院長平川の天真爛漫ブログ

暑い名古屋から涼しい北海道へ・・・往診です!

2018.08.11

今日も暑いですね!

今年の東海・名古屋は日本一の暑さではないでしょうか??

先日沖縄から引っ越してきたばかりの方が「名古屋の方が暑い!」とおっしゃっていました(^^;



さて、いよいよお盆休み、当院も今日の午前で夏休みに入ります。

大型連休前は「休む分をちゃんと働いてから休みたい」というおかしな思考回路になるのですが、今年は例年以上に「もう十分働いた!」という忙しい夏なので、胸を張って休みたいと思います(笑)



で、お盆明けですが、タイトルにあるように北海道に往診に行くことになりました。

以前にも北海道まで往診に行ったのですが、その方とはまた違う方からの往診依頼です。

※参考記事 2017年8月往診

  以前の北海道往診ブログ  名古屋→北海道 片道1000kmの往診

  治療後の改善ブログ    【遠隔診療】北海道の皮膚病を治療する


あの車窓からみえる白樺林、涼しい北海道に行けるかと思うと今からドキドキです(笑)

症例は柴犬、よくある頚部~胸~お腹~内股が真っ黒&ゴワゴワになっているタイプです。

医療に絶対はないのですが、一応確信をもって臨みますので、まずよくなるでしょう!

そのため検査する前にすでに治療方針は決まっており、診る=治療スタートです。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

動物病院の診察室での会話③ 獣医師は超能力者?

2018.08.02

症例報告とはまったく関係ないブログ第3弾です。

   動物病院の診察室での会話① 獣医師は嘘つき

 動物病院の診察室での会話② 獣医師は演技派



ここ最近あることを当てて驚かれたときの診察のことです。

以前にも当院での治療歴があるわんちゃんが、久しぶりに皮膚病の再発で来院されました。

皮膚を診ながら「あれ?去年の夏の皮膚コンディションと違うな」と違和感を感じてあることが頭をよぎったので飼主さまにこう聞いてみました。

僕 「最近ドッグフード変えました?」

飼主さま 「え?どうしてわかったんですか?? 確かに2カ月前に変えました。」

僕  「たしか依然お聞きしていたのは●●●●だったはずですが、今のフードの名前教えてください・・・〆(._.)メモメモ」

※手元のメモにあることを書きました。

飼主さま  「え~っと・・・ネットで買ったやつで・・・(スマホで確認)」

飼主さま  「そうそう、〇〇〇〇というアレルギー対応食とかいうものです」

僕  「はい(事前に書いたメモをみせる)」

飼主さま  「え~!!なんでわかったんですか!?」


皮膚を見て食事を変えたこと、そして変えたご飯を当てることに成功しました(笑)

去年のの治療の時点でよくなっていたため、本当は食事を変える必要なんてなかったのですが、急に食べが悪くなったようでやむを得ず変えたようです。


参考までに食事を当てるのは珍しくなくて、今までにも数え切れないくらい当てています。

世の中には驚くほどの種類のドッグフードがあるため100%にはほど遠いですが、ときどき「あ、〇〇〇〇を食べているんだろうな」とわかることがあります。

それはカルテ情報、問診、そして肝心の皮膚をみるとわかるようになるんですね。



・・・でも初診時に「うちの子が何を食べているか当ててください!」というのはなしですからね(笑)

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

動物病院の診察室での会話② 獣医師は演技派?

2018.07.31

こんにちは、気分転換に皮膚科とは関係ないブログを書いてる獣医師平川です。


前回の「動物病院の診察室での会話① 獣医師は嘘つき」に引き続き、最近の診察室での会話です。


皮膚科とは異なる疾患の併発があり、当院では対応できなかったため専門的な病院を受診してもらった後の会話です。

飼主さま 「あの先生、目をみてお話してくださらないんですよ~。ずっとよそ向いてお話されてて、こっち向いてくださらないんです」

僕 「意外ですね。直接お話したことはないのですが、学会などでお見掛けすると普通にお話されてるんですけどね。カルテ見ながら、書きながらとか?」

飼主さま 「ネットのクチコミでも『顔見て話しをしない』って書かれてて、ホントなんですよ~」

僕 「こういった仕事では職人タイプの先生も多いですしね。もしかしたら人見知りするタイプかもしれませんよ。僕も外ではものすごく人見知りして全然しゃべれないタイプですしね」

