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診断名をつけることと、治療方針を決めることは別問題

2016.08.05

こんにちは、四季の森どうぶつクリニックの平川です。

先日症例報告したばかりですが、スタッフが症例報告の大部分をフォローしてくれるので、症例報告がしやすくなっています♪

僕は文字を打つだけなので楽・・・・・・・のような、写真が勝手にこのブログにアップされているため「やらざるを得ない」状況になっているだけなのか・・・・僕にもわかりません(笑)

今日はちょっとかわった症例報告です。

普段から「診極め」が肝心で、診断・治療法は「診た瞬間で決まる」とお話していますが、今回紹介する症例はちょっと異なりました。

診た瞬間に考えたことは「原因によっては厳しいのかな・・・・」です。

【症例】

 ペキニーズ 8歳 去勢オス

【経過】

 〇5~6年前から皮膚トラブル
 〇この2ヶ月で急激に悪化

まずは初診時の状態をみてみましょう。

腰のフラつきが強く、うまく立てないためフセの状態での写真をメインにしています。

皮膚コンディションが非常にわるかったため、全身の毛のカットを行いました。

「診たことない」というタイプではないのですが、たま~にしか診ないタイプです。

五感のなかの「嗅覚」で診断につながるタイプでもあります。

では、2ヵ月後の状態と比較してみてみましょう。

※写真をクリックすると大きくすることができます。

まだ治療途中ですが、かなりよくなったと思います。

心配していたレアな病気がなければ、ここから悪化して戻ることはまずないと思いますが、確定診断にはいたっていません。

今回は普段なかなか診ることがないような皮膚疾患も考え、初診時にそういった難しい皮膚疾患・検査の説明も行いました。

その中で「初回の検査では細かい追求はしない」という飼主さまの希望で、「診断名は中途半端のままでも、レアな病気がなければ、うまくいけば改善するかも」で治療スタートとしました。

結果は見てのとおりで、うまくいっています。

ただ、診断名は中途半端なままです。

以外かもしれませんが、病気に正確な名前をつけることと、的確な治療方針をたてることは別の次元・・・・・ということはめずらしくありません。

もちろん理想は揺ぎ無い正しい診断名があった方がいいのですけど、つけられないことも、診断名があてはまらないことだってあります。

さまざまな事情で検査ができないことだってあるため、必ずしも教科書的な診療がいつでもどこでも通用するわけではありません。

そのため名前をつけるまえに治療法を導き出さなければいけないことだってあります。

今回はそういった「白・黒はっきりつかないグレーのままでも結果をだす」という症例でした。

今回も今まで同様に、初診時に治療方針はほぼ決定して望んでいます。

大切なのは初診時に検査結果を想定して「3ヵ月後までの治療の道を描けるか?」ですね。

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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