2025.09.12
こんにちは、わんちゃんの皮膚科専門の動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はトイプードルの子の症例です。
【症例】
トイプードル 13歳3ヶ月(初診時) 女の子
【経過】
〇8歳頃から毛が薄くなってきた
〇全身地肌が見えるほどの脱毛
それでは初診時の様子をご覧ください。
地肌が広範囲にわたって見えてしまっています。
わずかに残っている毛もパサつき、皮膚もかさついています。
【初診時の診極め】
ポイント:被毛形成異常
【当院の治療プラン】
・投薬
・スキンケアECプラス
・アロペシアGR+
それでは治療から約9ヶ月後を比べてみましょう。
8歳頃から毛が薄くなり始め、他院で投薬治療するも改善せずでした。
約9ヶ月の治療で驚くほどふわふわの毛が生えてきました。
毛の色も濃くなり、全身の毛量も増えました。
アロペシア症例はポメラニアンやトイプードルが圧倒的に多いですが、この2犬種限定というわけではなく他犬種でも起こり得る脱毛症です。
以下の症状はアロペシアの症状の特徴となっています。
○毛の密度が減る
○毛の色が変わる
○ツヤとカールが失われる
○皮膚が薄くなってシワがよる
○色素が沈着する(皮膚がくすむ)
○乾燥して皮がめくれるようなフケが出る
アロペシアXは被毛が生えるまで個体差がある病気です。根気よく継続的に治療を続けることこそが回復の近道と言えます。
同じような症状の子やその他皮膚疾患でお困りの方はぜひ当院までご相談ください。
どうしても受診が難しくホームケアでアプローチする場合は、
・適切な食事
※当院インスタグラム、プロフィールのリンクツリー「治療を成功に導く食事療法」から資料請求できます
・サプリメント
スキンケアECプラス(腸活)
アロペシアGR+(被毛形成異常)
・スキンケア
Medicareシリーズ
メール相談ご希望の方は当院オンラインショップの「痒みケアスターターセット」をお勧めします
わんちゃんの皮膚病でお困りの方は是非当院までご連絡下さい。
尚、関東にお住まいの方は、東京サテライトにて当院獣医師が初診をさせていただき、継続治療をオンライン診療で行う遠隔診療も行っています。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
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ブログと違う症例もありますので、ぜひご覧ください。
【症例報告制作者】 岡崎
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