2018.01.27
ボストンテリアの痒みを伴う皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
当院ではフレンチブルドッグの来院が非常に多いですが、ボストンもフレンチブルドッグ同様に同じような皮膚病になります。
個体差はありますが、体質としては非常に似ているという認識でいいと思います。
【症例】
ボストンテリア 2歳 男の子
【経過】
〇8か月前から続く痒み(わき&お腹)
〇散歩中や食事中でも痒みがでる
〇痒み止め(ステロイド?)を1カ月継続するも改善なし
それでは初診時の状態です。

まずは顔。

続いて、頚部。

続いて、前胸部~右肩付近。

続いて胸~脇にかけて。

同じく左脇の拡大。

同じく、右脇の拡大。

続いて、腹部。

同じく腹部、痒みが強い足の付け根付近、タコのようになっています。

続いて、側面から。

わき、側面の拡大。

続いて、足先。



それでは初診時から3週間後の状態と比較してみましょう。
非常にきれいになり、痒いは完全に消失しました。
このタイプは皮膚コンディションがよくなると毛がはえるので、あと1カ月もすれば全面生えるでしょう。
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