2025.08.22
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 1歳(初診時) 女の子
【経過】
〇10カ月から発症
〇湿疹、フケ、痒み
〇舐める、噛むことが多く、舐め始めると止まらなくなる
〇エリザベスカラーが外せない生活
〇抗生剤やアポキルを服用すると良くなるが、服用をやめると再発
それでは初診時の様子をご覧ください。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・被毛の異常
・純粋な痒みではない
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。
・水が嫌いで水たまりををよけて歩く
・石、葉っぱ、枝を拾い食いする
・スリッパや靴下、マスクを収集する
・ぬいぐるみの中身を出してしまう
・ドライヤーが嫌い
・鳥を見ると追いかける
・1歳まで興奮癖があった
・お留守番させようとすると鳴いてしまう
・車内のお留守番もギャンギャン鳴いてしまう
これらの行動は犬の成長過程の一つのこともありますが、この行動パターンを示す症例は心因性の掻痒行動(舐める・噛む・搔く)が強く出ることがあります。
【当院の治療プラン】
①アトピー
→投薬治療
抗生物質やステロイドの服用は無し!
②膿皮症・食事療法
・スキンケアECプラス
③被毛形成異常
・投薬治療
④週1~2回のホームスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・モイストクレンジングオイルジェル
それでは治療から約3ヶ月後を比べてみましょう。
初診時には脇、内股などの地肌が見えてしまっていたものの、しっかり密度の高い毛が生えました。
毛並みも柔らかく、赤い湿疹も無くなりました。
お薬もアポキルは初診時から徐々に減り、3日おきの服用になりました。
膿皮症は、抗生物質を使わずに完治しました。
当院への受診が難しくホームケアのみでアプローチする場合は、
・食事療法
・スキンケア
・免疫異常:スキンケアECプラス
・毛並み異常:アロペシアGR+
・心因性:パーソナルケアPⅡ+
がお勧めです。
【食事療法】
プロフィールのリンクツリーの「治療を成功に導く食事管理法」から資料請求できます。
【サプリメントとスキンケア】
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
わんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
投稿者:
2025.08.22
【皮膚科総論】
【柴犬】
・・・・・・・・・・
【ブルドッグ種】
ブルドッグ種の全症例(New!2025.8.22)
・・・・・・・・・・
【シーズー】
・・・・・・・・・・
【プードル種】
・・・・・・・・・・
【チワワ】
・・・・・・・・・・
【ダックスフンド】
・・・・・・・・・・
【ミニチュアピンシャー】
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
皮膚科ブログ(症例報告以外)
天真爛漫ブログ(院長の気ままなブログ)
投稿者:
2025.08.04
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 7歳2ヶ月(初診時) 男の子
【経過】
〇1歳から発症
〇7歳になるまでの6年間毎日1日2回のアポキルを服用するも改善なし
〇ステロイドを服用するも改善に至らず
〇なめる:かく=6:4
それでは初診時の様子をご覧ください。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛質がバサバサしている
・地肌が見える
・アンダーコートがない
・抜け毛が多い
こちらが当てはまる子は『被毛形成異常』を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してアプローチをしなければ改善できません。
毛が薄いことは『正常』でも『個性』でもありません。
毛が薄いことには病気が隠れています。
ポイント②:心因性今回の一番大切なポイントとなるのがこの心因性です。
下記の症状を要チェック!!
ご自宅のわんちゃん、特にフレンチブルドッグの子は
こんな行動はとっていませんか?
✓他の犬に威嚇する、逃げる
✓食糞をする
✓マンホールをよけて歩く
✓1人で興奮して走り出す
✓ぬいぐるみを破壊する
✓拾い癖がある(小石、小枝、木の実、虫など)
上記のような行動パターンをもつ子は心因性の症状がでやすい傾向が強くなります。
特定の場所を異常に噛んだり舐めたりするのは、
純粋な痒みだけが原因ではなく『心因性』の場合があります。
人間に置き換え分かりやすく例えるならば『癖』と同じようなものと言えるでしょう。
今回の症例もこのタイプで心因性の掻痒行動が強く出ていました。
理由は…本当は『痒くない』から!です。
【当院の治療プラン】
①アトピー
→投薬治療
抗生物質やステロイドの服用は無し!
