2016.08.29
こんにちは、メディカルスキンケアセンター(四季の森どうぶつクリニック)の平川です。
まだまだ日中は日差しも強く暑いですが、夜は随分と涼しくなってきましたね♪
それでは症例報告です。
【症例】
ヨークシャー・テリア 6歳 男の子(去勢済み)
【経過】
〇3年前から通年性の痒みを伴う重度の皮膚病
〇月2回の薬浴、注射、免疫抑制剤、ステロイド、抗生物質・・・
〇当院で4件目の動物病院受診
初診時の状態とあわせてわかりやすいように、被毛のカットを行いました。
重症の慢性皮膚病で、痛々しいです。
初診時から約3ヵ月後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると拡大してみることができます。
局所的に治りにくい部分も残っているのですが、全体でみると随分と綺麗になりました。
痒みは当院受診前の最もわるいときを10とすると、1くらいまで減ってきたということです。
こういった症例にはお薬が必要不可欠ですが、お薬以外でもスキンケアとしてオイルクレンジングとシャンプーで過剰な皮脂を落としきることが重要です。
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