こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長の平川です。
2年前から構想を練ってきた「自宅でできるスキンケア」の第1弾がついに完成しました。
当院で年間1000件を越える
メディカルスキンケアの一部ではありますが、遠方で受診できないわんちゃんのために自宅でできるスキンケアとして開発しました。
【クレンジングオイル】
Medicare Cleansing Oil 150ml
シャンプーをする前に皮膚表面に付着している皮脂、フケ、汚れ、痂皮を落とすために使用します。
主成分にはオイルの王様と呼ばれるホホバ種子油を、他にスキンケアに優れた米ヌカ油・オリーブオイルを使用しています。
【シャンプー】
Medicare Shanpoo 300mlまたは150ml
皮膚炎、湿疹が多いわんちゃんのためのシャンプーです。当院の薬浴で最も使用する頻度が多いシャンプーで、さまざまな原因の皮膚炎の多くに適応できるように開発しました。
主成分は殺菌効果に優れいているクロルヘキシジンを2%を高濃度に配合し、保湿・皮膚バリア機能のためにセラミド・フィトスフィンゴシンを含んでいます。
【スキンケアローション】
Medicare Lotion 150ml
(写真はまだ用意していません)
シャンプー後の局所のスキンケア、シャンプーを行わない日のスキンケアに使用します。
内股の湿疹や、フレンチブルドッグやパグなどの顔のシワなど皮膚炎のおきやすい場所のスキンケアのために開発しました。
成分はシャンプーと同じく殺菌効果の高いクロルヘキシジンと保湿・皮膚バリア機能のためのセラミド・フィトスフィンゴシンです。
【サプリメント】
(写真はまだ用意していません)
腸内環境を改善し、免疫を刺激するサプリメントです。
世の中には同様のサプリメントが数多くありますが、当院だからこそできる難治性皮膚疾患の症例で効果が実感できるクオリティのために
①必要な素材の組み合わせは何か?
②その量は?
③成分の医学的な論文の評価は?
これらの点を重視しながら飼主さまの協力を得てチャレンジしたのはこの半年で多くのわんちゃんで効果を実感していただいています。
現在は院内調合のため通院の方のみへの処方ですが、4月中旬以降遠方の方にも発送できる準備を整えています。
症例1.フレンチブルドッグ
症例2.フレンチブルドッグ
余談ですが、最初にチャレンジしたのはうちの子のシベリアンハスキーのはす吉です。
実はこの3~4年間ず~っと湿疹に悩まされて、ひどいときは抗生物質を飲ませ、湿疹の多い脇や内股はバリカンで毛をカットし、2週間に1回はシャンプーし、シャンプーのない日は消毒し、食事療法も5~6種類ためし、おやつも控え・・・・・・・抗生物質を服用するとよくなるのですが、やめると必ず再発する・・・この「なぜ湿疹ができるのか?」を延々考えてきました。
「皮膚科といいながら我が家のハスキーの湿疹で悩むとは恥ずかしい」と悩みの種だったのですが、このチャレンジをしてから徐々に湿疹がへり、さまざまな組み合わせと量をかえることで劇的に改善しました。
常にどこかに湿疹があり、多いときは全身で50個以上(数え切れず)という状態だったのが、現在では月に2~3個程度です。
まったくゼロではありませんが、シャンプーは月1回、フケも臭いも少なくなり、バリカンで毛をカットすることもなくなり、現在はこのサプリメントとローションのみでコントロールできています。
何より超大型犬のハスキーの毛質で2週に1回のシャンプーが月1回になったのはとても楽ですね♪
また厳密な食事制限もなくなり、今ではガム、肉付の骨、クッキーなどなど好きなようにおやつを食べさせることができるようになりました。