皮膚科ブログ

【シーズーの皮膚科治療】重度の脂漏症

2022.08.24

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はシーズーの子の症例です。

 

【症例】

シーズー  3歳10か月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇2歳半頃から痒みがありアポキル服用を続けていた

〇3歳8ヶ月頃から悪化し、アポキルを1日1回~2回服用していたが改善されなかった

〇掻いてしまう以外にも手足・内股をビショビショになるまで舐めてしまう症状もあった

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

まずは首の写真です。

 

続いて腕の写真です。

次は胸、お腹の写真です。

 

 

最後は、内股の写真です。

首、胸、お腹、足、お写真で見て頂いている部分のほとんどが脂っぽくベタベタし、脱毛しています。

そして異常なほどに舐めてしまうため、皮膚の赤みも見られます。

それでは、初診時から約2か月後と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

脂漏症は軽度であれば「スキンケア」「食事療法」「サプリメント」で緩和させることが可能なケースもあります。なるべくお薬を使わずに治療したいところなのですが、ここまで重度になると積極的な投薬治療が必要になります。

もちろん「スキンケア」「食事療法」「サプリメント」も同時にしっかりと実施していきます。特にスキンケアについては、この子の場合は普通にシャンプーするだけでは不十分のため院内薬浴を行いました。

〈今回使用したスキンケア用品〉
 ・Medicareクレンジングオイル
 ・Medicareシャンプー
 ・Medicareモイストクレンジングオイルジェル

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。

この子のようにわんちゃんの脂漏症や、その他の皮膚症状に悩まれている方はぜひ当院までご相談ください。

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ミニチュアダックスフンドの皮膚科治療】エリカラを外したい

2022.08.11

こんにちは。ミニチュアダックスフンドの皮膚病にも力を入れている四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、掻き癖と散歩中の吠え癖のあるミニチュアダックスフンドの症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

ミニチュアダックスフンド  3歳11ヶ月  男の子(去勢済)

 

 

【経過】

〇2年前から治らない皮膚病

〇エリザベスカラーを付けていないと腕を舐めるのが止まらない

 
 

 

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

一見そんなに異常を感じないかもしれませんが、本来の毛量に比べて少ない状態です。ちょうど首の真中辺りは地肌が見えています。

 

次に腕の部分です。

こちらは脱毛と皮膚の状態の悪さがわかります。舐めてしまう為、赤みや傷が確認できます。

 

 

こちらはお腹側の全体とお腹部分の写真です。

特に胸の部分の脱毛が目立ちます。本来は毛のある部分になります。

 

 

そして側面から見た全体の写真です。

見た感じは普通に見えるかもしれませんが、もっとボリュームがあるのが望ましい状態です。後程出てくるビフォーアフターの写真で見比べてみてください。

 

最後に毛をめくったところの写真です。地肌が見え、スカスカなのがお分かりいただけると思います。

 

 

 

それでは約2ヶ月後の写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか

毛量が全体的に増えたのがお分かりいただけると思います。

そして、舐め癖が緩和したこともあり腕の状態がかなり改善しています。

 

今回は痒みだけではない、問題行動を伴う心因性の治療を積極的に行いました。

散歩中に「他の犬に吠え続ける」「ドッグランで上手に遊べない」「バイクを追いかける」「掃除機に攻撃的」など心因性を疑う行動パターンが認められたため、痒みと心因性に対する治療を積極的に行うことで劇的に改善しました。

 

治療を始めて約1ヶ月後には劇的な改善が認められ、飼主様から「この毛並み初めて!」と喜んでいただけました。

今回の症例の特徴の1つである「心因性に対するアプローチ」について情報を下にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

 

 
 

 

 

 

今回のわんちゃんの日常行動のうち、注目すべき特徴的なパターンを紹介します。

 

・散歩が苦手、好きじゃない

・他の犬・人に吠える

・犬(人)が視界から消えるまで見続ける

・乗り物(今回はバイク)が通ると追いかける

 

イコールではありませんが、こういった特徴が揃うと痒みではない舐め・掻き癖が強く出る傾向があります。

こういった症例にはアポキルでは抑えきれないため、他のアプローチが必要です。

 

