2018.06.25
アトピー・アレルギー・掻きすぎ・掻き壊し・舐め壊しなど柴犬の痒い皮膚病治療に力を入れている皮膚科専門動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
【症例】
柴犬 12歳 男の子(去勢済)
【経過】
〇6歳まで異常なし
〇6年前から痒みを伴う皮膚病
〇季節性はなく通年性
〇わきをかく、内股をなめる、四肢端を舐める
〇過去4年間漢方薬を継続するも改善なし
〇夜中でも痒みで起きることがある
それでは初診時の状態をみてみましょう。
まずは左の脇~胸の側面とその拡大です。
続いて内股とその拡大(右、左)です。
柴犬といえばアトピー・アレルギーを疑うのが一般的ですが、このタイプは少し違いますね。
どう違うかというと、
〇6歳以降の発症
〇季節性のない痒み
〇目、口は異常なし
典型的なアトピーの特徴を揃えていないこのタイプの診断は、わんちゃんの皮膚をみずに外観だけど、飼主さまのお話を聞きだけで確定診断に近づくことができます。
それでは初診時からわずか8日後の状態と比較してみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
まずは左の脇~胸です。
同じく左脇~胸の拡大です。
続いて、内股とその拡大です。
写真でみるポイントは、赤み・じゅくじゅく・ガサガサといった感じがなくなっているところです。
また治療開始からわずか8日にも関わらず、色素沈着(赤黒い)のが少なくなっているのがわかると思います。
痒みはほとんどなくなり、夜中に起きることもありません。
しつこくなめるのもなくなっています。
こういったタイプは投薬治療とともに、ヒーリングケアLFプラスを使うのがおすすめです。
皮膚がゴワゴワしてるためスキンケアが気になる方も多いとは思うのですが、スキンケアメインで取り組むとうまくいかない原因になるでしょう。
ヒーリングケアLFプラスを使うことで、アポキルを含めたお薬の使用頻度や量を減らすことが十分に期待できます。
ヒーリングケアLFプラスは当院のオンラインショップからお買い求めいただけます。
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