飼主さま 「先生が!?またまた~そんな冗談を!」


・・・・・ホント、外では人見知りします。

でもせっかくなので、誉め言葉として受け止めておきたいと思います♪


次回は 「獣医師は超能力者?」 です。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

動物病院の診察室での会話① 獣医師は嘘つき

2018.07.30

今日はただの獣医師平川として、皮膚科とは関係ないお話でブログを書きます。


先日、とある飼主様とこんなお話をしました。


飼主様 「最近〇〇〇(家庭の事情)・・・・・で私に円形脱毛症が・・・」

僕 「ストレスは身体に悪いですからね。夜も十分に寝れてないんじゃないですか??」

飼主様 「そう!ずっと寝不足!」

僕 「睡眠は大事ですよ!最近は睡眠ブームじゃないですか?リラックス系のサプリメントで睡眠の質を向上できるので飲んだ方がいいですよ!」

飼主様 「たしかによく聞く!でもそんなの本当に効くの??」

僕 「リラックス系のサプリメントは本当に理にかなっているからお勧めですよ!成分として〇〇〇とか、△△△△や●●●●とか複数入っているのがいいですね。ストレスの緩和でリラックスできます。」

飼主様 「すご~い!先生、詳しいね!?なんでそんなにしってるの?」

僕 「僕も毎晩かかさずのんでますよ!旅行や出張にも必ずもって行く!無いと十分に寝れないんじゃないかって気になるくらい」

飼主様 「え?先生が飲むの?」

僕 「そうですよ。」

飼主様 「嘘だ~、ストレスなさそうなのに!」



・・・・(^^;



いや、毎日ストレスMAXなんです・・・とは言えずヘタレの僕は「意外と大変なんですよ」くらいしか言えませんでした(笑)

たぶん自由気ままに仕事しているように見えるのかもしれませんね。

でもいいことです。

それだけ僕が診察で「らしさ」を出した診察ができているということだと思います。



次回のネタは嘘つき②として「獣医は演技派」です。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

医療の進化 エビデンス×経験

2018.07.10

こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。

普段は皮膚科ばかりの当院ですが、皮膚科以外でも重病でなければ診れる範囲でみたりします。

また昔からの患者さまはそのまま診ていますので、今でも皮膚科以外を診る機会は少なくありません。

今日紹介するのはそんな「皮膚病ではないけど、昔から来ているわんちゃん」の症例です。

【症例】

 柴犬 約8歳半 女の子(避妊手術済み)

【経過】

 〇生後9ヶ月のころから繰り返す下痢・食欲不振・時々嘔吐

 〇抗生物質、一般的な下痢止め、プロバイオティクス、消化管用療法食などのによる改善なし

カルテNOは2桁台とまさに開業当初からの患者さまで、生後2ヶ月の混合ワクチンのときからずっと今日まで診させてもらっている柴犬です。

経過は非常に長く、極端な重症化はしないものの、間欠的に胃腸炎の症状がでています。

その診療回数ですが、1歳前を初発に4歳までの間に20回以上です。

投薬治療はもちろん、レントゲンや消化管バリウム造影検査をするほどの再診を重ねました。

療法食はサンプルなど合わせて合計7種類、サンプルの時点で吐くものは継続不可能として3種類は一定期間継続していただきましたが、どれも明確な改善はありませんでした。

4、5才以降は落ち着き、月1回か多くて週1回の下痢で、自然治癒する軽度なため治療歴はありません。

変化があったのは8歳を越えた今年の6月、4月の血液健康検査の異常値の再検査のために来院されたときに「1ヶ月前からまた週1回下痢するようになった(毎回1回の下痢のあとは続かず自然治癒)」とのお話を伺いました。

この瞬間「いける」と確信をえることができましたので、改めて治療方針を提案させていただきました。

もちろん週1回の自然治癒は過去にもあって無治療であった期間もあるため、様子を見るプランもありましたが、今回は今までにない治療プランを提案できる確信がありました。

そう、あの2年前に発売された皮膚科の痒み止め新薬アポキルです。

    IBD(慢性腸症)に新薬アポキルが効く?