今回は行動に対する投薬治療を行った結果、舐め癖の緩和はもちろん日常の行動にも改善が認められました。

「散歩がスムーズになった」

「バイクを追いかけなくなった」

「他の犬に吠えなくなった」

舐め癖だけでなく、飼い主さまが日常的に抱えていた散歩のストレスが軽減されとても喜んでいただけました。

 

当院では皮膚だけでなく、わんちゃんの行動に対する診断・治療を行うことで治療成績を向上させています。

皮膚×行動の診断・治療は非常に難しいため、当てはまる方は当院までご相談ください。

 

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライト(←クリックすると見られます)のご案内をご覧下さい。

当院では継続をオンライン診療で提供することもできますので、遠方の方もぜひご検討ください。
 
 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 (←クリックすると見られます)

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【in九州】皮膚科特別診療開催

2022.07.29


こんにちは、獣医師の平川です。

今年、沖縄と北海道で出張診療を開催以降全国から「来てほしい!」という声をいただきましたので今回は初の九州往診を企画いたしました。広い九州なので、今回は大分(別府)から宮崎(最終鹿児島の志布志)まで車で移動しながら各地点で診療を行っていきます。


日 程 2022年8月8日(月)~10日(水)

場 所 別府港、宮崎市、志布志港
    ※通過候補エリア
     阿蘇、高千穂、都城
    ※屋外、指定の駐車場


【注意事項】

※ご自宅への往診は行いませんのでご注意ください。

※待ちあわせ場所と時間はご指定いただけません。お申込みいただいた方にこちらからメールにてお知らせします。

※通常初診ではお話に90分かけていますが、今回は移動が多いため対面診療の所要時間は1組あたり10~15分を想定しています。診療の詳しい説明は後日オンラインにてフォローさせていただきます。

※出張診療では特に痒み症状がない脱毛症のわんちゃんは対象外とさせていただいております。獣医師1名で診られるわんちゃんの数に限りがあるため、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。


HPからお問合せ

※初診の形式は「往診希望」を選択し、

コメント欄に「九州希望」とご記入ください。

問診への回答及び写真送付(無料)

遠隔診療の適応判断

初診料のご入金

対面診療(10~15分)


対面診療後は、オンライン通話アプリを利用して詳しい診断結果をご説明させていただき、その後は再診もオンラインにて受診していただけます。

申し込み時点~メール問診回答までは無料ですので、大分〜宮崎でわんちゃんの皮膚炎や皮膚病、その他皮膚トラブルにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【柴犬の皮膚科治療】アポキルが効かない痒み

2022.07.15

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はアポキルが効かない痒みを持った柴犬の子の症例です。

 

【症例】柴犬  8歳11か月  男の子

 

【経過】

〇下顎、耳、お腹を過剰に掻いてしまう

〇3年前からアポキルを毎日服用し、多い時は1日2回服用しているが改善されない

 

それでは、初診時の様子をご覧下さい。

 

まずは横顔のお写真です。

目や口周りなど赤みがあり、掻いて傷になっているところもあります。毛もまばらに生えている状態です。


続いて首、胸、お腹のお写真です。

毛がほとんどなく、皮膚の状態もガサガサしているのが分かります。

 

 

次は前肢のお写真です。

 

最後に身体の側面と皮膚を拡大したお写真です。

毛が薄く、スカスカになっています。

 

 

それでは、初診時から約8ヶ月の写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

比べて見ていただくとフサフサにに毛も生えて毛質も良くなりました。掻きすぎてできていた傷もなくなり、とてもきれいな皮膚になりました。飼い主様にお家での様子をお伺いすると、前より穏やかに過ごせてお散歩の足取りも軽くなったと仰っていました。柴犬はストレス弱く、皮膚の状態が悪いと痒みストレスから行動異常が増えることがあります。

