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【トイプードルの皮膚科治療】普通のアロペシアXではない?!

2023.07.22

こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。

 

今回はオンライン診療で改善したトイプードルの子の症例です。

 

【症例】

トイプードル 3歳11ヶ月 女の子(避妊済)

 

【経過】

〇1年前から皮膚がカサカサになった

〇半年前から毛が薄く地肌が見える

〇舐め始めると止まらなくなってしまう

〇アポキルやステロイドを1日2回服用するも改善しない

 

それでは初診時の様子をご覧ください。

まずは胸の写真です。

ほとんど毛がなく、地肌が見えてしまっています。

こちらはお腹とその拡大した写真です。

 

最後に右側面の写真です。

それでは治療から約6ヶ月後の写真と比べてみましょう。

 

 

 

 

【初診時の診極め】

『アロペシアXだけど、普通のアロペシアではない』

ポイント①検査の結果は毛周期停止(アロペシアX)

ポイント②典型的な病変ではない
数多くの皮膚を診ていればわかるのですが、このタイプは典型的なアロペシアXとは異なる脱毛の仕方をしています。

ポイント③毛色とカールの消失
この子の場合、元々毛色はアプリコットでしたが、退色し白っぽくなっています。
毛のカールもトイプードルの子はくるっと巻いていますが、カールが失われてしまっています。

今回は典型的なアロペシアではないと考えたので、あえて異なる治療法から入りましたがこれが功を奏し短期間のうちに劇的な改善がありました。
一般的にトイプードルのアロペシアXは改善が難しく、毛が生えるには時間がかかるのですが、今回はわずは半年でした。

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【当院の治療プラン】

①脱毛&アトピー
・投薬治療

②腸活(免疫異常の改善)
・食事療法

③アロペシアX
・アロペシアGR+

この子の場合、治療開始から約1ヶ月後には痒みが2割に減り、3ヶ月後にはほぼなくなりました。
薄く白っぽくなっていた毛の色が濃くなり、毛の量も増え、地肌が見えてしまっていたところもしっかりと生えました。
毛のカールも治療から約5ヶ月で少しずつ復活してきました。

同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。

受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリ
 スキンケアECプラス(腸活)
 パーソナルケアpⅡ+(心因性)
 アロペシアGR+(被毛形成異常・毛周期停止)
・スキンケア
 Medicareシリーズ
当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします。

当院オリジナルのサプリメントとスキンケア製品は、当院ホームページのオンラインショップからご覧いただけます。

 

この子のようにわんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。

尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。

※症状によってはできないこともございます。

詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。

 

インスタグラムでも症例や動画を配信しています。
ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。

 

 

【症例報告制作者】看護師 佐野

投稿者:四季の森どうぶつクリニック

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