2019.12.18
こんにちは、獣医師の平川です。
2019年もあと少しですね。
さて、毎年恒例となった「1年のふり返り」をしていきたいと思います。
2019年の抱負は、「夢中になる」でした。
具体的な計画について、以下の4つを上げていました
>計画①4年ぶりシーズンイン
>2014‐2015年シーズンをラストに封印してきたスキーを再び始めたいと思います(^^)
>幸いスキーに数値はないので、以前のようなストイックさはなくして、より楽しく向き合います。
【結果】 2019年1月18日 【想定外】信頼関係を失う初回のアプローチ失敗
結局昨シーズンにたしか3回いったのですが、娘①のスキーチャレンジは失敗に終わりました(涙)
また、僕個人としてもほとんど滑っていません。
娘①には新しいウェアを買ったので、今シーズンこそは・・・と考えています。
>計画②サーキット制覇
>昨年から行くようになった鈴鹿サーキット(遊園地)のアトラクション、子供向けのはずが大人もハマります!
>ドリームR、プッチショベル、テストフライト、パワークリスタルハントで最高得点めざしたいです(笑)
【結果】
娘①が幼稚園いくようになって日・祝にいくのですが、行列が半端なくほとんどできなくなりました。
娘①が幼稚園に行っている間にいくか、検討中です(笑)
>計画③社員旅行(ディズニー)
【結果】 【ディズニーに学ぶ接客術】心の壁の突破法
ものすごく楽しかったですね~。来年も計画しています!
>計画④学術活動
>苦手ですが、今年も世界初の発表します。
>5年後、10年後の標準治療になると思いますので、楽しみながら取り組みます。
【結果】
もっと面白いテーマを見つけてしまったので内容を変えて来年挑戦予定です!
こうみると唯一の仕事の目標を達成できていないのですが、修正しながら色々充実させた1年だと考えています。
ハイライト①講師
今年は全国の大病院が集まるフォーラムで講師役を勤めさせていただきました。
ハイライト②提携病院
新しい先生との出会いがあり、一緒に皮膚科に取り組む提携病院が増えました。
ハイライト③オンラインサイトリニューアル
2年以上かけて取り組んだ新しいサイトをようやく完成させることができました。
いまのところ好評をいただけているので、妥協せずここまで作り上げることができて満足です。
昨年はこのHPもリニューアルしましたし、しばらく何もしたくない!
ハイライト④世界初の治療法
昨年までできなかった治療が今年できるようになりました!
伝わりにくかもしれませんが、診療に携わってきた過去17年間ずっとできなかったことができるようになるのは本当に感動です。
もちろん教科書に掲載されておらず、世界のだれもが想定していない治療法です。
以前からキーワードで伝えていた「答えは想定外にあり」、今年も1つ見つけることができました。
ハイライト⑤日曜休診
開業時からずっと続けてきた日曜診察を今年の5月から月1回開催としました。(夏休みは隔週)
きっかけは娘①の入園なのですが、色々な意味でマイナスが大きいのではないかと心配していましたが、結果的にはなんとかなったようで安心です。
このように仕事と遊びともに多くのことができたのではないかと思っています。
去年の抱負が外れだったことを考えれば、今年の「夢中になる」は自分にしっくりきました。
唯一の誤算といえば、今年は「顔面神経麻痺」になったことでしょうか。
一時期目も口も動かず、しゃべるのもつらかったのですが、時間とともに改善しつつあって日常診療には影響ありません。
多くの飼主様から「働きすぎ?」と心配してもらえたので、また休診日を増やそうかな・・・無理なことはせずしっかり治したいと思います。
投稿者:
2019.12.03
四季の森どうぶつクリニックの獣医師平川です。
タイトル通りですが、12月2日に新しいオンラインショップを立ち上げました。
犬の皮膚科 メディカルスキンケアセンターOnlineShop
見やすさ&使いやすさはもちろん、皮膚病アプローチとして参考になるように作ったつもりです。
実は構想は3年前からあり、実際に制作に入ったのは2年前からなので結果的には相当な時間を要しました。
最初の半年の時点で制作に200時間以上はかけていて、1年前にはすでに大枠はできていたのですが、最期の仕上げにさらに時間を費やしてしまいました。
