2014.07.20
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
この院長ブログを始める前は、Yahoo!ブログで色々書いていたのですが、実は同時にこのHPのブログでも皮膚病について記事を書いてきました。
移転は最近でしたが、数年前からこのHPは存在し、たま~に・・・なので、まさに細々と・・・でしたけどね(苦笑)
そのときのブログタイトルは、「生兵法は皮膚病のもと」というものでした。
かわったタイトルだったのですが、由来となったことわざはご存知でしょうか?
「生兵法は大怪我のもと」
少しばかりの知識や技術を知っていると、それに頼って大怪我をすることがあるという戒め。
浅い知識やうろ覚えの技術は、かえって危険なものである。
「生兵法」とは、ちょっと聞きかじった兵法や武術のこと。
なぜこんなことわざがあるか・・・「歴史は繰り返す」ではないですが、古くからみな同じ道を歩んできているからだと思います。
そう、きっと油断をすれば僕も同じ道を歩んでしまうんですね。
そんな僕はというと、5年前の自分と今の自分の診療を比べるとまったく違います。
5年前できなかったことが、今できるようになっています。
それは5年前の自分からは想像もつかないレベルですが、それに天狗になってしまうとそれで成長は止まってしまうんですね。
痛い目にあって目が醒めればまだいいのですが、無駄に歳を重ねると無意識で「自分は悪くない」と自己防衛の思考回路が働きます(・・・と僕は思っています)。
そうなってしまうと、自分の知っている範囲内の価値観と知識と経験だけですべて自分に都合のいいように処理してしまい・・・新しいことを覚えられなくなっていきます。
なのでこういったことわざが生まれるのだと思います。
末期症状になると、痛い目にあったことすら認識できず、他人に責任転嫁したり、環境要因のせいにしたり・・・・・・・ときには他人に自分の価値観を無理やり押し付けたり・・・ここまでくると自覚症状がなくなっているので要注意です。
・・・と、そんな悟りを開いたような仙人になれたらいいのですが、そうでないから日々精進!なんですけどね。
常に新しい世界に触れ、自分にない知識・経験・価値観に敬意を払うことが大事だと思っています。
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