2018.01.11
ミニチュアダックスの皮膚病治療に力を入れ、多くの症例報告を紹介している皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
あまりにも寒く、挨拶の代わりの一言目が「寒いですね」よりも、独り言の「寒い!」が増えたような気がしています。
まだまだ正月ボケが抜けていない状況ですが、今年もしっかりと症例報告を行っていきたいと思います。
【症例】
ミニチュアダックスフンド 女の子 9歳
【経過】
〇1歳過ぎから皮膚トラブル(膿皮症)
〇1歳以降ずっと改善しない慢性的な皮膚病
〇季節性の悪化はない
それでは初診時の状態です。
まずは全体像。
続いて、顔の正面、左から、右からと続きます。
続いて、頚部とその拡大です。
続いて、胸部と腹部です。
続いて、内股~後ろ足の拡大です。
続いて、右側面とその拡大です。
続いて、背中とその拡大です。
続いて、尾の根元と肛門周りです。
この初診時から9週間後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくみることができます。
まだ目の周りの毛が生えていませんが、かなりよくなりました。
この一つまえの状態では目の周りももっと改善していたのですが、よくなったことで「治った!」と治療がおろそかになってしまい、目だけややぶり返してしまいました。
おろそかになるくらい改善したという意味ではいいのですが、改善と完治は違うため、継続が重要です。
今回のような症例では投薬治療も必要ですが、同時にスキンケアも重要になってきます。
特に当院のクレンジングオイルとシャンプーが非常にいい組み合わせだと思います。
投薬治療の内容がただしくても、この適切なスキンケアがなければこれだけの改善はなかったと思います。
当院のスキンケア商品は以下のオンラインショップからお買い求めいただけます。
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