中々うまく進まないことに何度も心が折れて、診療優先を言い訳に制作を放置していたのもいけないのですけどね。
今回の特徴の一つは食事療法のアドバイスを組み入れたところでしょうか。
ぜひみなさんに正しい食事管理のことを知ってほしいと思います。
投稿者:
2019.11.15
こんにちは、獣医師の平川です。
寒くなってきたので、冬の準備をすることにしました。
冬の準備といえば暖房ですが、僕と麻衣子先生は乾燥が苦手のため我が家の暖は薪ストーブです。
そのためこの時期は、
薪割りが欠かせません。
一見めんどくさそうですが、精神集中や綺麗に割れた時の爽快感がいい気分転換になります。
2019.3.21 一撃必殺!この冬最後の見極め
身体も動かすことで温かくなるのですが、ただ最初の「外寒いな~」だけ乗り切る必要があります(笑)
・・・ということで、「大人のおもちゃ」を買ってみました。
卓上タイプのミニストーブです。
小さいですが、ストーブの上で料理もできますし、遠赤効果で非常に暖かいです。
薪割りででてくる端剤も利用でき、一石二鳥です。
ついでにコーヒーブレイクも兼ねて薪割りタイムはとてもいいリラックスタイムになりました。
おかげであまり薪割りが進みませんでしたが(笑)
次はこのミニ薪ストーブでお湯わかしてドリップコーヒーいれてみようと思います。
やっぱり寒い冬は「寒さを楽しむ」ですね♪
いろいろ楽しい季節になりました!
投稿者:
2019.11.10
急に寒くなり、冬の気配になんだかドキドキしてます(笑)
さて、先週ハロウィンでしたが、みなさんは仮装を楽しみましたか?
僕は根がパリピではないのでハロウィンを楽しむ習慣はなかったのですが、去年から急にハロウィン好きになりました!
というのも去年の鈴鹿サーキット、仮装していくと飴がもらえたんですね!
なので人生初の仮装を楽しんでみました!
もちろん娘①で!
昨年のこの時期はちょうど麻衣子先生が入院中だったということもあり、麻衣子先生の許可を取らずに独断と個人的好みで仕上げてみました。
テーマは「ちょいギャル」、人生で一度もギャル化したことがない麻衣子先生にも意外と気に入ってもらえました。
そしてもちろん今年もやってみました!
※今年のヘアセットは麻衣子先生です。
こうやってみるとフェイスラインが違うので、随分幼い感じがなくなったんだな~と感慨深いですね。
で、今年の鈴鹿サーキットのハロウィンは「飴」ではなく、仮装大賞的なイベントをやっていて、
ランウェイを歩いて「だれが一番か?」というものでした。
優勝者にはプレゼントがあるということで参加しましたが、結果は・・・・
全員が1番
そうきたか!
いまどきなのかもしれませんが、個人的には遊園地が一瞬社会の闇に覆われたように思えました。
しかし遊園地が変われば趣向も変わります。
比較してナガシマでは、
2グループに分かれての玉入れ競争でした。
買ったチームにはお菓子、負けたチームはシールというなんともわかりやすい(笑)
娘が参加していたチームは負けてお菓子をもらえなかったので、いい社会勉強になったかなと思います。
で、僕はというとこの時期は恒例の「決算」ですね。
2014年11月30日 マリオカートVSゴースト
昔は「1年おつかれさま!」という側面もありましたが、ここ数年は安堵も一瞬で毎年強くなる最強ゴーストとの競争に「経営は無理ゲーか?」と感じています。
ちなみに麻衣子先生は、
志摩スペイン村で1番を取ってご機嫌でした♪
ラストは久しぶりの登場、はす吉です。
投稿者:
2019.10.26
フレンチブルドッグの皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
前回のブログで新しい治療法についてお話しました。
この記事を読んでいただき、今日は別の症例を紹介します。
【症例】
フレンチブルドッグ 男の子
【経過】
〇膿皮症が治らない
〇抗生物質を使ってもゼロにならず、休薬すると湿疹が増える
それでは治療比較です。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
皮膚コンディション・毛並みともに劇的な改善ですね。
特にすごいのは膿皮症の改善、抗生物質でもゼロにできず休薬で増える状態だった湿疹が、抗生物質を使っていないのにほぼ消失していったことです。
もちろんゼロではないのですが、激減です。
いかに皮膚コンディションが改善したかがわかるかと思います。
