2017.10.24
チワワの痒みを伴う脂漏性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の治療に力を入れている皮膚病治療専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
どんな犬種のわんちゃんも皮膚病になりえるのですが、やはり「難治性皮膚病になりやすい犬種」というのがあります。
チワワもその犬種の1つで、治療しづらい体質のわんちゃんがいます。
治療しづらいといっても主な原因として3パターンあるのですが、今日紹介するのはそんなチワワの「治り難い皮膚病3パターンのうちの1つ」の症例報告です。
【症例】
チワワ 7歳7ヵ月 女の子(避妊済)
【経過】
実は過去にすでに掲載したことがある症例です。
2015年に来院され、一度治療後の改善した写真を掲載しています。
過去の症例報告記事 【診極め】診断は瞬間に、治療は一寸の狂いなく
今日の記事はそれから約2年経て、現在どうなっているか・・・気になるところですよね。
それでは改めて約2年前の初診時の状態をみてみましょう。
まずは正面全体から。
全身カイカイで傷だらけになっており、シャンプーしてもすぐにベタベタになっていました。
毛も少なく、生えていない部位すらあります。
この初診時から約2年後の現在と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
フワフワ&サラサラの見違える皮膚コンディション&毛並みです!!
継続は力なり、とはまさにこのことですね。
一般的には改善したとしても遺伝的体質はそのままなので治療終了としてしまうと時間とともに元に戻るのですが、継続することによりここ改善させることが可能ということがわかる結果です。
もちろん投薬治療・院内薬浴の両方を継続しているのですが、当初の投薬治療よりも随分と少ないお薬でよい状態をキープできるようになっており、「皮膚炎が起きにくい体質に改善」という方向性のためのアプローチが功を奏したといえます。
投薬治療とともに使ったのが当院のオリジナルスキンケア&サプリメント「プラスシリーズ」です。
以下のオンラインショップからお買い求めいただけます。
適切な投薬治療とともに続けることで、体質改善が期待できます。
またこのタイプの皮膚病治療であれば当院の遠隔診療でも高い治療成績を出すことが可能と考えています。
遠方で通院ができないわんちゃんは当院の遠隔診療をご検討ください。
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