アポキルが効かない

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【柴犬の皮膚病治療】アポキルが効かない?

2017.05.06

柴犬のアレルギー・アトピーなどの痒みを伴う慢性難治性皮膚病の治療に力をいれている動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

以前のブログ記事で、「今年の新しい取り組み」を紹介したのを覚えている方はいますか?

 アポキルの効果判定【ウェスティの皮膚病治療】

この記事の最後に、今年は他の動物病院とグループをつくって新しい医療提供につなげていく活動について書いてみました。

もちろん複線があってのことでしたが、実は今年の1月に遠方で開業されている先生からメールで治療についての相談を受けました。

 【症例】

 4歳 柴犬

【経過】

 〇1歳からの全身の痒み
 〇過去の複数の動物病院の治療歴は
  ・ステロイド内服、ステロイド外用(スプレー)
  ・シクロスポリン(半年以上継続)
  ・インタードッグ(2日に1回で半年以上)
  ・試験的駆虫(毛包虫対策)
  ・アレルギー検査(IgE&リンパ球検査済)
  ・食事療法2種類実施済み
  〇現在の内服はアポキル

アポキルを1日2回の服用することである程度はの効果をみとめたが、写真のレベルであり痒みは抑えきれない。

ステロイド1mg/kgの方がよく効く。

ということでした。(写真もおくっていただきました)

実際に診てみないと・・・が基本ではありますが、病歴と写真でだいたいわかります。

ただ説明も難しくなるため、その先生の病院まで1度だけの往診をすることにしました。

僕の休診日と、先生と飼主さまとの予定を合わせて1件1日がかりの往診です!

それが1月末でした。

現地では診るだけ、念のための血液検査(結果は後日わかる)だけで、診る&聞くだけの診察で治療方針を先生と飼主さまにお伝えし、1回限りの往診を終了としました。

それから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2ヵ月~2ヶ月半で随分とよくなったそうです♪

具体的には1日2回のアポキル投与でも十分に抑えられなかった痒みが、1日1回投与でもかなり抑えられるようになったようです。

過去の治療歴をみて「いったい何が効くのか?何がたりないのか?」と思われる方も多いと思いますが、今でも知られていない病気と治療薬もあるということです。

これからこういった形で遠方の動物病院での医療サポートを行っていこうと思います。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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