2022.08.24
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はシーズーの子の症例です。
【症例】
シーズー 3歳10か月 男の子(去勢済)
【経過】
〇2歳半頃から痒みがありアポキル服用を続けていた
〇3歳8ヶ月頃から悪化し、アポキルを1日1回~2回服用していたが改善されなかった
〇掻いてしまう以外にも手足・内股をビショビショになるまで舐めてしまう症状もあった
それでは初診時の様子をご覧下さい。
まずは首の写真です。
続いて腕の写真です。
次は胸、お腹の写真です。
最後は、内股の写真です。
首、胸、お腹、足、お写真で見て頂いている部分のほとんどが脂っぽくベタベタし、脱毛しています。
そして異常なほどに舐めてしまうため、皮膚の赤みも見られます。
それでは、初診時から約2か月後と比べてみましょう。
脂漏症は軽度であれば「スキンケア」「食事療法」「サプリメント」で緩和させることが可能なケースもあります。なるべくお薬を使わずに治療したいところなのですが、ここまで重度になると積極的な投薬治療が必要になります。
もちろん「スキンケア」「食事療法」「サプリメント」も同時にしっかりと実施していきます。特にスキンケアについては、この子の場合は普通にシャンプーするだけでは不十分のため院内薬浴を行いました。
〈今回使用したスキンケア用品〉
・Medicareクレンジングオイル
・Medicareシャンプー
・Medicareモイストクレンジングオイルジェル
当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧頂けます。
この子のようにわんちゃんの脂漏症や、その他の皮膚症状に悩まれている方はぜひ当院までご相談ください。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
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ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】看護師 佐野
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