2022.07.01
皮膚科特別診療 in 北海道は受付を終了いたしました。
次回開催については現時点では未定となっております。
最新情報はホームページまたはインスタグラムでご案内いたしますので、随時ご確認をいただけますようお願いいたします。
投稿者:
2022.06.22
こんにちは。わんちゃんの皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はパグの症例をご紹介します。
【症例】パグ 3歳6ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1歳前から赤い湿疹ができ始め、1年中繰り返し湿疹ができてしまう
〇痒みもあり、四肢端を舐めたり、噛んだり、顔のシワや下顎を掻いてしまう
〇アポキルを毎日飲んでいたが、改善には至らなかった
それでは、初診時の様子をご覧下さい。
こちらは首の写真です。
毛がほとんどなく、ツルツルになっています。
次は、前肢と脇の拡大の写真です。
足の内側や脇も毛が薄く、皮膚が丸見えになってしまっています。
次は、胸、お腹、股のお写真です。
こちらも毛が薄くなっているのと、脇や胸に湿疹があるのが分かります。
最後は右後肢の拡大写真です。
皮膚が乾燥しカサカサになっています。
それでは、初診から約4ヶ月後の写真と比較してみましょう。
全体的に毛量が増え、ツルツルでほとんど毛が生えていなかったところもしっかり生え揃いました。毛質も硬くゴワゴワしていましたが、ふわふわで柔らかくなりました。
今までアポキルを毎日飲んでいましたが、治療から2週間ほどで掻く、舐めるが徐々に減っていき2日に1回の服用になりました。見落とされがちな基礎疾患や心因性の疾患も、しっかり治療していくことが大切です。
今回の治療には、腸内環境を整えるECプラスと癖などの性格、気質に対するパーソナルケアpⅡ+のサプリメントも使用しました。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者 佐野】
投稿者:
2022.06.21
こんにちは。柴犬の毛並み治療に力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は柴犬の症例をご紹介します。
【症例】
柴犬 6歳7カ月 女の子(避妊手術済)
【経過】
〇1才を過ぎた頃から痒みが出だした(ずっと改善されず年々悪化)
〇舐めたり噛んだりし出すと止まらない
〇アポキルを服用しても改善されない
〇エリザベスカラー(24時間)と洋服とを着用している(掻き壊し防止の為)
それでは初診時の様子をご覧下さい。
まずは首の写真です。
掻き壊しによって肌がゴワゴワしています。特に引っ掻く所は毛がありません。
次に胸から股にかけての全体写真と、胸と股をアップにした写真です。
胸も股も地肌がはっきり見える程脱毛しています。毛の質もパサパサした印象です。
こちらは前足と、後足を横からみた写真です。
舐めたりかじったりすることで更に薄毛になっている部分もあります。
最後に全体の写真と、側面の毛をかき分けた写真です。
毛をかき分けてみるとアンダーコートが無いのが分かります。
それでは2ヶ月後の写真をビフォーアフターで比較してみましょう。
こちらは2ヶ月後の状態になるのですが、毛量がかなり増えたのがお分かり頂けると思います。そして、量だけではなく毛並みもかなり改善されました。一番最後の写真をご覧頂くと、中の方が黒っぽくなっています。これは、ツートンカラーのアンダーコートが見えている為です。アンダーコートもしっかり発毛しています。
1ヶ月も経たないうちにエリザベスカラーを外せる時間ができたり、飼い主様は「犬らしくなってきた」と感じられたようです。
アフターの写真の時(初診から2ヶ月後)には、洋服も基本的には無しの状態で過ごせるようになりました。
アンダーコートは生えないのは毛並みの異常です。アポキルだけでは痒みを抑えることはできません。同時に見落とされいた基礎疾患や心因性の治療行わなければ改善に繋がらない症例です。
このように異常に舐める・噛む、エリザベスカラーを外したいなど、わんちゃんの事でお困りの事があれば是非当院にご相談下さい。
また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。
※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。
詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト
今回は投薬の他に、ご自宅でのスキンケアやサプリメントの服用も行いました。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
下のリンクバナーからご覧頂けます。↓
【症例報告制作者】 看護師 森
投稿者:
2022.06.21
こんにちは。テリア系の毛並み治療にも力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は、ワイヤーフォックステリアの症例をご紹介します。
【症例】
ワイヤーフォックステリア 2歳6カ月 男の子(去勢済み)
【経過】
〇1歳前から痒みが続いている
〇アポキルを毎日服用し、追加でステロイドを服用するが改善が見られない
〇サイトポイント(痒み止めの注射)を毎月受けても改善しない
〇前足など、嚙みだしたら止まらない
それでは初診時の様子をご覧下さい。
まずは首から胸の写真です。
毛の密集度が少なく地肌の色がみえています。
こちらは前足を前からみた写真です。
噛み癖により赤みと傷があり、周辺の毛は更に薄くなっています。
続いて胸、お腹、股の写真です。
ほとんど脱毛している状態です。本来はお腹などにも毛はしっかり生えます。
次に前足と後ろ足を横から見たものです。
こちらも全体的に薄毛で、舐めたり噛んだりする部分は更に毛がないのがわかります。
こちらは背中部分の毛を掻き分けた写真です。
こちらも毛はすかすかで地肌が見えています。
最後に全体の写真です。
それでは、約3ヶ月後の写真と比較した写真をご覧下さい。
いかがでしょうか?
