2014.06.06
こんにちは、四季の森どうぶつクリニック院長平川です。
いよいよ移転まで、カウントダウンです。
病院は最後の仕上げに入っており、
病院中央に位置する検査室の収納が設置されていました。
この検査室で特別こだわったものは何もなく、見た目も仕様もごくごく普通の病院らしいものですが、たったこれだけでも僕にはとても感慨深いものがあります。
今の病院をつくった5年前の開業時はこういった収納を設置する経済的な余裕がなく、最もコストの安い集成材(安い木の板)で台をつくり、ホームセンターで衣装ケース&書類ケースを購入し・・・という今時の動物病院ではあまりないまずしい思い出が残っています(苦笑)
実は今回の移転計画でもまだまだ余裕がないため、収納の半分はこの安い木の板を使用しているのですが、僕が「せめて検査室は病院らしくしたい」と綺麗に作ってもらうことにしました。
(もう一度書いておきますが、世間の動物病院で一般的に採用されるレベルで、自慢できるものではありません。)
ですが、5年前の開業計画時には現実の厳しさを知り、「自分には普通のレベルの病院がつくれない」と諦めたつらい思い出を塗り替えるという意味では、とてもとても意味のあるものでもあります。
ここ最近はできあがりつつある新病院と、もうお別れする病院を見比べながら複雑な心境です。
たった5年でこのステップアップにたどり着いたのは胸が痛くなるようなつらいまずしい想い出のおかげでもある・・・こう思うと、役目を終えてもう見れなくなる病院との別れがもっと先であってほしい・・・とすら思ってしまいます。
そういえば最近また聞かれるようになった「次の病院はログハウス?」という質問ですが、次はちょっと違う路線でつくっています。
最近のクリニックは圧倒的に「モダン」が流行りですが、新病院はちょっと「クラシカル」な感じです。
先週は従業員に初お披露目で、とてもよろこんでいたのが嬉しかったですね♪
みなさまの目にどう映るのか・・・楽しみです♪
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