湿疹は抗生物質で治すのが従来の医療ですが、これからは「湿疹を引き起こす原因を治療する」にシフトしていくことでしょう。
さて、前回の記事の続きです。
何が続きの話になっているかというと・・・前回のシーズーの脂漏症の治療と今回のフレンチブルドッグの膿皮症の治療、実は一緒です。
見た目がまったく違うのに、皮膚病面で起きていることはまったく違うのに・・・根本的な治療法は一緒です。
これは以前からずっと考えてたことなんですが、病気というのは「原因×遺伝(体質)=表現型」だと思います。
そのため皮膚病面の見た目や、検査結果で病気を分類している今の医療では本当の原因はわからず治せないことが多くなるのは仕方のないことで、これからは「視点を変えたアプローチ」が必要になると思います。
この症例についても世界初として報告できるレベルなので発表したいと考えています。
投稿者:
2019.10.26
シーズー・柴犬・フレブルなど難治性の皮膚病の体質の一つである「脂漏症」の治療に力を入れている皮膚科専門動物病院四季の森どうぶつクリニックです。
皮膚病にも色々あり、一般的に使われている言葉でいうと膿皮症、食物アレルギー、アトピー、寄生虫疾患・・・といった枠組みがあります。
明確な原因を突き止めた診断名の言葉のこともあれば、ただ症状を表しただけで原因を特定していない言葉もあります。
アトピーや脂漏症といった言葉が「症状を表しただけ」の言葉ですね。
アトピーといっても色々ありますし、脂漏症なんて脂っぽいすべてのわんちゃんが当てはまり、アトピーも脂漏症も原因は特定していない「便利な言葉」です。
今回の記事ではこの「脂漏症」についてお話します。
当院では開業時から力を入れているスキンケアを併用して特にシーズーの脂漏症の治療成績を格段に向上させてきたのですが、脂漏症のコントロールが完璧というわけではありません。
脂漏症といっても原因はさまざまなので、スキンケアだけでなんでもよくなるわけではなく、「そもそもなんで脂っぽいのか?」を追求して、対策をとらなければいい結果がえられないこともあります。
一般的にはアトピーや甲状腺機能低下症が脂漏症の原因として知られていますが、もし脂漏症の原因がアトピーか甲状腺だけならはるか昔から脂漏症はもっといい治療結果がでています。
古くからシーズーの脂漏症は存在し、アトピーにはアポキルがあり、甲状腺機能低下症には血液検査と治療薬が存在することを考えれば、「現在の皮膚科医療を用いて治っていないシーズーの脂漏症の原因はその他にある」ともいえます。
もちろんこれは当院の治療でも悩むところで、「今の皮膚科で知られていない脂漏症の原因が他にあるのではないか?」についてはここ数年ずっと考えてきました。
そしてついにその日はやってきました。
約2ヵ月前。
当院のスキンエアである程度改善はするものの、強い脂漏症の体質が続くシーズーの飼主さまに、
・医学的な根拠はない
・当院でもシーズーの脂漏症への治療実績はない
・やってみないとわからないけど、うまくいくと思う
デメリットを説明しつつ、どうしてこの治療を提案するのかの理由をしっかり説明して新しい治療にチャレンジしました。
局所の写真比較ですが、治療前と治療後を紹介します。
写真では微かな差にみえますが、症状は劇的に改善しました。
なんといってもずっと脂っぽかったのが、随分とサラサラになってきています(飼主さまの評価)。
そしてそれとともに毛並みも改善、かなり密な毛が再生しています。
毛並みがよくなるというのは、それだけ皮膚コンディションがいいということです。
シャンプーから数日で脂っぽくなっていたのが、1週間洗わなくてもいい状態になったということです。
この治療法は従来の皮膚科では不可能だった領域をカバーする革新的な治療法だと思います。
もちろん世界で報告されたことはなく、誰も予測さえしていない「新しい病態の提案(仮説)」から生まれたアプローチなので医療のスタンダードになるには数年どころか十年以上先かな?とは思います。
この治療のメカニズムがまったく新しく、誰も予測できていないものなのですが、そのおもしろさとして次のブログ記事で続きをお話しますね。
投稿者:
2019.10.06
こんにちは、獣医師の平川です。
今日は日曜日、娘①の初「運動会」でした。
当日まで知らなかったのですが、「親子参加競技」があるということで24年ぶりの運動会に参加してきました!
競技は親(基本父親)&子供の組み合わせてで行うリレー競技です。
・バトンの代わりに「小さなカゴ」をもって走る
・前半は親子で手をつないで走る
・トラック3分の1地点で好きな果物カードをカゴに入れる
・残りトラック3分の2は親がおんぶして走る
・果物カードをボードに張り付ける
という競技です。
今年の目標は「夢中になる」ですし、負けず嫌いなのでもちろん全力!です。
もちろん結果は1番!(リレーなので全員のおかげですが!)
中々いい想い出になりました。
そんな娘①の初運動会でしたが、麻衣子先生と非常に楽しみにしていたのが「男の子のリレー」です。
※男の子のリレーに注目する理由はこちら
2019年4月21日 【教育機関に学ぶ男女の生き方】かわいさ&強さ
この年齢の男の子の成長にはかなり差が大きいと思いますが、中にはそのたぐいまれな運動神経が開花しつつあり「キラリ」と光る子がでるのではないかと期待していました。
そこで迎えた運動会最後の競技、「年長さん、男の子のリレー(紅組VS白組)」です。
前半に特別早い子はいなかったのですが、中盤過ぎに紅組に差をつけられて負けているときにあらわれた白組の男の子、バトンを受け取ると断トツの速さで先を走っていた赤組の男の子に追い付きます。
カーブの外側という不利な条件でしたが、なにせ断トツの速さなのであっという間に抜き去りました。
今日運動会の中で会場が一番盛り上がった瞬間です。
きっとあの男の子はこの先10年は運動会のエースとして輝き、長いモテ期がくるはずです(笑)
いいなぁ・・ほんとうらやましい
子供時代の男の子のモテの基本は「足が速い」と思っていますからね。
僕も子供時代に足が速ければもっと違った人生が・・・
え?今日の僕ですか?
麻衣子先生からは、
「おんぶしてからが速かったよ!まだ若いパパにも負けないね(笑)」
と一応合格の評価をいただけました♪
ところで父親が運動会で走る機会って子供が何歳くらいまであるんでしょうね?
とりあえず2年後、またこのトラック競技で走ることになるはずなので、2年後までは衰えないようにしたいと思います。
投稿者:
2019.09.27
こんにちは、獣医師の平川です。
かなり久しぶりのブログ更新となりました(9月1回目)。
8月はお盆休み、9月は祝日で連休が多く、昔からの飼主さまに「先生の病院全然開いてない(笑)」と突っ込まれてしまったので仕事してますアピールをしておこうかとブログを書くことにしました(笑)
まずは8月の講演会の写真から。
めっちゃ豪華な会場でした!
表情カチカチですね(^^;
講演は動画配信予定らしいので、今後は全国の先生にみていただけるそうです。
また、講演会でお会いできた先生から新しい依頼を受けることができ、休診日を利用して各動物病院に訪問しています。
今週末は滋賀の動物病院で皮膚科セミナーを開催、10月頭は東京の企業病院を訪問することになっています。
セミナーの様子や、各地の動物病院での皮膚科診療についても今後ブログでも紹介したいと思います。
また初診の予約状況ですが、今年の夏はずっと予約が多い状態が続いており、今でも間近の予約が取りにくくなっています。
週末など、受診できる曜日が限定される方は早めにお問合せください。
投稿者:
2019.08.31
こんにちは、獣医師の平川です。
8月31日、夏の最終日です。
この時期は名古屋でもトンボが飛び、昼に鳴く蝉もかわり、夜には虫の声が聴こえ、夏の終わりを感じますね。
先日は「夏休みの余韻を・・・」といいつつ、最終日になってしまいましたので今日のうちに想い出を整理をしておこうと思います。
我が家の夏ですが、僕も麻衣子先生も基本的に暑いが苦手なので、涼しい山奥にこもって大自然を満喫してきました。
山奥過ぎて何もないところなので、山に行って何をしようか?と思っていたのですが、子供は行った先でなんとなく遊べるものですね。
娘①はというと、
トンボが大ヒットだったようです。
初日は虫取り網でもまったく捕まえられなかったのですが、滞在中のたった数日のうちに「素手」でトンボを捕まえられるまでに成長しました。
驚きの習得レベルですが、これも遺伝かな?と思っています。
参考記事:生死をかけた真剣勝負
このハンティング能力は「生きる」という意味で非常に大事だと思っています。
そして現地でドライブ中に見つけた「ブルーベリー狩り」にも行ってきました♪
本来は梅雨明けの7月で終了だそうなのですが、今年は雨が長ったのでお盆まで開催だったようです。
十分に熟した摘みたてブルーベリーは衝撃の甘さで、「ブルベリーってこんなに甘いのか!?」と大満足でした。
売っているブルーベリーではもう満足できないおいしさで、毎年リピート決定です。
みなさんも機会があればぜひ、個人的にはいちご狩りよりお勧めです。
続いてはさすがスキー場の山、冬の準備もできます。
昨年2回のスキーで一切滑れなかった娘①ですが、今年こそはとウェアを新調してみました。
見た目や色って大事です!
