2022.06.20
こんにちは、パピヨンの皮膚科治療も行っている四季の森どうぶつクリニックです。
今回はパピヨンの症例をご紹介します。
【症例】
パピヨン 6歳 女の子(避妊済み)
【経過】
〇来院の1年以上前から毛が薄くなってきた
〇かかりつけで治療を進めるが、脱毛が進行してしまった
では、初診時の様子をご覧ください。
まずは首の写真です。
次は体の側面の写真です。
首、体、背中のアップの写真です。
初診時と4カ月後の様子を比べてみましょう。
毛が薄く地肌が見えてしまっていた部分も毛が生え揃いました。
今回は積極的なホルモン治療を行い、治療を進めました。
この子の場合、治療からわずか4カ月で治療結果が出ましたが、全ての症例で同じような結果が出るとは限らないのとわんちゃんによって結果が出るまで長い時間がかかってしまう子もいます。
この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りで治療をしてみたいという方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者 佐野】
投稿者:
2021.08.17
こんにちは、パピヨンの膿皮症などの治療も行っている皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は、パピヨンの症例です。
【症例】
パピヨン 4歳 女の子(不妊手術済み)
【経過】
〇2020年8月頃からお腹を舐めるようになった
〇お腹、四肢、お尻の脱毛
〇アポキルが効かず、ずっと治らない
それでは、初診時の写真をご覧ください。
まず最初に、正面です。
続いて、身体の全体と拡大したものです。
こちらは、お腹とその拡大です。
こちらは、お尻の写真です。
初診時から、約5か月後と比較してみましょう。
膿皮症の治療には抗生剤の処方が一般的ですが、この子はあえて飲まず、ホルモン異常のアプローチとお家でのスキンケア、腸内環境を整えるサプリメントでの治療を行いました。
お腹や身体のかさぶたは無くなり、脱毛があったお腹、四肢、お尻か綺麗に生え揃いました。そして、以前は硬かった毛も人生で初めて柔らかく、フワフワになりました。
今回治療で使ったスキンケア商品やサプリメントは、オンラインショップでもご購入いただけます。
このようにアポキルが効かない、なかなか治らないという方や他の皮膚の症状でお困りの方も是非当院までご相談ください。
関東圏にお住まいの方には、継続治療をオンラインで行う遠隔診療も提供しています。
※症状によってできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧ください。
【症例報告作成者】 看護師 佐野
投稿者:
2021.06.15
こんにちは、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は、パピヨンの脱毛症「アロペシアX(毛周期停止)」の治療症例です。
【症例】
パピヨン 6歳 男の子
【経過】
〇2年前から毛並みが悪くなり、一時期良くなったが再び脱毛してしまう。
〇頚部・胴体・臀部に脱毛が顕著に出ており、痒がる。
それでは、初診時の状態です。
まずは、身体の正面です。
続いて身体の側面とその拡大です。
続いて頚部とその拡大です。
続いて胸部です。
続いて腹部です。
続いて背中全体です。
最後に臀部です。
それでは、治療後の状態と比較してみましょう。
初診時と比べると、明らかに毛量が増え毛が生えそろってきました。
脱毛で皮膚が丸見えになってしまっていた部分にも、見違えるほどきれいな被毛が再生しています。
治療前のゴワゴワして硬くなっていた毛も、パピヨンらしい柔らかな毛になり、毛ツヤもアップしました。
【症例報告制作者】 看護師 山崎
投稿者:
2019.04.26
パピヨンの痒みを伴うアトピー・アレルギー・心因性の皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
パピヨンは湿疹・脂漏症の体質がひどくでないため、あまり難治性というイメージはないのですが、小型犬ゆえに「心因性」というのが起きやすく、アトピーと心因性が同時にあると難治性になる傾向があります。
【症例】
パピヨン 2歳半 女の子(避妊手術済)
【経過】
〇1歳前から皮膚コンディション&毛並みが悪い
〇1歳くらいから全体的に脂っぽい体質になり、痒み発症
〇顔・耳・お腹を掻く、手先をなめる、膝~スネを噛む
それでは初診時の状態をみてみましょう。
続いて、頚部です。
続いて、胸部です。
続いて、身体の右側面です。
続いて、右後足の側面です。
それでは初診時から2か月半後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
掻く・舐める・齧る・嚙むといった痒み症状はすべて消失しました。
毛並み全体がべたっと脂漏症になっていましたが、サラサラの毛並みに戻りました。
また齧り過ぎて毛がなくなっていた部分(右後足・外側)もきれいな毛並みがもどってきています。
こういった症例はアポキルやプレドニゾロンでは十分な改善に至らないため、積極的な心因性アプローチがお勧めです。
投薬治療もそうですが、ヒーリングケアLFプラスを併用することで少ないお薬で高い効果を導き出すことが期待できます。
長期続けることでお薬を減らすことも診察ではできているので、サプリメントを併用しながら治療するのがベターです。
また脂漏症にはクレンジング&シャンプーといったスキンケアも非常にいいのですが、根本的な体質改善にはサプリメント「スキンケアECプラス」が非常にいいです。
今回のパピヨンの症例には、
・クレンジングオイル
・シャンプー
・モイストクレンジングオイルジェル
・スキンケアECプラス(アトピー&脂漏体質の改善)
・ヒーリングケアLFプラス(心因性対策)
の5点を使っています。
投薬治療も併用していますが、一般的な痒み治療薬であるアポキルは3日に1回レベルで十分コントロールできています。
犬の皮膚病治療のために開発したスキンケアおよびサプリメントは以下のオンラインショップからお買い求めいただけます。
こういった心因性にはヒーリングケアLFプラス、パーソナルケアPⅡ+のどちらかがお勧めですが、パピヨンで軽症であればヒーリングケアLFプラスがいいかと考えています。
柴犬・フレンチブルドッグ・シーズーはパーソナルケアPⅡ+をお勧めしています。
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