 
この子はアポキルを1日2回服用してもまったく改善されない重度の皮膚病ですが、柴犬の遺伝的体質が強く表れている典型的な皮膚疾患です。痒み止めであるアポキルが効かない理由「隠れた基礎疾患(遺伝)」が見落とされているため、そこにフォーカスして積極的な投薬治療を行いました。見違えるような治療結果で皮膚病があったことすらわからないまでに改善しました。
 
 
この子の場合、問題点は3つあります。
 
①痒み
「アトピー」の1つですが、単純なアトピーであればアポキルで痒みは十分すぎるくらいコントロールできるはずです。アポキルを毎日服用してコントロールでいない場合は、アポキルが効かないのではなく「別の原因が診落とされている」と考えた方がいいです。
柴犬はこのタイプが多く、診落としには「毛並み異常」「食事管理」「心因性」が挙げられます。
 
②毛並み異常
健康な柴犬は1年通してアンダーコートがあります。このアンダーコートをつくることができないタイプは皮膚病になりやすく、重症化すると今回の症例のような脂漏性皮膚炎につながります。
問題はこの毛並み異常を一般的な動物病院では診断・治療が難しいことです。
当てはまる場合は当院受診をお勧めします。
 
③心因性
柴犬はその独特な性格・気質から、痒みストレスに弱く、皮膚を傷めつけてしまうほど舐める・掻く・噛むが重症化することがあります。
この「性格・気質」に対する診断・治療も非常に難しく、当院でしかできない治療もあるため、当てはまる方は受診をお勧めします。
 
柴犬の皮膚病は「遺伝」に問題があります。
いかに理にかなっていることとはいえ、正直なところスキンケアやサプリや食事では改善させるのは難しいです。
 
「柴犬だから」というのはその通りですが、「仕方ない」と諦める必要はありません。
「柴犬だから仕方がない」ではなく、
「医療だからできることがある」が当院の皮膚科診療です。
治療に向き合うことはとても大変ですが、大半は劇的に改善すると思ってください。
完治はしないため継続が必要ですが、柴犬の90%以上は今回の症例のように「まるで完治したかのよう」まで改善することができると考えています。
 
ただ当院でしかできないことばかりですので、遠くても受診を推奨いたします。
当院では継続をオンライン診療で提供することもできますので、遠方の方もぜひご検討ください。
※症状によってはできないこともございます。
関東にお住いの方は、東京サテライトで初診をさせて頂くことも可能です。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【シェットランドシープドッグの皮膚科治療】毛並み異常と腸内免疫の異常

2022.07.15

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はシェトランドシープドッグの子のご紹介です。

 

【症例】

シェットランドシープドッグ  1歳2か月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇3ヶ月前から全身に円形脱毛ができた

〇痒みがあり、背中を噛む、口を掻く様子が見られる

〇内服薬と外服薬を継続して使用しても改善されなかった

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

 

こちらは胸、お腹のお写真です。

 

 

 

 

次は横から見た右前肢のお写真です。

 

最後は背中の皮膚の拡大したお写真です。

 

首、胸、お腹、前肢は毛が薄く、一部は地肌が完全に見えてしまっているところもあります。

背中には円形脱毛ができています。

 

それでは、初診時から約2ヶ月後の様子と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

比べていただくと全体的に毛量が増えフワフワになりました。背中にできてしまっていた円形脱毛もなくなり、しっかり毛も生えました。

 

この子の場合、膿皮症のため抗生物質の内服薬が標準治療になりますが、「服用すると治る、やめると再発する」ことが課題です。
今回は膿皮症が治りにくい根本的要因として「毛並みの異常」と「腸内免疫の異常」を疑い、毛並み治療と「正しい食事療法」
「腸内免疫改善のためのサプリ(スキンケアECプラス)」を服用していただきました。
 
 
 
膿皮症が繰り返されるには理由があり、ほとんどが「診落とし」「食事療法の間違い」「腸内免疫の異常」です。
初診時に「診落とし」に気づくこと、「正しい食事療法」を指導できること、根本的な体質改善「スキンケアECプラス(サプリ)」があることが今回のポイントです。
今回のポイント診落とし、食事管理、サプリを解説していますので参考にしてください。
 
 
 