「今こういう報告があって・・・効くと思います。」

「この報告は僕なんですけどね(笑)」

で、了承を得ることができました。

抗生物質、下痢止めなどは処方せず、併用は当院が開発したスキンケアECプラスのみとしました。

そして4週間後・・・

下痢は一回もなし!

とっても喜んでいただけました♪

久しぶりの会心の診察に、僕もかなりテンションあがりました(笑)

もちろん良くなったこと、飼主さまが喜んでくれたことがうれしいのは同然ですが、この診察には他にもいろいろ詰まっています。

1つは「昔できなかったことが、今はできるようになった」こと、2つ目は「当院でしかできない医療であること」、そして3つ目は何より「標準医療ではない個人的治療に飼主様が理解してくださったこと」ですね。

この仕事は本当にしんどくて、普段は「18歳にもどれるなら絶対この道に進まない」と思うのですが、こういう瞬間があると「この仕事たのしい」って思い直すことができますね♪

今回は経験からいい結果をえることができましたが、実は今の時代にこのようなことは難しいです。

今のご時勢の医療は「二言目にはエビデンス」で、基本は教科書の範囲内でしか治療がやりにくいのが現状です。

ただ教科書にかかれているのは印象操作と数学的な分析ようなものも多く、「既存の範囲内で表現すれば」というようなものも含まれるので、常に正しいとか新しいものばかりではありません。

個人的にはゼロを1にするためには既知から外れる「攻めのチャレンジ」もあっていいと思っています。

もちろんエビデンスを無視していいという意味ではなく、エビデンスなどを把握しつつ、新しい今までなかった視点でもものをみる習慣と、日常にころがっている何気ないヒントを感じるアンテナがあればもっと進化できるのではないか、という意味です。

万が一がないようにしなければいけないので、確信がないとできませんけどね(^^;

・・・おまけ・・・

カルテを見直すと、通院が続いているのにも関わらず途中から下痢の症状の記載がほとんどなくなっていました。

今だからわかるのですが、そのときは柴犬に多いアトピーがでていたので間欠的にステロイドを服用していました。

ステロイドも慢性腸症(IBD)に効くので、一定期間継続して服用した結果症状が治まったのかな?と推測します。

このアトピーはこの数年でていないのでステロイドも使っておらず、最近になってまた「免疫異常のスイッチが入った」のだと思います。

あと数年後には下痢の治療にアポキルの選択肢が普通になるのかもしれませんね。

もちろん今回は過去の経過を把握してる症例だからこその「最初からアポキルでいける」という判断であって、一般的にはファーストチョイスではないです。

さらについでのおまけですが、春の血液健康検査の異常値は「わずかな低アルブミン」でした。

他の症例もそうなのですが。おそらくスキンケアECプラスの継続でアポキルも徐々に減らすことができると思います。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

1年越しの場外リベンジマッチ 野生動物VS獣医師

2018.05.20

こんにちは、今回は皮膚科とは関係ないブログです。

当院のクリニック名は四季の森どうぶつクリニックですが、「四季の森」とつけたにも理由があり、本当は自然の四季が好きです。

そのため小さい庭ではありますが、病院の前にはたくさんの花木を植えています。

そんな病院の庭の主力メンバーは、ヤマボウシ、イロハモミジ、シマトネリコ、エゴノキ、オリーブ、ユキヤナギ、そしてジューンベリーです。

大半落葉樹のため冬はちょっとさみしい庭ですが、春~初夏はとても活気付いてきます。

まず春まっさきに目を楽しませてくれるのがユキヤナギ、公園や施設などにも多く特別な存在ではありませんが、フワフワの白い花を咲かせます。

個人的にはこのユキヤナギが好きで、春の楽しみの1つです。

植えた当初は随分と小さかったユキヤナギでしたが、ようやく成長してきたような感じです。

来年も楽しみです♪

ユキヤナギに続き、樹木の中で最初に花をさかせるのがジューンベリーです。

病院正面をみて一番右側です。

このジューンベリーの魅力の1つは花、春先にとってもかわいらしい花をさかせます。

ご存知の方も多いとは思いますが、ジューンベリーの魅力はもう1つあって、開花1~2か月後にはおいしい実をつけてくれることです。

で、今年はというと・・・

春の花が少なく実のなりはイマイチ・・・でした(涙)

ゼロではないので収穫したのですが、

さみしい(涙)

しかし!

代わりに自宅のジューンベリーが大豊作!

昨年は忙しい春に気をとられているうちに鳥さんにすべて食べられてしまうという大失態をおかしてしまいましたが、今年は鳥さんが豊作に気づく前に収穫開始することに成功しました!

3日連続で収穫したジューンベリーは、

山盛りです!

これだけ収穫しましたが、まだ成長途中のものが残っています。

ただ、心配事もあります。

2日目の収穫中に気づいたのですが、外野からの抗議のようなブーイングが耳に入りました。

それでも無視して収穫を続けるとしびれをきらした野鳥の乱入があり一部もっていかれました・・・

手の届かない高い位置の実や、一粒ずつ丁寧に食べるならまだいいのですが、手当たり次第につついていくため被害は甚大です(涙)

一度狙われると連日の襲撃をうけるので、3日目は早起きして早朝から収穫をしたのですが、相手も100戦練磨の手練れなのか、朝一番から野鳥と争奪戦となりました。

明日は場外乱闘4日目の予定です。

昨年は自宅のジューンベリーが不作で戦意喪失もあり不戦敗でしたが、今年はすでに全体の6割以上は収穫できたので勝ち越し決定です。

病院の庭にもあとわずかに残っています。

もしご興味のある方は一度ご賞味ください♪

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

犬の即戦力皮膚科セミナー開催

2018.04.22

犬の痒みを伴う皮膚病治療のみを行う皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

当院では診療提携のある動物病院向けにプライベート皮膚科セミナーの開催を行っております。

 §1 膿皮症を極める
  抗生物質の選択・変更のタイミング
  膿皮症が治らない理由
  膿皮症が再発する理由
 §2 柴犬を極める
  柴犬の治療がうまくいかない理由
  眼瞼皮膚炎
  口唇皮膚炎
  四肢端の皮膚炎
  膝・太ももの痒み
  柴犬の脂漏症    
 §3 ブルドッグ犬種を極める
  ブルドッグに皮膚トラブルが多い理由
  顔の皮膚炎
  四肢端の皮膚炎
  湿疹・膿皮症
  ブルドッグ犬種の脂漏症
 §4 本当にアレルギー?
  「アレルギー」が治らない理由?
  アレルギー検査で治療成績は上がる?
  食事療法で治療成績は上がる?
  おやつも自由な正しい食事療法とは
 §5 誰も教えてくれない今日から使える診療技術
  耳介の脱毛
  シーズーの脂漏症
  四肢端の皮膚炎
  アポキルで止まらない痒み
  毛並みと皮膚トラブルの関連性   
  仕草でわかる、痒みの部位特定
  初診時にわかる心因性の痒み

この内容に加えて、当院に通院中の皮膚病症例を一緒に診ていただきます。

どの症例も初診時の映像記録があるため、初診時の状態・検査結果・治療方針をみて、見学時点での改善具合や、現時点で残っている問題点などの解説もしています。

当院診療から1~2年経過して見違えるほどよくなっているわんちゃんの状態もいますが、常に初診のわんちゃんがいますので「初診からわずか1~2週間でこれだけ改善している」というわんちゃんまでみることができます。

