なぜ再発するのか?」を延々と考えてきました。
「同じことを繰り返していてはいけない」と思い、今回は飼主さまに十分な説明をしてご理解していただいた上で「抗生物質を服用すれば改善できる湿疹を、まったく異なるアプローチで治す!」とチャレンジさせていただきました。
結果は大成功だと思います。
今まで治すことはできても、再発させない治療法がわからず、なぜ犬は細菌性湿疹(膿皮症)にかかりやすいのか?・・・・・特にフレンチブルドッグですが、「フレンチは皮膚病が多い」、「体質」、「こういうもの」ではない「どうしたら皮膚病になりにくくできるのか?」のストーリーを描けたような気がします。
参考までに今回のアプローチが皮膚病すべてに当てはまるわけではありません。
世の中に万能薬なんてありません。
治すだけではない、「皮膚病にさせないアプローチ」です。
スキンケアもそうでしたが、今までの獣医医療では非常に不足していた視点だと思います。
この冬のうちに磨き上げ、スキンケアとセットでみなさまの手に届けられるようにがんばります♪
追記
平成27年6月 約2年という時間をかけてご自宅でできるスキンケアとサプリメントの開発を行い、専門のショッピングサイトを開設しました。
東海(愛知・岐阜・三重)より遠方で通院が困難な犬の皮膚病にお困りの飼主様に新しい治療の選択肢として推奨しています。
投稿者:
2014.11.13
投稿者:
2014.09.25
投稿者: