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皮膚科病院の久しぶりの学術活動が「消化器系疾患」

2018.03.14

こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。


今日は皮膚科モードではなく、普通の一般獣医師としてブログを書いています。

動物病院で働く獣医師を一般的に臨床獣医師と呼ぶのですが、臨床獣医師の仕事にはメインとなる診察以外にも学術という仕事があります。

飼主さまにも伝わりやすい学術活動としては、「新しい治療法の発見」「新しい病気の発見」「新しい診断法について」などなどがあります。

臨床獣医師の全員が取り組んでいるわけではないのですが、先生によってはこの学術活動に力を入れている先生もいて、こういった学術活動の成果で日々医療は変化していると思います。

相当な努力の積み重ねの活動なので本当に尊敬できる先生ばかりです。

僕個人としては新しい治療を色々するにも関わらずほとんど学術活動をしない変わった獣医師ですが、今回かなり久しぶりに学術活動をすることになりました。

内容は「新しい治療法」の紹介です。

しかも症例の多い皮膚科ではなく、「消化器疾患」です。

内視鏡ももっていない皮膚科の動物病院が消化器疾患の新しい治療法?というのに驚きかと思いますが、皮膚科みていると色々な病気を診る機会がありますし、なにより消化器疾患はホルモン異常と並んでとても皮膚科に関連がありますので、とても重要視しています。




今回みつけた新しい治療ですが、この治療法に気づいたのはほんの一瞬の閃きで、かつての閃きと一緒のような感じでした。

  参考ブログ 2014年10月27日  5年ぶりの閃き?

        2014年11月13日  閃きの続き

        2014年11月27日  閃きは確信へ


あの閃きも当初想定していたことの発展ではなく瞬間的な発見で、今回も診察しながら突然頭に閃きました。


「あれ?〇〇〇、△△△に効くんやない?」

〇〇〇はあるお薬で、△△△は病気のことです。そして〇〇〇の本来の効能に△△△のことはまったく書かれていません。

そして△△△の治療法に、〇〇〇の記載があったことは一度もありません。

そして実際に予測通りの治療結果がでたとき、頭の中はお花畑だったのですが、この大発見のことをよくよく調べたら・・・・・・

人の医療では将来的にそうなる方向らしいので、5年後10年後には動物医療でも誰かが気づいて自然とそうなった可能性はあると思います。

ただ動物医療では当院の発表が最も早いと思いますし、おそらく5年後10年後にはスタンダードな治療の1つに組み込まれると思います。

きっと全国の先生のお役に立てる内容で、消化器疾患専門の先生が後に続いて確立されていくと思います。


この新しい治療法はインタズー出版のクリニックノート4月号で掲載される予定です。

きっと大半の先生が驚くことだと思いますし、ほとんどの先生が即使える治療法なのでご期待ください♪

ちなみに参考文献の記載は僕らしくゼロ、すべて妄想の世界から生まれたものです(笑)

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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