丸1日あれば当院がブログで紹介している治療症例の診断・治療はほぼ理解いただける内容となっています。

先日は京都市山科区で開業されている羽立先生に来ていただきました。

中央が羽立先生、右は後輩の山崎先生です。

朝9:30~19:00まで、難治性柴犬皮膚病初診の薬浴も含めてまさに丸1日皮膚科漬けの内容でした。

両先生ともお疲れ様でした。

今回当院と診療提携を結んだ羽立先生の病院をご紹介します。

   マックスドッグ&キャットクリニック

   〒607-8416京都市山科区御陵進藤町1-2
   電話: 075-591-4555

   動物病院HPリンク

元々羽立先生との面識はなく、今回は羽立先生から当院の皮膚科診療に興味を持っていただき、メールで治療相談を受けることになったのが最初のきっかけでした。

※相談症例は写真とメールで提案した新しい治療プランで劇的に改善したということです。

当院のスキンケア商品とサプリメントでの治療もできますので、京都市山科区やお隣の滋賀県にお住まいの方で皮膚病治療に悩んでいる方はマックスドッグ&キャットクリニックの羽立先生にご相談ください。

難治性の初診には時間がかかることがあるため、あらかじめお電話で受診時間帯など相談されることをお勧めします。

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

動物病院9周年記念プレゼント

2018.04.17

今日は普通の動物病院、四季の森どうぶつクリニックでブログを書きます。

今年の告知がおくれてしまいましたが、当院では毎年春の恒例となっているプレゼント企画があります。

フィラリアの予防の際に必要な血液検査(フィラリア抗原検査)と一緒に肝臓・腎臓などの健康診断コースを受けられた方にお渡ししています。

今年は3つのプレゼントから1つ選んでいただいています。

1つは当院のオリジナルおやつ「鹿肉ジャーキー」です。

2つ目も当院オリジナルおやつ、牛アキレスです。

そして、3つ目が今年のイチオシ!

青天の霹靂 (お米)

チョイスはお米好きな麻衣子先生です。

と~ってもおいしいお米とお聞きしていますので、ぜひお手元のお米とまぜずに炊いてください。

なお量は多くありませんので、飼主さまおひとりでこっそり炊いてお召し上がりください(笑)

感想はスタッフまたは獣医師平川までお寄せください。

春のプレゼント企画ですが、当院が2009年3月9日に開院してから1年後の2010年3月に1周年記念から年1回続けています。

過去にはお散歩バッグ、レジかごバッグ、折りたたみ傘、ポロシャツなど、さまざまなプレゼント企画を行ってきました。

思い出すのは最も力をいれた開院2周年のときの「オリジナル迷子札&鑑札ケース」です。

下の写真は「試作品」ですが、首輪に結んでつけるようにつくりました。

この企画には相当な時間と手間をかけたのですが、今だから言えます・・・当時の病院は来院される方も少なくとっても暇だったんです(^^;

そしてまだ若かったので遊び心がありました。

今は年齢に応じて冒険心がなくなっていますね・・・反省。

そうそう、この商品は本革なので時間とともに非常に味わい深い質感になるため、とても好評でした。

そして先日は「またほしい」とお買い求めいただいた方もいます。

表に出している商品ではありませんが、ご希望の方はお声がけください。

数量限定のレアアイテムです。

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

1撃必殺!この冬最後の「見極め」・・・・・・

2018.03.21

冬が大好きな獣医師平川です。

久しぶりに寒い日がもどってきましたね♪

今年はもう寒くならないと思って諦めていましたが、今年ラストの寒さに急遽今シーズン最後の・・・

「薪割り」

をしました!

突然ですが、薪割りのご紹介を始めます(笑)

まだ斧を振り始めて3年ですが、冬の趣味の1つなのでしったかをお許しください。

まずは、

①斧を振り下ろすべきポイントに構える

②振り上げる

③定めたポイントに振り下ろす

・・・説明するほどのものではないのですが、単純作業にみえて、奥が深いです!

ゴルフと同じくで、そもそも振り下ろしたときにズレが生まれます。

最初から真ん中に当てるようなことはできないのでは?と思うくらいです。

最初の1撃目で薪の真ん中に当てて、そのまま真っ二つというのが理想ですが、そんな強めの1撃ではまず真ん中に当たりません!

そのため修正ができるように、1回目の振り下ろしは軽めの1撃で斧の食い込みを少しに留めておきます。

軽めとはいえ、それなりに振り下ろさないと食い込まないので、このようにズレがおきることも珍しくありません。

このようにある程度食い込ませると、2回目斧を振り上げると薪も一緒に振り上げられるので、2撃目には仕留めのための力をいれて真っ二つにします。

※もし軽めの1撃目で大きくズレで食い込んでしまったら、一度斧を抜いて再度1撃目を入れ直します。

そんなこんなで3年目を迎えた今シーズン、ついにできるようになりました!

