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【アメリカンコッカースパニエルの皮膚科治療】抗生物質を使わずに、膿皮症治療

2025.04.18

 

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はアメリカンコッカースパニエル犬の子の症例です。

 

【症例】

アメリカンコッカースパニエル  6歳  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇4歳3ヶ月頃~  

〇痒みがあり、お腹側面を掻く、舐める

〇当院診察前の一年半はずっと症状があった

〇プレドニゾロンを毎日服用していたこともあったが、改善せず

〇円形脱毛、かさぶたあり

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

【初診時の診極め】
ポイント①:被毛形成異常

・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・毛に密度がない
・毛質、毛の色が悪い
・頚、胸、お腹、内股が特に薄い
・毛がよく抜ける
・地肌が見える


これらが当てはまる症例は、被毛形成異常を疑います。


この症例の毛並みは一見キレイに見えがちですが、実は違います。
また、被毛形成異常の治療が正しくできていないと効くはずのお薬の効果が正しく発揮されません。

診察時にしっかりと「診る」必要があります。

治療前後の「痒みと日常の行動パターン」の変化の様子を
スライドにまとめてみましたので是非ご覧ください!

【当院の治療プラン】
①アトピー&膿皮症
・投薬治療
※抗生物質の処方なし!

②被毛形成異常(毛並み異常)
・投薬治療
※この毛並み異常への投薬の選択は教科書に載っていないため、当院でのみ受けられる治療法です。

③腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

④週に1~2回のスキンケア(膿皮症)

それでは治療から約2ヶ月後を比べてみましょう。

この子の場合、初診時から約2ヶ月で写真の状態まで改善しました。
湿疹が無くなり、毛の量も増え、毛質もつやつやになりました。

同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。


今回の症例のように皮膚と心因(行動)への特殊な投薬治療は、当院のみで受けることが可能です。
同じような症状でお困りの方はぜひ当院にご相談ください。


受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルケアpⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

【症例報告制作者】 岡崎

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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