ポイント①診落とし
 
犬の基本は「フワフワ&モコモコ」です。
今回の症例の第一印象は「薄い&細い」です。
毛が薄く、身体が細く見えるほどで、特に腕・尾が細いことに気づくべきです。
この異常が皮膚コンディション異常を生み出していますので、根本的に皮膚を強くするには、この毛並みを改善する必要があります。
 
 
ポイント②食事療法の間違い
 
「よかれ」と思って選び抜いたドッグフードや、考え抜いた食事管理が治らない原因になっていることも多くあります。
改善がないときの共通点は「今の判断が間違っている」「原因は一つではない」と捉え、すべてを見直すことをお勧めします。
 
 
ポイント③スキンケアECプラス
 
正しい食事管理と目的は同じですが、腸内免疫を改善することが重要になります。腸内免疫の改善に役立つのが当院が開発したスキンケアECプラスで、3種類の豊富な乳酸菌、2種類のオリゴ糖、食物繊維が配合されており、体質改善に役立ちます。
 
 
今回使用しているスキンケアECプラスのサプリメントは当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【キャバリアの毛並み治療】アポキルもサイトポイントも効かない

2022.07.12

こんにちは。キャバリアの皮膚病にも力を入れている四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、色々な薬を続けても改善しなかったキャバリアの症例をご紹介します。

 

 

【症例】

キャバリア  6歳7ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1歳前から6年以上続く痒み

〇アポキル、サイトポイント(注射)、インタードッグ(注射)、アレルギー療法食(アミノ酸まで分解)を続けたが改善しない

〇舐めだしたら止まらない、傷になるまで掻く

 

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

 

 

まずは顎から首の写真です。

皮膚の赤みと脱毛が見られます。

 

こちらは胸から下の写真と前肢の写真になります。

脇や手を舐めることもあり、こちらも赤みや脱毛が見られます。

 

 

 

 

続いてお腹全体の写真と、腹部のアップの写真です。

全体的に薄毛でお腹にはほとんど毛がありません。

 

 

最後に後肢の写真です。

こちらも地肌が見えるほど毛が薄くなっています。

 

 

 

それでは約3ヶ月後の写真を比較してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか

 

まず、毛量が格段に増えています。写真では分かりづらいかもしれませんが毛並みも良くなりました。舐めたり掻くことが減ってきたこともあり、赤みも落ち着いています。

今回はアポキルやサイトポイントが効かない理由、アレルギー療法食を辞めた方がいい理由を説明し、「見落とされている遺伝的要素」に対しての積極的な治療を行いました。

当院でもアポキルは処方していますが、現在は「3日に1回の服用」と非常に少ない投薬量でコントロールできるようになりました。

アポキルもサイトポイントも痒みに対しては非常に高い効果を示すため、効かない場合は「基礎疾患の診落とし」「食事療法の間違い」を疑う必要があります。

今回はポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

 

 

【今回の症例の考えるべきポイント】

 

ポイント① アポキルが効かない理由

→隠れている体質異常を診落としている。

具体的には「毛並み異常」で、治療後は毛並みが抜群によくなっている。

 

ポイント② サイトポイントが効かない理由

→上記①と同じく、アポキルが効かないときは基本的にサイトポイントも効きません。

 

ポイント③ 痒みだけではないこと

→「後肢で掻く」「舐める&噛む」が必ずしも痒みから起きているわけではありません。

また痒み相応の掻く・舐める・噛むではなく、痒み以上に過剰な掻痒行動がでてしまう子もいます。 

こういった「癖・行動」に着目したアプローチが不足すると、難治性になってしまいます。

 

ポイント④ 食事療法の間違い

→「よかれ」と思って選んだアレルギー療法食が体質に合っておらず、悪化要因になっていることが多いです。

特にアレルギー対応をうたった「加水分解」「アミノ酸」「グレインフリー」「グルテンフリー」といった食事は悪化要因になる事が多いため、当院では推奨していません。

 

ポイント⑤ 選択するお薬の間違い

→アポキルを使うことが間違いということではなく、アポキルが効かない隠れた要因に対して治療することが重要になります。そうすることで少ないアポキルで痒みをコントロールすることができるようになります。

