2016.12.16
獣医師が最も難治性とする犬種の1つである「フレンチブルドッグ」の皮膚病治療に力をいれている動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回は随分になるのですが、関西(兵庫)から受診されたフレンチブルドッグの皮膚病のわんちゃんです。
【症例】
フレンチ・ブルドッグ 8歳 女の子(避妊手術済み)
【症歴】
〇3年前から痒みを伴う皮膚病の発症
〇年々悪化、今年さらに悪化
初診時の状態です。
いつも意識するのは「最速の治療」です。
初診時にさまざまな検査を行いますが、治療方針は診た瞬間に決まります。
「検査結果が出るころには改善」は十分に可能です。
それでは約2週間後の状態と比較してみましょう。
※クリックすると画像を大きくすることができます。
飼主さまからは
「感動しました」
「すごくびっくりした!」
「すごく元気になりました」
と、とても喜んでいただけました。
肝心な、痒み・赤み・フケ・臭いというとこでは劇的な改善が認められ、短期間ではあるものの毛並みもある程度の改善が認められましたが、
もっと綺麗になる余地が残っています。
今回それでも2週間という短期間での紹介になったのは飼主さまが海外へ行かれるという事情があったため、「短期間で目処をつける」という目標もありました。
余裕をもってクリアできて本当によかったと思います。
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