②心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
②心因性
・投薬治療
・パーソナルケアp II+
③被毛形成異常
・投薬治療
・スキンケアECプラス
④週に一回のスキンケア
・Medicareクレンジングオイル
・Medicareシャンプー
それでは治療から約3ヶ月後を比べてみましょう。
純粋なアトピー(痒み症状)のみであれば、アポキルやステロイドが効きます。
この子の診断は『アトピー』『被毛形成異常』『心因性搔痒症』の3つが合わさってしまったために
6年も改善にされなかったと言えます。複数の要因を1つずつ解決していかない事にはこのような
皮膚病はどれだけアポキルを服用しても改善されません。
「舐める、掻く」から「被毛が薄い」ではなく「被毛が薄い」から
「肌が弱く舐める、掻くの症状が出やすい」
と言えるでしょう。被毛がしっかり生え揃っていたならばそれに比例し
皮膚も強くなるため、痒みが落ち着きます。
被毛形成異常や心因性搔痒症は当院でのみ治療することが出来ますので、
似た症状のわんちゃんがいましたら是非当院にお越しください。
今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、
当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
わんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
投稿者:
2025.08.04
治療実績の更新状況です。
2025.8.22 フレンチブルドッグの治療実績
2025.7.10 ミニチュアブルテリアの治療実績
2025.7.4 チワワの治療実績
2025.6.13 柴犬の治療実績
2025.5.19 ミニチュアシュナウザーの治療実績
2025.5.8 フレンチブルドッグの治療実績
2025.4.18 アメリカンコッカースパニエルの治療実績
2025.3.17 MIX犬の治療実績
2025.2.17 フレンチブルドッグの治療実績
2025.1.20 柴犬の治療実績
2025.1.16 パグの治療実績
2025.1.10 マルチーズ×プードルの治療実績
2024.12.19 ミニチュアピンシャーの治療実績
2024.9.29 フレンチブルドッグの治療実績
2024.8.24 ワイヤーフォックステリアの治療実績
2024.7.27 フレンチブルドッグの治療実績
2024.7.4 ポメラニアンの治療実績
2024.6.13 ダックスの治療実績
2024.6.12 MIX犬の治療実績
2024.6.6 ポメラニアンの治療実績
2024.6.1 プードルの治療実績
2024.5.25 プードルの治療実績(追記)
2024.5.8 ポメラニアンの治療実績
2024.5.6 ポメラニアンの治療実績
2024.4.29 フレンチブルドッグの治療実績
2024.4.27 ダックスの治療実績
2024.4.24 柴犬の治療実績
2024.3.2 チワワの治療実績
2024.2.27 トイプードルの治療実績
2024.2.21 ポメラニアンの治療実績
2024.2.3 MIX犬の治療実績
2024.1.31 フレンチブルドッグの治療実績
2024.1.5 チワワの治療実績
2023.12.27 柴犬の治療実績
2023.12.26 ビションフリーゼ×ミニチュアシュナウザーの治療実績
2023.12.23 柴犬の治療実績
2023.12.19 ポメラニアンの治療実績
2023.12.12 トイプードルの治療実績
2023.12.9 フレンチブルドッグの治療実績
2023.12.8 シーズーの治療実績
2023.12.7 ポメラニアンの治療実績
2023.12.5 柴犬の治療実績
2023.12.2 トイプードルの治療実績
2023.11.29 柴犬の治療実績
2023.11.20 パグの治療実績
2023.11.10 フレンチブルドッグの治療実績
2023.11.1 柴犬の治療実績
2023.10.28 パグの治療実績
2023.10.11 柴犬の治療実績
2023.10.7 チワワの治療実績
2023.9.26 柴犬の治療実績
2023.9.16 ミニチュアピンシャーの治療実績
2023.9.9 フレンチブルドッグの治療実績
2023.9.6 チワワの治療実績
2023.9.5 シーズーの治療実績
2023.9.2 フレンチブルドッグの治療実績
2023.8.29 ワイヤーフォックステリアの治療実績
2023.8.2 柴犬の治療実績
2023.8.1 柴犬の治療実績
2023.7.29 フレンチブルドッグの治療実績
2023.7.28 ワイヤーフォックステリアの治療実績
2023.7.22 トイプードルの治療実績
2023.7.13 トイプードル×パピヨンの治療実績
2023.7.10 チワワの治療実績
