2017.07.26
シーズーのアトピー、アレルギーが原因となっている脂漏性マラセチア性皮膚炎の治療に力を入れている皮膚病治療専門動物病院「四季の森どうぶつクリニック」です。
7月に入り、ギアが1つあがった様な来院件数でブログ&症例報告が進みませんでした・・・すいません。
北海道まで往診にいったパグのわんちゃんの経過も抜群にいいので、お写真を掲載したいところですが、もうしばらくお待ちください
・・・治療に手間取っているわけではありません(^^;
まずは久しぶの「まさにシーズーの典型例!」という症例のわんちゃんの治療報告です。
【症例】
シーズー
【経過】
手元にカルテがなく、自宅でやっているので、また次回埋めますね(^^;
まずは初診時の状態です。
続いて頚部、
続いて、右上腕です。
同じく右上腕の毛をかきわけた拡大像です。
続いて、右前腕です。
同じく右前腕の毛をかきわけた状態です。
続いて、胸部です。
続いて、わきの拡大です。
最後に内股~後肢です。
ベタベタ、ゴワゴワ、大量の黄色いフケ、皮脂で臭いもかなり強くなっています。
このタイプであれば、初診時に毛をツルツルの状態までカットして、少し生えたころにはよくなります。
手元にカルテがないのでわかりませんが、被毛の長さから予測するに約3週間後くらいでしょうか?
初診時と約3週間後の比較をみてみましょう。
※写真をクリックすると大きくすることができます。
まずは頚部。
続いて、右上腕です。
続いて、右前腕です。
続いて、胸部です
上の胸部写真と同じ角度から、脇の拡大です。
続いて、内股~後肢です。
病変・痒みともに皆無に近いところまで到達したと思います。
ここまで到達すれば、当院の治療方針さえ継続していれば、元に戻ることはないでしょう。
院内薬浴とお薬処方の両方を行いましたが、もしスキンケアやサプリメントがなければいかに飲み薬が同じものでもうまくいかないでしょう。
スキンケアとサプリメント、そして医療としての投薬治療の内容がすべてそろえばこれだけ早く改善します。
また、このタイプであれば継続治療をメールと写真で継続する遠隔診療でも十分に改善がきたいできると考えています。
関東圏からは東京、神奈川、千葉、埼玉からも受診があり、関西圏からも大阪、京都、兵庫から来院があります。
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