2017.01.27
フレンチブルドッグの皮膚病治療に力をいれて、関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)で遠隔診療を行っている四季の森どうぶつクリニックです。
当院ではメールと写真で継続治療を行う遠隔診療を行っています。
遠隔診療のポイントは、
①直接診るのは1回だけ(初診)
②継続治療はメールと写真のみ
この2点です。
そう、治療方針は1回診ただけですべてを把握しなければいけません。
治療の反応も想定外があってはいけないのです。
ただでさえ治りにくいのに、そんなことが可能なのか?
ということで、昨年の治療成績を紹介します。
今日紹介するわんちゃんは、茨城県にお住まいで、なんと愛知県から茨城県のご自宅まで往診に伺った治療症例です。
まずは飼主さまからいただたメールで送っていただいた写真から紹介します。
続いて、頭の上の湿疹です。
続いて、右わき~肘~腕の内側の湿疹です。
続いて、内股~陰部周囲の湿疹。
そして治療後、飼主さまからいただいたお写真を紹介します。
治療に要した期間は2ヶ月です。
まずは顔のシワの状態です。
続いて、頭の上の湿疹があった部位の治療後です。
続いて、ワキ~肘にかけてです。
続いて、内股の状態です。
最後に指の間の皮膚炎です。
随分ときれいに改善したといえます。
1回の診療で立てた治療方針ですが、ほぼ想定通りに目標ラインまで導くことができたと思います。
診療で最も大事にしている一つ「診極め」ですね。
当院では東京・神奈川・埼玉・千葉といった関東からの受診や、大阪・京都・兵庫からの来院も多く、こういった遠隔診療で高い治療成績をだしています。
すべての症例が適応になるわけでもないのですが、かなり高い確率で改善を導くことができますので、皮膚病に悩まれている方は一度ご相談ください。
もちろん、今回の症例でもスキンケアとサプリメントは重要なポイントになっています。
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