2023.7.5 柴犬の治療実績
2023.7.4 フレンチブルドッグの治療実績
2023.6.14 柴犬の治療実績
2023.6.10 ウエルシュテリアの治療実績
2023.6.9 ミニチュアダックスフンドの治療実績
2023.6.2 トイプードルの治療実績
2023.5.25 ミニチュアピンシャー×チワワの治療実績
2023.5.24 フレンチブルドッグの治療実績
2023.5.9 柴犬の治療実績
2023.5.5 柴犬の治療実績
2023.5.3 アメリカンピットブルの治療実績
2023.5.3 ボストンテリアの治療実績
2023.5.2 トイプードルの治療実績
2023.4.29 ワイヤーフォックステリアの治療実績
2023.3.31 柴犬の治療実績
2023.3.18 フレンチブルドッグの治療実績
2023.3.18 ゴールデンレトリバーの治療実績
2023.3.8 柴犬の治療実績
2023.3.4 フレンチブルドッグの治療実績
2023.2.11 キャバリアの治療実績
2023.2.11 フレンチブルドッグの治療実績
2023.1.18 秋田犬の治療実績
2023.1.11 ミニチュアシュナウザーの治療実績
2023.1.4 ミニチュアダックスフンドの治療実績
2022.12.14 トイプードルの治療実績
2022.12.1 ポメラニアンの治療実績
2022.11.23 柴犬の治療実績
2022.11.23 スタンダードプードルの治療実績
2022.11.21 ヨークシャーテリアの治療実績
2022.11.3 イングリッシュブルドッグの治療実績
2022.10.29 ハバニーズの治療実績
2022.10.14 フレンチブルドッグの治療実績
2022.10.8 チワワの治療実績
2022.9.28 柴犬の治療実績
2022.9.22 ミニチュアピンシャーの治療実績
2022.9.22 ポメラニアンの治療実績
2022.9.4 キャバリアの治療実績
2022.9.2 チワワの治療実績
2022.8.27 シーズーの治療実績
2022.8.24 シーズーの治療実績
2022.8.11 ミニチュアダックスフンドの治療実績
2022.7.15 柴犬の治療実績
2022.7.15 シェットランドシープドッグの治療実績
2022.7.12 キャバリアの治療実績
2022.6.22 パグの治療実績
2022.6.21 柴犬の治療実績
2022.6.21 ワイヤーフォックステリアの治療実績
2022.6.20 パピヨンの治療実績
2022.6.20 柴犬の治療実績
2022.6.20 柴犬の治療実績
2022.5.31 フレンチブルドッグの治療実績
2022.5.24 トイプードルの治療実績
2022.2.16 フレンチブルドッグの治療実績
2022.2.8 ダックスの治療実績
2022.1.19 ダックスの治療実績
2022.1.11 フレンチブルドッグの治療実績
2021.12.7 ミニチュアシュナウザーの治療実績
2021.12.1 チワワ×プードルの治療実績
2021.11.23 トイプードルの治療実績
2021.11.23 柴犬の治療実績
2021.11.3 ボーダーコリーの治療実績
2021.10.26 フレンチブルドッグの治療実績
2021.10.19 ペキニーズの治療実績
2021.10.12 チワワの治療実績
2021.9.23 プードルの治療実績
2021.9.21 シェルティーの治療実績
2021.9.18 ウェスティの治療成績
2021.9.18 ダックスの治療成績
2021.8.18 チワワの治療成績
2021.1.16 イタグレの治療成績
2020.10.12 ウェスティの治療成績
2020.9.8 柴犬の治療成績
2020.9.4 ウェスティの治療成績
2020.3.18 ビーグルの治療成績
2020.3.18 ジャックラッセルテリアの治療成績
2020.2.8 イタグレの治療成績
2019.12.20 ポメラニアンの治療成績
2019.12.9 フレンチブルドッグの治療成績
2019.12.8 フレンチブルドッグの治療症例
2019.11.23 トイプードルの治療症例
2019.11.22 フレンチブルドッグの治療症例
2019.11.15 トイプードルの治療症例
2019.10.27 トイプードルの治療症例
2019.10.24 フレンチブルドッグの治療症例
2019.10.18 シーズーの治療症例
2019.10.13 マルチーズの治療症例
2019.6.3 チャイクレの治療症例
2019.5.31 フレンチブルドッグの治療症例
2019.5.30 フレンチブルドッグの治療症例
2019.5.22 トイプードルの治療症例
2019.5.10 マルチーズの治療症例
2019.4.26 パピヨンの治療症例
2019.4.25 トイプードルの治療症例
2019.4.22 シーズーの治療症例
