2017.06.19
柴犬の皮膚病治療に力をいれている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今日は当院のシャンプーに切り替えたという飼主さまから、「すごくよかった!私の手までしっとりツヤツヤ!人用のも出して!」って喜んでいただけました。
もちろんリップサービスもあってちょっと盛ったお言葉かもしれませんが、素直にうれしいです!
そのわんちゃんの症例報告も時期に行いたいと思います。
さて、今日の症例報告は以前紹介した柴犬の続きです。
このわんちゃんにさらに1ヵ月後、つい先日の来院のときの様子です。
【症例】
柴犬 4才 去勢雄
初診の状態については以前のブログを参考にしていただき、今回は比較のみです。
※写真をクリックすると大きくなります。
一部左右逆の写真での比較ですが、基本左右対称性の皮膚病でしたので、ご容赦ください。
以前よりさらに「フワフワになった!」とおっしゃっていただけました。
痒みも元々の10分の1、アポキルを増やすことなく痒みを抑え、きれいな毛並みになりました。
梅雨・夏を迎えますが、アポキルを1日1回より少なくしていきます。
基本は気温と湿度が高くなるこの時期には痒みがぶり返しやすく、減らすどころではないことが多いのですが、この柴犬のタイプであればアポキル以外の違う目線から診ることでアポキルを減らすことが可能となります。
このようにアポキルは服用すれば同じ結果がでるというわけではなく、症例の病態をよく把握して出すことで大きな差をつけることができます。
柴犬の痒みを伴うアトピーなどの皮膚用治療でお悩みの方は、一度当院を受診してみてください。
近日中に、別の柴犬の驚きの症例をご紹介しようと思います。
※自分でも写真みくらべてびっくりしましたので、ぜひチェックしてください。
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