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【シーズーの皮膚科治療】アポキルを使わないアトピー治療

2023.12.08

 

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はシーズーの子の症例です。

 

【症例】

シーズー 2歳11ヶ月  男の子(去勢済)

 

【経過】

〇1歳からの痒み

〇1年を通して痒みが出るが、特に6月から8月に悪化

〇アポキルを1日1回服用するもマシになる程度、服用をやめると悪化

〇お腹~内股、手の裏を舐める

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

こちらは胸の写真です。

次はお腹の写真です。

最後に身体右側面の写真と肩の部分の拡大写真です。

 

 

 

【初診時の診極め】

ポイント:心因性
「舐める=痒い」「掻く=痒い」とは限りません。

例えば今回の子の場合、
・膝の上に乗っている時は舐めない
・ドッグランで他のわんちゃん達の輪の中に入れない
・インターフォンやチャイムが苦手で吠える
・車に飛びつく
・飼い主に執着し、トイレにまでついてくる
・マスクを収集し、食べる
・木の枝や葉を食べる
・食糞する

といった行動がみられ、これらの行動は純粋な痒みではなく
心因性の掻痒行動(特定の場所を異常舐める・噛む・搔く)
が強く出る傾向があります。

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【当院の治療プラン】

①アトピー
・投薬治療

②腸活(免疫異常の改善)
・食事療法
・スキンケアECプラス

③心因性
・投薬治療
・パーソナルケアPⅡ+

④被毛形成異常
・投薬治療

⑤週1~2回のホームスキンケア
・Medicareオイル
・Medicareシャンプー

 

それでは治療から約3ヶ月比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

治療から約2週間で搔く、舐める行動は半分程になり、1か月後には元々飼主様の姿を見えないと鳴いてしまっていたのが鳴かなくなり、行動の変化も見られました。
そして3ヶ月後には、人生初の皮膚の状態に改善することができ、治療前はパサパサの毛だったのが、手触りが良く、しっとりした毛が生えるようになりました。
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同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルケアpⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

 

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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