参考記事:【鳥類に学ぶ大人の恋愛学】バレンタイン
前回スキーのときは散々泣いたくせに本人はノリノリでした。
見た目から入るのはやはり「遺伝」なのかなって思ってます。
明日は9月ですが幸いお休みですので、夏休みラストを楽しもうと思います♪
投稿者:
2019.08.28
こんにちは、平川です。
娘①の夏休みもそろそろ終わりなのですが、夏休みと言えば・・・普段はみないけど映画ですね!
ということで、子供が寝る夜の時間を利用して人生初の一人映画にいってきました。
僕の子供時代の名作ゲーム「ドラクエ5 天空の花嫁」が設定となっています。
子供時代にやったゲームの中でもお気に入りだったので見てきました。
まぁ賛否両論の部分は別として・・・・・めっちゃ泣きました(笑)
ストーリーはゲーム設定とほぼ一緒なので知っている話なのですが、特に序盤の父パパスが亡くなるシーンは涙止まらなかったです。
元々父が亡くなる系には元々弱くて、
ライオンキング実写版はみていないのですが、アニメ版での父ムファサが亡くなるシーンもちょっと涙でましたね。
ディズニー映画「アーロと少年」でも、アーロのお父さんはアーロをかばって亡くなりましたね。
3作品に共通するのは「父が犠牲になって息子を守る」、そして「父の死はその後の息子の生き方に強く影響する」です。
・・・・・・・・・・・・・
ドラクエ5では主人公の母が魔物に連れ去られているところから始まります。
そこから主人公の父パパスと、子供(主人公)の旅が始まります。
しかし物語序盤、主人公の父パパスは子(主人公)をかばって、主人公の目の前で魔物に殺されてしまいます。
歳月が経ち主人公の旅が展開されるのですが、本人は魔物に殺されはしないものの主人公に子供(男の子)が生まれた直後に魔物との戦いで魔術により石にされてしまいます。
※主人公の妻も魔物に連れ去られて石にされます。
物語が進むのは8年後、成長した主人公の息子が強くなって魔物を倒しながら父(主人公)にかけられた魔法を解くという展開です。
その後は父(主人公)と息子で妻と主人公の母を助けに行く・・・
しかも!
主人公の息子は、主人公が持っていない特殊な能力を持っているという男の子の本能をくすぐる設定です(笑)
・・・・・・・・・・・・・
ドラクエ5の設定だけでなく、「父の死と息子の成長」というテーマで泣くからには、自分がそうであるということなんですよね。
ホント、自分にもそれは色濃くでているのがわかります。
子供時代に父を亡くしたわけではないのですが、父に成長した今の自分を見せれないという昇華できない気持ちをずっと抱えて生きていくことになっているのが泣く理由なのかなと思っています。
一種のコンプレックスみたいなものかもしれませんね。
だからだと思うのですが、どちらかというと「女の子がほしい」と思うようになりました。
父は僕にそう言ったことはないとは思うのですが、勝手に「父を超える」というものを背負って生きてきたので、それを次に背負わせたくない・・・これも「勝手な想い」なんですけどね。
ドラクエ5の映画の話に戻りますね。
他にも有名なシーンとしては「結婚相手を選ぶ」というイベントがあり、大富豪の娘(おしとやか)のフローラか、それとも幼馴染(気が強い)のビアンカか・・・この選択直前のセーブ記録がずっと残っている人は多いはずです(笑)
※ゲーム上はどちらを選択してもクリアは一緒で、差があるとすればフローラを選ぶと少し強い(魔法を覚える)そうです。
映画でどう表現するのかと気になっていましたが、さすがの展開で非常によかったです。
映画の一番のクライマックスはここだったような・・・
え?昔の僕はどちらを選んだか??
それは・・・
麻衣子先生を見ればわかるかと(笑)
今は?
ゲームじゃないですが、メラゾーマで焼かれそうなのでこの話はなしで!
投稿者: