膿皮症・脂漏症

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膿皮症が治らない理由

膿皮症の原因は皮膚の細菌感染のため、一般的には抗菌療法・シャンプー療法がオーソドックスな治療法として知られていますs。しかしすべての膿皮症が一般的な治療法で改善・完治するわけではなく、改善しない場合や治療終了により再発を繰り返す場合も珍しくありません。このような再発性・難治性膿皮症の場合、一般皮膚検査で見つけられない隠れた基礎疾患が隠れていることが多いのですが、その原因は多岐にわたり中には検査でわからない異常が隠れているケースもあります。また原因が1つであるとは限らず、1つの治療アプローチで解決することは少なく、根本的な再発防止のためには症例がもつすべての異常に同時に的確なアプローチをしなければいけないこともあります。

  • 膿皮症が治らない理由1
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特徴

部位

背中 胸 お腹 内股 大腿部

外観

発赤 湿疹 円形脱毛 フケ

好発犬種

ブルドッグ系 パグ ダックスなど

特徴

主な発症部位

背中 胸 お腹 内股 大腿部
外観 発赤 円形脱毛 フケ

再発しやすい犬種

ブルドッグ系 パグ ダックス レトリバー系など

理由1 耐性菌

投薬治療が長期または再発により複数回に及ぶと、原因である細菌が抗生物質に対して抵抗力をもつ可能性が高くなります。当院に転院される膿皮症の90%以上がいずれかの抗生物質に耐性をもっており、感受性(効果)のある抗生物質を培養検査で調べる必要があります。治療効果は症例の体質によって異なり、感受性のある抗生物質で改善しない場合もあるため、治療経過を診ながら随時切り替えるなど難しい判断が必要になります。

理由2 ステロイド

ステロイドは皮膚科の治療薬として欠かせないお薬の1つですが、場合によってデメリットとなる場合もあり、使用には的確な判断が必要とされます。特に膿皮症治療時にステロイドを併用すると治りにくくなるため、当院では原則使用不可としています。

理由3 内分泌疾患(ホルモン異常)の診落とし

一般的に甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症(クッシング)、性ホルモン異常が知られていますが、検査の精度が高くないため診断ミスが起きやすく治療成績が上がらない原因の筆頭となっています。また、ホルモン異常による皮膚病はこの3つ以外にもあるにも関わらず、広く知られていないがために診過ごされているホルモン異常も存在します。当院では診過ごされているホルモン異常に対しても、毛並み・皮膚コンディション・皮膚組織検査などを評価して積極的な治療を行い、治療成績の明らかな向上につなげています。

理由4 免疫異常・食生活

1~5歳ごろを初発とし、抗生物質により改善するも再発を繰り返す膿皮症の多くはアレルギーではなく「消化管免疫異常」のことが多く、当院開発のサプリメント「スキンケアECプラス」とスキンケア療法で再発防止が期待できます。注意が必要なポイントは食生活の方向性で、一般的に広く浸透しているアレルギー対応食事療法は皮膚病の原因になることが多く、当院ではアレルギー対応食事療法は推奨していません。おやつなどの副食に関しても膿皮症の原因になることはほとんどないため、当院ではおやつ制限は原則行いません。

理由5 スキンケア

スキンケアは膿皮症の治療および再発予防のために非常に重要なポイントになりますが、シャンプーだけでは効果が不十分でクレンジング・皮膚バリア修復・デイリーケアの3つが重要になります。特にフケ・痂疲が付着し、円形脱毛が認められるタイプではシャンプー単独でのケアは皮膚にほとんど浸透せず、治りが悪くなる原因の筆頭になっています。

脂漏性皮膚炎が治らない理由

脂漏症という言葉がよく使われていますが、脂漏症は原因疾患と遺伝的体質が掛け合わさって起きている見た目の特徴的な症状を示す言葉であり、病気の診断名ではありません。脂漏症の治療が難しくなる理由は、脂漏症の改善には原因に関係ない特別な治療プランが必要で、例え原因疾患に対する治療を行っても脂漏症の改善は限定的なところにあります。要するに、もし脂漏症を起こしている場合は「原因疾患に対する治療」と、「脂漏症に対する特別な治療」の2つを同時進行で進めならければ治療の成功は見込めません。この脂漏症に対する特別な治療はスキンケアを含めた投薬治療ですが、原因疾患によるものではにため、「検査結果から治療する」という現在の皮膚科の考えではカバーできないのが治せない理由となっています。

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特徴

主な発症部位

頚部 脇 内股 腕 脛
外観 皮膚炎 肥厚 皮脂 フケ

症状

痒み 臭い

悪化しやすし犬種

シーズー ブルドッグ系 テリア系 柴
トイプードル チワワなど

特徴

主な発症部位

頚部 脇 内股 腕 脛
外観 皮膚炎 肥厚 皮脂 フケ

症状

痒み 臭い

悪化しやすし犬種

シーズー ブルドッグ系 テリア系 柴
トイプードル チワワなど

理由1 スキンケア不足

脂漏症はスキンケア単独で治療することはできませんが、積極的スキンケアがなければ改善も困難ともいえる疾患です。根本的な原因特定と治療を合わせて的確なスキンケアを行うと短期間での劇的な改善が可能です。

理由2 食物アレルギーの嘘

脂漏症の原因の1つにアトピーなどの免疫異常が関わっているため、アレルゲン回避のため食事療法が広く行われていますが、低アレルゲン食事療法で改善している症例はほとんどいません。理由は食物アレルギーは皮膚病全体の1%~ほどのわずかしか存在せず、脂漏症の多くはアレルギー疾患ではないためです。問題なのはむしろ食事療法によって悪化しているケースも多く、病院療法食が原因で脂漏症が悪化していることも多くみられます。

理由3 内分泌疾患(ホルモン異常)の診落とし

一般的に甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症(クッシング)、性ホルモン異常が知られていますが、検査の精度が高くないため診断ミスが起きやすく治療成績が上がらない原因の筆頭となっています。また、ホルモン異常による皮膚病はこの3つ以外にもあるにも関わらず、広く知られていないがために診過ごされているホルモン異常も存在ます。当院では診過ごされているホルモン異常に対しても、毛並み・皮膚コンディション・皮膚組織検査などを評価して積極的な治療を行い、治療成績の明らかな向上につなげています。

理由4 免疫異常・食生活

1~3歳ごろを初発とする膿皮症の原因の多くはアレルギーではなく「免疫異常」であり、当院開発のサプリメント「スキンケアECプラス」や食生活の見直しで改善が見込めます。

理由5 アポキル一辺倒からの脱却

痒み(皮膚炎)に対する画期的治療薬として登場したアポキルの影響で、「痒い=アポキル」という診療が多くなっていますが、アポキルで改善できる脂漏症はアトピーによる軽症の脂漏症だけと考えています。実際の診療でよく診る脂漏症は、アトピー以外の複雑な原因の掛け合わせで発症しているため、原因に合わせた複数の治療法を組み合わせてアプローチする必要があります。むしろアポキル以外の治療薬がより効果的なこともあるため、アポキルが何を改善するのかを十分に熟知して使う必要があります。

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