2014.02.16
こんにちは、院長の平川です。
オリンピックも後半に入りましたね。
仕事もあるので寝ずに…とはいかないものの、どうしても見ておきたいところもあるので睡眠時間をずらしながらテレビで応援してます。
今までのオリンピックは「見る」が大きな目的でしたが、今大会は今までになく人間性に惹かれ個人的に応援するようになりました。
その個性に惹かれたのが5選手、女子モーグル上村選手、男子フィギュア町田選手、女子ジャンプ高梨選手、ノルディック複合渡部選手、そして今回選手団主将でもある男子ジャンプ葛西選手でした。
今朝は葛西選手の「金メダルを取ってレジェンドと言われたかった。次の目標ができた。」という言葉にホント感動しました♪
また今までになく応援しているオリンピックですので、色々なことを感じています。
四年に一度、ミスが命取りになる一発勝負の要素があり、採点競技、中には競技前から実績に応じた基礎点もあり…とてもシビアな戦いです。
特に前半に行われた女子モーグル上村選手の4位の採点ではオリンピック以前の過去の実績点を基準にしたもので、正直「え?当日の競技を純粋に採点しないのか?」と理不尽なルールと感じたこともあります。
このように凡人には理解できない別世界のような戦いに見えなくもありませんが・・・・実はきっと多くの人が同じ経験をしていると思います。
どうですか?思い出せますか??
そう!
受験戦争です!
僕はオリンピックを見ながら、自分が経験した受験を思い出しました。
僕が経験した受験は3つ、高校受験、大学受験、そして獣医師国家試験でした。
この中で最も厳しい戦いだったと感じるのが…実は高校受験です。
高校受験は当日の一発勝負の試験だけでなく、中学三年生の一年間の総合成績で内申点というのが加算され合計点で合否判定されました。
レベルは違いますが、実績点があるモーグルの採点基準に似ていると思いませんか?
合否判定も採点基準もそうですが、正しい・間違いとかではないと思います。
また受験だけでなく、就職活動も同じことがいえるのではないでしょうか?
履歴書一枚、所属大学で面接前に絞られていくこともあると聞きます。
理不尽なようで、紙1枚の中にはその人が人生で何を大事にして生きてきたのか・・・・が凝縮されているものだったりします。
社会はたった紙1枚でも魅力をたくさん書きこめる人を求めている・・・と考えると、一概に理不尽とも言えません。
大事なのことは・・・・・
『与えられた環境で結果を出す』
だと思っています。
僕は中学生の時に父から「人によって環境はそれぞれ違う!今、おまえに与えられた環境で結果を出せ!」と教わりました。
あれから20年、まだまだ人間できていないせいか、責任転嫁(他人のせい、環境のせい、ルールのせいetc)することはないとは言い切れませんが、ずっと心の中で大切にしていることです。
次はノルディック複合ラージヒル、同じく団体、そしてジャンプ団体に注目です♪
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