劇的に毛量が増えて、もこもこになったのがお分かり頂けると思います。
今回の症例はテリア系に多い、アポキル・サイトポイントが効かない症例です。
今までは痒みに対するだけの治療だった為、服用を続けてもずっと改善されないままでした。アポキルやサイトポイントを使用しても改善されない場合、他の疾患が隠れていることに気付く必要があります。
当院では今まで見落とされていた基礎疾患、痒みからではなく心因的な原因での痒みや噛み癖に対する治療を積極的に行いました。
このように噛み癖による肌や毛並みへのダメージや、なかなか改善されない皮膚病にお困りのかたは、是非当院にご相談下さい。
また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。
※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。
詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
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【症例報告制作者】 看護師 森
投稿者:
2022.06.20
こんにちは、パピヨンの皮膚科治療も行っている四季の森どうぶつクリニックです。
今回はパピヨンの症例をご紹介します。
【症例】
パピヨン 6歳 女の子(避妊済み)
【経過】
〇来院の1年以上前から毛が薄くなってきた
〇かかりつけで治療を進めるが、脱毛が進行してしまった
では、初診時の様子をご覧ください。
まずは首の写真です。
次は体の側面の写真です。
首、体、背中のアップの写真です。
初診時と4カ月後の様子を比べてみましょう。
毛が薄く地肌が見えてしまっていた部分も毛が生え揃いました。
今回は積極的なホルモン治療を行い、治療を進めました。
この子の場合、治療からわずか4カ月で治療結果が出ましたが、全ての症例で同じような結果が出るとは限らないのとわんちゃんによって結果が出るまで長い時間がかかってしまう子もいます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りで治療をしてみたいという方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者 佐野】
投稿者:
2022.06.20
アポキルが効かない柴犬の治療に力を入れている、犬の皮膚科専門動物病院の四季の森どうぶつクリニックです。
今回は、柴犬の症例をご紹介します。
【症例】
柴犬 2歳9ケ月 女の子(避妊手術済)
【経過】
〇2歳になってから痒みが酷くなった
〇アポキルを服用したがあまり改善されなかった
〇体の痒みに加え、膝と腕を噛む
では、初診の様子からご覧下さい。
首~胸、更にお腹と股の写真です。
これらは共通して、アンダーコートが無く薄毛です。地肌が見えるのは異常な状態です。
続いては噛み癖によって脱毛状態になっている前足と後ろ足です。
肌もゴワゴワとと固くなっています。
最後は全体の写真です。
全体的に毛量が少ないのがお分かり頂けると思います。
それでは、ビフォーアフターを比較した写真をご覧下さい。
約3カ月後の状態です。
今回は当院でもアポキルを服用して頂きました。
今まではアポキルを服用しても効果があまり出なかったのに、今回はこのように改善に繋がりました。その理由は、ただの痒みの治療だけではなく、腸内環境を改善させたり、見落とされがちな基礎疾患や心因性の治療も並行してしっかりアプローチした事によるものです。
その大切なポイントに気付き治療を行えれば、短期間でもこれだけの改善がみられる場合もあります。
この子の場合、1ヵ月も経たないうちに痒みが減り、舐めたり噛んだりすることも減っていきました。
そして、2ヶ月も経たない頃に、飼い主様からこの毛並みは初めてと言って頂けました。
写真でお分かり頂けるように、しっかりとアンダーコートが生え、モコモコになり、本来の柴犬の毛並みになりました。
この様になかなか改善されない、どんどん悪化していくなど、わんちゃんの事でお困り事がありましたら、是非当院にご相談下さい。