 

ポイント⑥ 毛並みの異常に気付くこと

→治療後の毛並みと比較しなければ難しいかもしれませんが、初診時「毛並みが悪い」と気付くことができなければ治療はうまくいきません。皮膚病があるから毛並みが悪いわけではなく、「毛並みが悪いから皮膚が悪い」という逆の視点が必要です。これに気付けなければずっと治らないでしょう。

 

 

この疾患は当院でしか診断・治療ができないため、「うちの子の毛並みは悪いかも」と感じた方は、是非当院までご相談ください。きっと劇的によくなります。

 

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

 

 

 

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【受付終了】皮膚科特別診療 in 北海道

2022.07.01

皮膚科特別診療 in 北海道は受付を終了いたしました。

次回開催については現時点では未定となっております。

最新情報はホームページまたはインスタグラムでご案内いたしますので、随時ご確認をいただけますようお願いいたします。

 

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【パグの皮膚科治療】アポキルが効かない痒みと脱毛

2022.06.22

こんにちは。わんちゃんの皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はパグの症例をご紹介します。

 

【症例】パグ 3歳6ヶ月  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1歳前から赤い湿疹ができ始め、1年中繰り返し湿疹ができてしまう

〇痒みもあり、四肢端を舐めたり、噛んだり、顔のシワや下顎を掻いてしまう

〇アポキルを毎日飲んでいたが、改善には至らなかった

 

 

それでは、初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

こちらは首の写真です。

毛がほとんどなく、ツルツルになっています。

 

次は、前肢と脇の拡大の写真です。

足の内側や脇も毛が薄く、皮膚が丸見えになってしまっています。

 

次は、胸、お腹、股のお写真です。

こちらも毛が薄くなっているのと、脇や胸に湿疹があるのが分かります。

 

 

最後は右後肢の拡大写真です。

皮膚が乾燥しカサカサになっています。

 

 

それでは、初診から約4ヶ月後の写真と比較してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的に毛量が増え、ツルツルでほとんど毛が生えていなかったところもしっかり生え揃いました。毛質も硬くゴワゴワしていましたが、ふわふわで柔らかくなりました。

 

今までアポキルを毎日飲んでいましたが、治療から2週間ほどで掻く、舐めるが徐々に減っていき2日に1回の服用になりました。見落とされがちな基礎疾患や心因性の疾患も、しっかり治療していくことが大切です。

 

今回の治療には、腸内環境を整えるECプラスと癖などの性格、気質に対するパーソナルケアpⅡ+のサプリメントも使用しました。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者 佐野】

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【柴犬の皮膚科治療】洋服とエリカラを外したい!アポキルが効かない痒み治療

2022.06.21

こんにちは。柴犬の毛並み治療に力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は柴犬の症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

柴犬  6歳7カ月  女の子(避妊手術済)

 

【経過】

〇1才を過ぎた頃から痒みが出だした(ずっと改善されず年々悪化)

〇舐めたり噛んだりし出すと止まらない

〇アポキルを服用しても改善されない

〇エリザベスカラー(24時間)と洋服とを着用している(掻き壊し防止の為)

 

 

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

 

 

まずは首の写真です。

掻き壊しによって肌がゴワゴワしています。特に引っ掻く所は毛がありません。

 

次に胸から股にかけての全体写真と、胸と股をアップにした写真です。

胸も股も地肌がはっきり見える程脱毛しています。毛の質もパサパサした印象です。

 

 

 

こちらは前足と、後足を横からみた写真です。

舐めたりかじったりすることで更に薄毛になっている部分もあります。

 

 

最後に全体の写真と、側面の毛をかき分けた写真です。

毛をかき分けてみるとアンダーコートが無いのが分かります。

 

 

 

 

 

それでは2ヶ月後の写真をビフォーアフターで比較してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは2ヶ月後の状態になるのですが、毛量がかなり増えたのがお分かり頂けると思います。そして、量だけではなく毛並みもかなり改善されました。一番最後の写真をご覧頂くと、中の方が黒っぽくなっています。これは、ツートンカラーのアンダーコートが見えている為です。アンダーコートもしっかり発毛しています。

1ヶ月も経たないうちにエリザベスカラーを外せる時間ができたり、飼い主様は「犬らしくなってきた」と感じられたようです。

アフターの写真の時(初診から2ヶ月後)には、洋服も基本的には無しの状態で過ごせるようになりました。

 

アンダーコートは生えないのは毛並みの異常です。アポキルだけでは痒みを抑えることはできません。同時に見落とされいた基礎疾患や心因性の治療行わなければ改善に繋がらない症例です。

 

このように異常に舐める・噛む、エリザベスカラーを外したいなど、わんちゃんの事でお困りの事があれば是非当院にご相談下さい。

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

今回は投薬の他に、ご自宅でのスキンケアやサプリメントの服用も行いました。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

下のリンクバナーからご覧頂けます。↓

 

【症例報告制作者】  看護師 森

 

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【ワイヤーフォックステリアの皮膚科治療】アポキル・ステロイド・サイトポイントが効かない

2022.06.21

こんにちは。テリア系の毛並み治療にも力を入れている、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回は、ワイヤーフォックステリアの症例をご紹介します。

 

 

 

【症例】

ワイヤーフォックステリア  2歳6カ月  男の子(去勢済み)

 

【経過】

〇1歳前から痒みが続いている

〇アポキルを毎日服用し、追加でステロイドを服用するが改善が見られない

〇サイトポイント(痒み止めの注射)を毎月受けても改善しない

〇前足など、嚙みだしたら止まらない

 

 

 

それでは初診時の様子をご覧下さい。

 

 

 

まずは首から胸の写真です。

毛の密集度が少なく地肌の色がみえています。

 

こちらは前足を前からみた写真です。

噛み癖により赤みと傷があり、周辺の毛は更に薄くなっています。

 

 

続いて胸、お腹、股の写真です。

ほとんど脱毛している状態です。本来はお腹などにも毛はしっかり生えます。

 

 

 

次に前足と後ろ足を横から見たものです。

こちらも全体的に薄毛で、舐めたり噛んだりする部分は更に毛がないのがわかります。

 

 

 

こちらは背中部分の毛を掻き分けた写真です。

こちらも毛はすかすかで地肌が見えています。

 

最後に全体の写真です。

 

 

 

それでは、約3ヶ月後の写真と比較した写真をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?

劇的に毛量が増えて、もこもこになったのがお分かり頂けると思います。

 

今回の症例はテリア系に多い、アポキル・サイトポイントが効かない症例です。

今までは痒みに対するだけの治療だった為、服用を続けてもずっと改善されないままでした。アポキルやサイトポイントを使用しても改善されない場合、他の疾患が隠れていることに気付く必要があります。

当院では今まで見落とされていた基礎疾患、痒みからではなく心因的な原因での痒みや噛み癖に対する治療を積極的に行いました。

 

このように噛み癖による肌や毛並みへのダメージや、なかなか改善されない皮膚病にお困りのかたは、是非当院にご相談下さい。

 

 

また、関東にお住まいの方、関東の方が近い方は、東京サテライトで当院の獣医師が初診をさせて頂き、その後の診察をオンライン診療で行うことも可能です。

※疾患によっては適応できないこともありますので、ご了承下さい。

詳しくはこちらのホームページでご覧いただけます。⇒東京サテライト

 

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

下のリンクバナーからご覧頂けます。↓

 

【症例報告制作者】  看護師 森

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

最新記事

SEARCH

カテゴリ分類

Contact完全予約制・ご相談はお気軽に

Contact当院は犬の皮膚病だけに特化した
動物病院です。

  • 0562-85-2215 tel
  • 0562-85-2215 tel
  • サテライト
  • サテライト
  • 初診申し込みフォーム初診申し込みフォーム
  • 東京サテライトクリニック東京サテライトクリニック
  • 全国発送対応クリニック開発スキンケア&サプリメント shop全国発送対応クリニック開発スキンケア&サプリメント shop
pagetop