2021.05.20
フレンチブルドッグのアトピー・アレルギー・脂漏症などの皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
先日、獣医師同士の「今後のオンライン診療について」という会議(もちろんオンライン会議)があったのですが、「本当に1回の直接診療で皮膚病治療ができるのか?」とご質問がありました。
「医療に絶対はない」が口癖ということもあって「絶対ではない」「一部例外はいる」と前置きしつつも、「10中8,9以上の症例で十分な治療成績がでる」とお答えしました。
というよりは、「1回も診なくても写真だけで十分」というのがより的確な表現かもしれません。
ということで、東京サテライトの症例報告です。
東京サテライトの診療は1回目は直接対面での診療となりますが、2回目以降はオンライン診療へ移行します。
実際に目で確認できるのは初回の1回なのですが、事前にメール&写真で評価してから診る流れを取っており、本当は「実際に診る初回の1回の前のメールの時点で治療法は確定」しています。
この「事前の評価」がぶれたことはまだ1例もいません。
「診てから考える」ではなく、「決まってから診て、確認する」です。
今回もそんな「メール&写真で決めた通りの診療」で改善した症例報告です。
【症例】
フレンチブルドッグ
beforeは看護師がいないため、飼主様保定ということもありわかりやすいポジションで撮影できていません。
afterは飼主さまご自宅での撮影のためいつものようなきれいな比較画像ではありませんが、ご了承ください。
お腹のフォーカスが少し甘いので、この写真の1カ月前の写真で脂漏&毛並みの改善をお伝えします。
著しい改善が認められました。
診断と治療法の決定は写真だけで、当日は確認と説明です。
検査もしますが、基本的には「除外」のためであって、検査で病名と治療法がわかるとは捉えていません。
関東にお住いの方で、痒みを伴う皮膚炎の治療でお困りの方は問合せフォームよりお申込み&ご相談ください。
診療に関する詳細は、東京サテライトをご確認ください。
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