1撃中央真っ二つ!

証拠写真です。

まずは薪をセット。

はいっ!

・・・・・動画にすべきでしたねm(_ _)m

コツの一つは、薪を見極めることですね。

やはり割れるにも、割れるためのラインがあるので、そのラインがある薪を選んでやらなければ1撃でしとめるのは無理です。

1撃で割れない薪は節があるタイプ、節があるとそもそも2撃でも無理どころか、そもそも割れないことすらあります。

あとは邪念を振り払う?でしょうか。

「よし、1撃薪割りをブログのネタにしよう!」

なんて考えてやると失敗が続いて写真を消すことになってしまいます(^^;

※証拠写真は3本目で、1本目と2本目は写真栄えしない6:4くらいのビミョーな真っ二つでした。

でも本当に薪割りはいい気分転換になります。

集中できるし、いい音が響くし、イメージどおりに身体を動かせると気持ちいいです。

このあともう1回寒くなってもいいように割ったので、薪割りは今年ラストかな~と思ってます。

そういえば、以前北海道まで往診に呼んでくださった飼主さまとお話したのですが、北海道では薪ストーブイベントがあり、「斧」の試し割りも行えるそうです!

いいなぁ・・・きっとこの1撃の中に感動を与えてくれる斧との出会いがあるのでしょうね。

名斧をご存知の方がいればぜひ教えてください♪

あ、そうそう文中にでてきた割れない節ありの薪なんですが、あれは薪ストーブが最高出力になっているときに投入します。

なにせ太いままなので、炎のパワーが弱いときにいれると燃えにくく不完全燃焼で残ることがあるためです。

しかし炎の状態がよく、最高出力のときに投入するとさらに燃えるので部屋が暑くなるんですね・・・そして窓を開けます(^^;

火力調整のため、太め・中・細めと薪を揃える必要があるので薪割りは欠かせないのです。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【独立開業】40歳から10年後の50歳を想像する

2018.03.18

愛知県で開業している四季の森どうぶつクリニックの獣医師平川です。

今日は朝早くに起きたので、無音の朝を楽しみつつ開業医としての備忘録を書くことにしました。

※記事の半分を書いたのが3月で、久しぶりに残りを書いているため、若干のズレがあります。

もう過ぎたお話ですが、当院は2009年3月9日開院して、今年の2018年3月9日で9周年でした。

この開院記念日は10代までの誕生日と同じようなもので、開業して5周年くらいまでは楽しく過ごすことができたのですが、9周年ともなると感覚が変わります。

みえない5年後、10年後を見据えて新しい1年をどう過ごすのか、答えも正解もない課題を延々と考え続けることに苦痛すら覚えます。

この答えのない悩みに夢中になりすぎて、前日の3月8日は開院記念日を覚えていたのに、いざ当日になって忘れてしまい、10日に思い出しました。

忘れていても時間はすすみますので、ついに10年目に突入です。

来年の10周年を迎えてから新しい10年を考えてもいいのですが、個人的にもつい先日(3月の話)に40歳になり、病院としても個人としても新しい10年を考えるタイミングとして捉えています。

次の10年間を考える前に30歳代の10年間をふり返ろうと思うのですが、10年前の30歳のときの自分が今の自分を想像できていたかというと・・・想定外です。

なので40歳の今、50歳の自分を想像できるか?といえば無理なんだろうな、と思います。

逆の目線で考えると、40歳の自分が想像できなかったことをやっている50歳でいたい、というのはあると思います。

ということで次の10年は、

目指せ!想定外50歳(笑)

一点追加しておきます。

昔は「早く仕事やめたい!引退したい!」と思ってましたが、今はほとんど思わなくなりました。

健康的な人生のために死ぬまで現役、棺おけに入る前日に閃いて「あ、これやってみて」と誰かに言い残せるといいな、なんて思ってます。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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