今回、腸内環境を良くする為に当院オリジナルのサプリメント(スキンケアECプラス)を使用しています。気になる方はこちらからご覧頂けます。⇒サプリメント&スキンケア製品
また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。
※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。
詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
下のリンクバナーからご覧頂けます。↓
【症例報告制作者】 看護師 森
投稿者:
2022.06.20
こんにちは。わんちゃんの皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は柴犬の症例をご紹介します。
【症例】
柴犬 1歳 男の子
【経過】
〇首やお腹や腕を掻く、舐める、噛む
〇ステロイドを服用しても改善されなかった
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは腕、脇の写真です。
次は胸、お腹の写真です。
次は後ろ足の写真です。
こちらは皮膚の拡大です。
最後は全身のお写真です。
全体的に毛がスカスカになっていて地肌が見えてしまっています。
お腹の写真を見ていただくと赤みも出ています。
それでは初診時と2ケ月後の様子を比較してみましょう。
お写真比べて頂くとどのお写真も毛がモコモコに生え、毛質も柔らかくなっているのが分かります。
正常の柴犬は毛先が茶色、根元が黒色のアンダーコートが生えています。
この子の最初の写真を見ていただくとアンダーコートがほぼ生えていない状態でしたが、治療後のお写真ではしっかり生えています。
柴犬で一番大事なことは毛の密度や色を見て毛並みを評価することです。
毛並み異常があるとアポキルなどの痒み治療が効かないことがあるのでまずは毛並みに対しての治療を進めていきます。
今回この子は投薬治療に加えて、食事療法、当院の獣医師が開発している腸内環境を整えるECプラスサプリメントも使用しました。
サプリメントは当院ホームページからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者 佐野】
投稿者:
2022.06.13
こんにちは、獣医師の平川です。
今回「動物看護師による薬浴体験会&無料相談会」を開催することと致しました。
【対 象】当院へのご来院が初めての方、または当院通院中で薬浴を希望される方(保険は適用されません)
【日 時】2022年7月11日(月)、14日(木)、15日(金) 各日 9:00~14:00 の間
※詳しい時間は申込後にお電話にてご連絡いたします。
【費 用】相談料 :無料
薬浴体験:5,500円~9,900円(税込)※犬種・症状によって変動します
(通常11,000円~19,800円)
※水、シャンプーなどが苦手なわんちゃんでは薬浴を中止させていただくこともあります。
※薬浴適用判断の結果、薬浴適用とならない場合もございます。
《薬浴適用判断について》
当院の薬浴はトリミングサロンでのシャンプーとは異なり、治療目的で施術していますので、
通常は診察必須となりますが、今回の薬浴体験会では事前に写真を送付いただき、
獣医師が「薬浴適用」と判断した方のみご予約確定とさせていただきます。
※薬浴適用判断は獣医師1名で行うため、状況により回答まで少しお時間がかかる場合がございます。
◆薬浴適用例
・皮膚がベタベタしていて油っぽい
・黄色いフケや皮脂汚れがある
・湿疹や円形脱毛がある
・シャンプーしても2~3日後には臭いがしてくる
もし薬浴適用とならない場合も、ご希望の方は当院動物看護師に気になることをご相談いただけますので、
まずはお気軽にお問合せください。
《無料相談について》
実施当日は獣医師不在のため、治療・診断名に関することはお答えできませんが、
診察料がかからずに動物看護師に気になることをご相談いただけます。
◆ご相談できる内容例
・診察にはどれぐらいの費用がかかりますか?
・どのくらいの通院間隔ですか?
・うちの子と同じような症状で治っている子はいますか?
