2014.04.10
こんにちは♪
今年は開業して初めて桜を見る時間をつくれず、散りゆく桜をみながらいつもと違う1年になることを実感しています。
さて、今日は最近の中で僕が驚いたニュースについてです。
先日愛知県(阿久比町)でエキノコックスに感染した犬が見つかりました。
一般的に「北海道の寄生虫疾患」として認識されていましたが、まさかこんな遠く離れた本州・愛知県で認められるとは予想もしていませんでした。
問題は犬の感染症としてではなく、万が一人間に感染すると命にかかわることです。
詳しくは 北海道のHP内の記載 を参考にしてください。
僕の記憶で去年(?)テレビで紹介された事例ですが、人間のお医者さんの中でも「北海道の病気」という認識が多く、どの病院に行っても診断できず、結局倒れるまで診断できなかったということがあったそうです。
2年前に有名になったダニ媒介性疾患(SFTS:重症熱性血小板減少症候群ウイルス)も調べたらたくさん出てきた・・・というように見つけていない例もきっとあるのだと思います。
北海道にいた犬が愛知に入ったということが疑われているようですが、今の時代わざわざ北海道に住んでいた人が愛知に来て捨てるとも考えにくいので、荷物などにまぎれてネズミが愛知に入った確率の方がずっと高いと思うのですが・・・・・真相は誰にもわかりません。
高速移動が可能になり、人の往来がグローバル化していますが、それととともに病気もグローバルですからね。
海の向こうの病気も1日あればすぐ目の前という典型なのかもしれません。
みなさんも正しい知識を身につけ、自己防衛しましょう。
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