2019.4.12 パグの治療症例
2019.3.30 柴犬の治療症例
2019.2.9 柴犬の治療症例
2019.2.1 柴犬の治療症例
2019.1.31 柴犬の治療症例
2019.1.11 柴犬の治療症例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018.12.15 トイプードルの治療症例
2018.11.29 柴の治療症例
2018.11.29 マルチーズの治療症例
2018.11.29 トイプードルの治療症例
2018.11.6 シーズーの治療症例
2018.11.16 フレンチブルドッグの治療症例
2018.11.16 シーズーの治療症例
2018.11.9 ウェスティの治療症例
2018.11.5 ボストンテリアの治療症例
2018.10.26 バーニーズの治療症例
2018.10.26 ゴールデンの治療症例
2018.10.20 フレンチブルドッグの治療症例
2018.10.15 フレンチブルドッグの治療症例
2018.9.30 遠隔診療の治療症例
投稿者:
2025.05.08
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 4歳5ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1歳から
〇一年中続く痒み
〇腕の内側~脇、お腹に湿疹がある
〇掻く>舐める・噛む=8:2
〇薄毛や脱毛がある
それでは初診時の様子をご覧ください。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
全体的に毛が薄く、特に首、脇~股、四肢は地肌が見えています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。
被毛形成異常の特徴としては、
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
診察時にしっかりと「診る」必要があります。
治療前後の「痒みと日常の行動パターン」の変化の様子を
スライドにまとめてみましたので是非ご覧ください!
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※当院だけの特別な治療法です。
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④週に1回のスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・Medicareオイルジェル
毎日のデイリーケア(湿疹)
・Medicareローション
それでは治療から約7ヶ月後を比べてみましょう。
湿疹・脱毛が無くなり、綺麗なアンダーコートが復活しています。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
投稿者:
2025.02.17
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 5歳11ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇1歳前から
〇一年中ずっと痒みがあり
〇舐める>掻く=7:3
〇四肢の赤み、全身の湿疹
それでは初診時の様子をご覧ください。
【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常
・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・頚、胸、お腹、内股が特に薄い
・毛がよく抜ける
・地肌が見える
これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。
この症例の毛並みは一見キレイに見えがちですが、実は違います。
また、被毛形成異常の治療が正しくできていないと効くはずのお薬の効果が正しく発揮されません。
ポイント②:心因性
特定の場所を異常に噛んだり舐めたりするのは、
痒みだけが原因ではなく『心因性』の場合があります。
【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
②腸活(免疫異常の改善)
・スキンケアECプラス
③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアp IIプラス
④週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
それでは治療から約3ヶ月後を比べてみましょう。
この子の場合、治療から1ヶ月後には痒みが1割まで減り、四肢の赤みも減りました。
治療から3ヶ月後には痒みや湿疹がなくなり、キレイな毛が生え揃いました!
治療前は体重が減少していましたが、当院の治療を開始してから元の体重に戻ってきています。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルケアpⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
投稿者:
2024.09.29
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 5歳 5ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇1年中続く痒み
〇舐める:搔く=6:4
〇舐め続けると止まらない
〇抗真菌剤やステロイドを試すが改善せず
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは左横顔です。
目の周りと口周りの皮膚が赤く炎症しています。
次に首です。
毛は薄く、本来隠れているはずの皮膚が見えています。
こちらは両前肢です。
止まらない舐め癖の影響か、脱毛し皮膚が炎症しているのが分かります。
次に胸~腹の写真です。
身体の内側はほとんど毛が生えていません。
こちらの写真は胸~腰の左側です。
フケと局所的な脱毛が目立ちます。
最後に左臀部です。
こちらも同様にフケと脱毛が目立ちます。
【初診時の診極め】
ポイント①被毛形成異常
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
・湿疹がある(皮膚が弱い)
これらが当はまる子は、被毛形成異常を疑います。
ポイント②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。
・他の犬と仲良くできない
・ドライヤーや掃除機が苦手
・たまに食糞がある
・小枝の拾い食いをする
・紐やペットボトルが好きで壊す
これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。
ポイント③3つの要因がかけ合わさった皮膚炎
この子は『アトピー』『膿皮症』『心因性』の3つの要因がかけ合わさり皮膚や被毛に影響が出ています。
そのため治療には、『正しい診極め』と、
『それぞれに適した処方』が必要であり、当院ではそれが可能です。
.
.
.
【当院の治療プラン】
①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤・抗真菌剤・ステロイドの処方なし
②被毛形成異常
・投薬治療
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
⑤週に1~2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
・モイストクレンジングオイルジェル
それでは治療後の様子と比べてみましょう!
<治療から1ヶ月後>
・痒みが減る
・元々下痢気味だった便が形のある便に!
<治療から2ヶ月後>
・搔く:2割まで減る
・舐める:1~2割まで減る
・皮膚がすごくキレイになった!
<治療から3ヶ月後(After写真)>
・見た目がふつうの子まで改善した!
・搔く:無し
・舐める:無し
3年間治らなかった皮膚炎が、わずか3ヶ月で綺麗な皮膚と被毛に生まれ変わりました。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
.
.
.
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.07.27
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 3歳 10ヶ月 女の子(避妊済)
【経過】
〇半月前に引き取った時から病変あり
〇抗生剤、抗真菌剤、ステロイドで治療中
〇搔く、手舐めなどの痒み症状がある
〇薄毛や脱毛がある
〇皮膚の赤み
それでは初診時の様子をご覧ください。
まずは首です。
次に右前肢の先です。
こちらは右前肢の脇~手先にかけてのお写真です。
胸~腹部の写真です。
最後に右体側の写真です。
全体的に毛は薄く、首~お腹は全く毛が生えていません。
四肢も同様脱毛しており、皮膚は赤く炎症しています。
【初診時の診極め】
ポイント:被毛形成異常
全体的に毛が薄く、特に首、脇~股、四肢は地肌が見えています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。
被毛形成異常の特徴としては、
・全体的に毛が『薄い』『細い』
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
が上げられます。
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【当院の治療プラン】
①アトピー
・投薬治療
※抗生剤、抗真菌剤、ステロイド、アポキルは使用しません!
②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※当院だけの特別な治療法です。
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス
④週に1~2回のスキンケア(脂漏症)
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー
毎日のデイリーケア
・Medicareローション
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治療後の様子と比べてみましょう!
この子の場合、治療から2週間で痒みがほぼなくなり、
約1ヶ月後には痒みは無し!
同時に少しずつ毛が生えてきたと実感されています。
そして治療から3ヶ月後にはAfter写真の状態まで改善!
引き取ってから初めて見た綺麗な状態と喜んでいただけました。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPII+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者:
2024.04.29
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 5歳 0ヶ月 男の子(去勢済)
【経過】
〇季節問わず1年中発症する痒みと発疹
〇換毛期関係なく年中多い抜け毛
〇4年間毎日アポキルを服用しても改善されない症状
〇手先はビショビショになるまで舐める
それでは初診時の様子をご覧ください。
上から順に右側面、首、全体、脇、胸部~腹部、内股のお写真です。
全体的に毛が薄く、赤黒くなってしまった皮膚が見えてしまっていることが確認できます。
また、胸から内股にかけての湿疹が目立っています。
4年間も毎日アポキルを服用してもこの症状は改善されませんでした。
しかし、当院で受診し適切な診断や治療を行うことでたった3ヶ月で改善されていきました。
症状が改善された理由は2点の隠れた病気でした。
〇1つ目 『被毛形成異常』
写真からも見てわかるように
この子は地肌が見えてしまっていて全体的に毛が薄く細く、身体の内側は毛が生えていない状態です。
加えて飼主様の悩みであった1年中ある抜け毛があります。
実はこれこそが病気の1つ目『被毛形成異常』です。
実はこの病気一般的にはあまり認知されていないために
見落とされてしまいやすい病気です。
この病気に対し治療を行って行かないと改善には繋がりません。
〇2つ目 『心因性』
この答えこそがアポキルを服用しても改善されなかった原因です。
純粋な痒みの症状であればアポキルでコントロールする事ができます。
つまりこの子の痒みは純粋な痒みだけではないという事になります。
この子が体を搔いてしまうのは痒いからだけでなく『心因性の掻痒行動』が合わさっているからです。
心因性と診断される行動はいくつかありますが
この子には以下の行動パターンが確認できました。
・トラックやバイクが苦手
・他の犬に対しては隠れてしまう
・掃除機には怒り攻撃する
・小石や木の枝を咥える
・飼主様の後ろをついて回る
・興奮し、走り回る
・頑固でお気に入りの物は放さない
ご自宅のわんちゃんはこのような行動をとってはいませんか?
これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。
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【今回の北海道往診のフレンチブルドッグに対して行われた当院の処方プランは合計4つ】
①純粋な痒み(アトピー&膿皮症)には
・投薬治療
※抗生剤処方なし
②被毛形成異常には
・投薬治療
・スキンケアECプラス
③心因性には
・投薬治療
④上の3つに+して週に1回のスキンケア
・Medicareシャンプー
・Medicareオイル
・Medicareスキンケアオイルジェル
それでは治療後の様子と比べて見ましょう。
白い被毛が生えてきて皮膚の赤みや発疹も初診時より改善されたことがわかると思います。
痒み=痒い、薄毛=個性などの固定概念にとらわれず、別の原因、別の視点から考えアタックしてみる事が短期改善に繋がる重要な事と言えます。
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今回の症例に似た症状でお困りのわんちゃんは、当院までご相談ください。
もし受診が難い場合は、
・適切な食事
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 廣田
投稿者:
2024.01.31
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はフレンチブルドッグの子の症例です。
【症例】
フレンチブルドッグ 9歳1ヶ月 女の子
【経過】
〇1歳から痒み
〇症状は季節関係なく1年中続く
〇傷ができるほど掻いてしまう
〇薄毛
〇寂しい時に手を舐める
それでは初診時の様子をご覧ください。
こちらは左後肢です。
円形脱毛が多数見られます。
次に右側の体側です。
【初診時の見極め】
ポイント①被毛形成異常
全体的に毛が薄く、地肌が見えてしまっています。
アンダーコートが生えていないのは病気です。
この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。
・全体的に毛が薄い、細い
・地肌が見える
・被毛が硬い
・毛がよく抜ける
こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してアプローチをしなければ改善できません。
ポイント②心因性
心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。
・留守中や興奮時に身体をどこかにこすりつける
(在宅中はしない)
・他の犬や人を寄せ付けない
・おもちゃを壊す
・乗り物(自転車やバイク)の飛びつく
・枯葉や猫を追いかける
・食糞や拾い食いをする
・飼主の後を執拗に追う
(お風呂の前で待っている)
・頑固な面がある(お気に入りの場所を譲らない)
・手を舐めている
これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。
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【当院の処方プラン】
①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生剤処方なし
②被毛形成異常
・投薬治療
・スキンケアECプラス
・アロペシアGR+
③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
④心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+
⑤週に2回のスキンケア(膿皮症)
・Medicareローション
それでは治療後の様子と比べて見ましょう。
この子の場合、治療から約3週間後には毛並みが良くなりツヤも出て、円形脱毛もなくなりました。
心因性からくる体のこすりつけはほぼなくなり、
手舐め行動も3割まで減り、声をかけるとすぐやめてくれるようになりました。
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同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
パーソナルPⅡ+(心因性)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。
当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 上林
投稿者: