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【パグの皮膚科治療】オンライン診療で脂漏症は改善するのか

2023.11.20

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はパグの子の症例です。

 

【症例】

パグ 5歳6ヶ月 男の子(去勢済)

 

【経過】

〇一年中の痒み  

〇掻く:舐める=6:4   

〇アポキル効かない

〇毛が硬い

〇抜け毛が多い

〇フケが出る  

それでは初診時の様子をご覧下さい。

まずは顔正面のお写真です。

こちらは首のお写真です。

 

こちらは胸のお写真です。

ポイント①被毛形成異常
 全体的に毛が薄く、地肌が見えてしまっています。
 アンダーコートが生えていないのは病気です。
 この異常に気付き、治療をすることで劇的な改善が見込めます。

治療前の動画を見ていただくと、
 ・全体的に毛が薄い
 ・地肌が見える
 ・被毛が硬い
 ・毛がよく抜ける
 ・脂っぽい
 ・フケ出ている

このような症状が出ています。

こちらが当てはまる子は、被毛形成異常を疑います。
治療を進めるにあたり、この毛並み異常に対してアプローチをしなければ改善できません。

 
※2回目以降はオンライン診療のため、Afterの動画はございません。

 

 ポイント②心因性
 心因性の診断として、以下の行動パターンを問診で確認しました。

 ・一人遊びしない
 ・マンホールをよける
 ・自転車に反応する
 ・ひもやファスナーを破壊する
 ・他のわんちゃんがいても自分から動かず、様子見する
  ぐいぐい来ると引いてしまう
 ・興奮癖があり、散歩後やごはん前に走り回る
 ・行きたい道があると引っ張る
 

これらの行動パターンを示す症例では、痒みとは別に心因性の掻痒行動(特定の場所を異常に舐める・噛む・掻く)が強く出る傾向があります。

 

それでは治療開始から約2ヶ月後の様子と比べて見ましょう。

 



【当院の処方プラン】
①アトピー
・投薬治療

②被毛形成異常
・投薬治療

③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

④週に1回のスキンケア
・Medicareクレンジングオイル
・Medicareシャンプー

この子の場合、治療から約2か月後には

・背中の湿疹なし
・毛が抜けなくなった
・脂っぽさが無くなり、毛がサラサラになった
・毛が柔らかくなり、触り心地がよくなった
・臭いがなくなった
・お腹の毛が特に生えた

このように改善しました。

 



同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます。
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活) 
 パーソナルPⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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