など
《申し込み方法》
初診申し込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。
※氏名の前に【薬浴体験希望】【無料相談希望】【薬浴体験・無料相談希望】のいずれかと一緒に、希望日程を記載してください。
※薬浴適用判断のため、必須事項をすべて記入して送信してください。
※申込フォームを送信しても初診予約は確定していませんのでご安心ください。
初診申し込みフォームを送信
↓
問診メールへの回答・写真送付
↓
獣医師による薬浴適用判断
↓
当院よりお電話にてご予約時間のご連絡
わんちゃんの皮膚病でお悩みがある方、実際に治療効果が出ている皮膚科の薬浴を試してみたいという方は、
ぜひこの機会にお申込みください。
投稿者:
2022.06.03
こんにちは、獣医師の平川です。
先日沖縄で開催した際に「北海道にも来てほしい」と要望をいただき今回企画いたしました。
広い北海道なので、今回は車で移動しながら各地点で診療を行っていきます。
北海道エリアでわんちゃんの皮膚トラブルに悩んでいる、かかりつけの動物病院で改善が難しい皮膚病相談などありましたら、ぜひこの機会にご相談ください。
日 程 2022年7月10日(日)~14日(木)
場 所 北海道(稚内・旭川・札幌周辺の当方指定の駐車場)
【注意事項】
※ご自宅への往診は行いませんのでご注意ください。
※待ちあわせ場所と時間はご指定いただけません。お申込みいただいた方にこちらからメールにてお知らせいたします。
※通常初診ではお話に90分かけていますが、今回は移動が多いため対面診療の所要時間は1組あたり10~15分を想定しています。診療の詳しい説明は後日オンラインにてフォローさせていただきます。
※出張診療では特に痒み症状がない脱毛症のわんちゃんは対象外とさせていただいております。獣医師1名で診られるわんちゃんの数に限りがあるため、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。
※初診の形式は「往診希望」を選択し、
コメント欄に「北海道希望」とご記入ください。
↓
問診への回答及び写真送付(無料)
↓
遠隔診療の適応判断
↓
初診料のご入金
↓
対面診療(10~15分)
対面診療後は、オンライン通話アプリを利用して詳しい診断結果をご説明させていただき、その後は再診もオンラインにて受診していただけます。
お申込みの時点と問診メールへの回答までは費用はかかりませんので、まずはお問合せください。
投稿者:
2022.05.31
こんにちは。
フレンチブルドッグの皮膚科治療にも力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの症例をご紹介します。
【症例】
フレンチブルドッグ 1歳3カ月 女の子
【経過】
〇他院にてステロイドを服用するが改善されず
〇痒みがある
〇4ヶ月前くらいから痩せてきた
〇黄色の皮脂
それでは初診時の写真をご覧下さい。
まずは横顔と首~胸の写真です。黄色い皮脂が付着し、毛がほとんどありません。
こちらは耳を後ろから撮った写真です。3ヶ月程前からしこりが大きくなってきたそうです。
続いて、腕と後足の写真です。こちらも顔などと同様、毛がほとんどなく、皮脂の付着も激しいです。皮膚の状態も良くありません。
最後は全体の写真です。全身がこの様な状態になっています。
それでは、初診から8ヶ月以降の写真と比較してみましょう。
いかがでしょうか
治療開始から2ヶ月後には毛の再生が見られ、更に2ヶ月後には毛の量も増え赤みも引いてきました。
治療開始から半年後に避妊手術も完了した事で、皮脂の量も減り更に状態が改善しました。
この子の場合、性ホルモン異常と毛並み異常からくる真菌症でした。
真菌症のダメージで毛が生えにくい部分もありますが、しっかりと毛が再生してきています。今までステロイドや抗生物質を服用してきましたが効果はなかったそうです。
真菌症はフレンチブルドッグの典型症例ではないので皮膚組織検査により診断することができました。真菌症の治療と並行して毛並み治療と、避妊手術を行ってもらう事でここまでの改善に繋がりました。
この3つの治療を同時に行えたからこそ改善に繋がった症例です。
このようにステロイドが効かない、どんどん悪化していく皮膚病など、わんちゃんの皮膚病の事でお困りの事がありましたら、是非当院にご相談下さい。
また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。
※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。
詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
下のリンクバナーからご覧頂けます。↓
【症例報告制作者】 看護師 森
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