2017.09.20
シーズーの脂漏性マラセチア性皮膚炎の治療に力を入れている皮膚病治療専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
約2週間前に京都から来院されたシーズーちゃんの初診の状態を紹介しました。
京都にお住まいのため、継続的な通院治療が難しいということもあり、初期治療を当院で行い、継続治療を京都の提携病院である「よこた動物診療室」に紹介することになっています。
初診時に薬浴を行い、2週間後の再診が先日でしたので、初診時の治療方針でどこまで改善したのか、初診時との比較をご紹介します。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
痒み、フケ、臭い、すべてにおいて劇的な改善が認められました。
1度の診察と薬浴で前半の1週間はほとんど痒みはなかったそうです。
2週間経過したことにより、症状が少しでてきたそうですが、写真の通り明らかに皮膚コンディションの改善が認められています。
このまま継続することにより1~2ヵ月後にはほとんど問題ないレベルまで落ちつくと思います。
飼主さまには「2回受診して、1ヵ月後には地元の病院で継続治療ができますよ」とお伝えしていたので、予定通りにすすみ非常によかったと思います。
脂漏性マラセチア性皮膚炎に対して、当院のスキンケア商品と「サプリメント(ヒーリングケアLFプラス)」を処方していますが、地元・京都のよこた動物診療室でも継続使用・処方が可能です。
また当院の薬浴・スキンケアの技術も伝えており、よこた動物診療室で継続して薬浴治療することが可能ですので、飼主さまにとっても安心してかと思います。
さらに有効な食事療法についてもアドバイスして、同じくよこた動物診療室で継続してもらう予定です。
大阪・京都で皮膚病にお困りの方は、一度当院までご相談ください。
※すべての症例が短期間の初期治療でコントロール可能になるわけではありません。
今回薬浴で使用したスキンケア商品、処方しているサプリメントは以下のオンラインショップでもお買い求めいただけます。
投稿者: