チワワの症例報告

【ちわわの皮膚科治療】薬が効かない!?膿皮症

2025.11.21

 

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

今回はちわわの子の症例です。

 

【症例】

ちわわ  8歳1カ月(初診時) 女の子

【経過】

〇発症は2歳頃

〇元々皮膚が弱く膿皮症を繰り返す

〇抗生剤を使うと治るが段々効きにくくなる。やめると再発

〇3年前から悪化

〇痒みあり

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

この子は元々皮膚が弱く、膿皮症を繰り返していました。
抗生剤を服用すると治りますが、段々効きにくくなり
抗生剤をやめると膿皮症が再発してしまっていました。

【当院の治療プラン】
・投薬
・スキンケアECプラス
・アロペシアGR+

それでは初診時から約1年4か月後を比べてみましょう。

今回は途中で治療を変更した症例です。
膿皮症はすべて同じ治療ではなく、体質の程度によって内容が変わります。
今回は抗生物質を使いつつも、「なぜ膿皮症になるのか?」の別のところの治療が大変でした。

お薬変えて4か月、抜けていた被毛はすべて再生しました。
かき分けても皮膚は見えません。
体の内側もしっかりと生えて湿疹もありません。

抗生物質でコントロールできない膿皮症でお困りの方は受診を強くお勧めさせてください。

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どうしても受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、

・適切な食事
※当院インスタグラム、プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
 スキンケアECプラス(腸活)
 アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
メール相談ご希望の方は当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします

 

わんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、

継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

【症例報告制作者】 岡崎

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【チワワの皮膚科治療】抗生物質を使わない膿皮症治療

2022.09.02

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はチワワの子の症例です。

 

【症例】

チワワ 12歳  女の子(避妊済)

 

【経過】

〇2年前から湿疹が一年中できる

〇お腹に痒みがあり、掻いてしまう

〇薬や注射を使用しても改善せず

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

 

まずは首の写真です。

次は脇の写真です。

こちらは胸からお腹の写真です。

湿疹があり、毛も薄くなっています。

お腹の拡大写真です。

身体側面の写真です。

皮膚の拡大写真です。

最後は足の写真です。

 

写真で写っているほとんどの部分に赤みがあり、毛が薄くなっています。

それでは、初診時から約5カ月後と比べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お写真を比べて頂くと毛量が増え、モコモコなっているのがよくわかります。

皮膚の赤みや湿疹があったところもきれいになくなりました。


主に投薬で膿皮症、免疫異常、毛並み改善を治療しましたが、他にスキンケアも飼い主さまにご自宅で行って頂きました。

・Medicareクレンジングオイル
・Medicareシャンプー

この2種類を週に1回の頻度で使っていただきました。
この子の場合スキンケアだけでは100%の改善にはたどり着くことが難しいですが、スキンケアをしっかり行うことで治療成功に近づきます。

今回使用したスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

【犬の膿皮症】全症例が同じ治療で治るわけではない

2018.09.02

犬の細菌性膿皮症治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。


この症例集では当院で改善した症例のうち、個人的に印象的だった症例を選んで掲載しています。

もちろん重症度で選ぶこともありますが、治療の内容に「特別な意味」があるものも掲載するようにしています。

今回紹介する症例の重症度は特別なものではないのですが、治療内容に特別な意味があるので紹介することにしています。


【症例】

 チワワ 4歳 男の子(去勢済)

【経過】

 〇1年前の夏にも湿疹があり、内服・シャンプーで改善

 〇今年も8月頭(3週間前)から湿疹が再発

 〇かかりつけ動物病院にて抗生物質処方されて服用するも悪化傾向


それでは初診時の状態からですが、長毛で皮膚病変がわかりにくかったため、病変部評価と治療を兼ねて全身のカットさせていただきました。

まずは身体側面とその拡大です。

続いて、腹部です。

続いて、背中です。

重度の皮膚炎、見た目から「膿皮症」の診断ですね。

この初診時と比較するのは2回目の診察時(初診日から9日後)の状態です。

湿疹はほぼ・・・ではなく、完全にゼロになりました。

シャンプーは1回のみ、9日前の初診時に院内薬浴を行っただけで、自宅でのシャンプーはなしと指示しています。

なので1回洗って次の湿疹がゼロという結果です。


膿皮症は犬の皮膚病で最も多く、当院でも数えきれないほどみていますが、このタイプは特別で、当院でも年に1~2回しか遭遇しない特別な膿皮症です。

一般的な膿皮症と同じアプローチでも治らないとまでは言い切れませんが、普通にアプローチすると数カ月かかると思います。

しかし逆転の発想で、ある特殊な条件を満たせばおどろくほどの短期間で劇的によくなります。

飼主さまには過去の治療症例で「同等」と判断できる症例の治療前・治療後をお見せして、今回の特殊な条件の治療に了承を得て行いました。

もちろん副作用が出るようなハイリスクの治療ではなく、むしろ「それで治るの?」という治療内容です。

その条件は3つ、この3つが揃えば普通の膿皮症以上の速さで治ります。

大事なのは初診時にこの条件3つで治療のイメージが描けることだと思います。

※初診時の検査結果は2回目の再診時にお伝えしましたが、治療方針は初診時の予測通りのままです。


当院と診療提携を結んでいる先生にはこのあと治療内容についてお知らせをします。

診療提携については専用フォームからお問い合わせください。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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