こんにちは。 犬の皮膚科を専門とする動物病院、四季の森どうぶつクリニックです。
今回はキャバリアの子の症例です。
※写真はあくまで一例であり、すべての子に同じ変化がみられるわけではありません。
■症例
・犬種:キャバリア
・年齢:8歳8ヶ月(初診時)
・性別:男の子
■経過観察の様子
当院で診察のうえ治療方針を見直し、約2か月後には皮膚の状態に変化が見られました。
洋服を着続ける生活から、少しずつ通常の生活に近づいていきました。
■キャバリアに多い皮膚病
キャバリアの皮膚トラブルとして、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、マラセチア皮膚炎、膿皮症、脂漏症、指間炎などがあります。
■キャバリアだから気をつけること
キャバリアのように被毛が豊かで蒸れやすい犬種では、皮膚の赤みや痒み、耳・足先のトラブルも見逃さないことが大切です。
3年前から湿疹ができ始め、1年を通して増えたり減ったりを繰り返していました。
掻きむしってしまうため、日常的に洋服を着て過ごし、抗生剤やステロイドによる治療を行っていましたが、症状を繰り返していました。このようなケースでは、皮膚表面の炎症だけでなく、体質や食事、生活環境、皮膚バリアなども含めて確認することがあります。
■お腹まわりの写真
お腹の毛がしっかり生えている所がポイントです。
※状態の変化には個体差があり、写真は一例です。
■キャバリアの湿疹・痒みが長引くときに見直したいこと
今回の子も、3年間湿疹が増えたり減ったりを繰り返していました。
大切なのは、湿疹を一時的に抑えることだけでなく、繰り返す背景に目を向けることです。
このようなケースでは、皮膚表面の炎症だけでなく、体質・食事・腸内環境・皮膚バリアなどを含めて見直すことが重要です。
■家庭でできる対策
ご家庭でできる対策としては、シャンプー、保湿、食事、サプリ、寝具の清潔、湿度管理などです。
再発予防のためには原因に合ったケアが必要です。
■受診が難しい場合のサポート
ご来院が難しい場合は、以下のようなホームケアのご相談も可能です。
◎サプリメント
・スキンケアECプラス(腸活)
・アロペシアGR +(被毛形成異常)
◎スキンケア
・スキンケアMedicareシリーズ
スキンケアECプラス
皮膚トラブルを繰り返すわんちゃんでは、皮膚だけでなく腸内環境の乱れが原因となっていることがあるため、スキンケアECプラスを推奨しています。
膿皮症の治療では、食事内容や生活習慣の見直しが役立つことがあり、再発予防のために食事の見直しをご提案することがあります。
アロペシアGR+
当院獣医師が監修しているサプリメントで、皮膚・被毛の健康維持を目的とした製品です。
被毛がむれて皮膚トラブルとセットになっている事が多いため、
スキンケアECプラスとアロペシアGR+のセットが膿皮症ケアの基本と考えています。
「選べるスキンケアセット」は、クレンジング・シャンプー・保湿ローションなど、皮膚を清潔に保ち、日々のケアを続けやすくするためのセットです。
膿皮症を繰り返しやすい子では、日々のスキンケアが大切になることがあります。
当院では、わんちゃんの状態に合わせたケア方法をご紹介しています。
ご自宅でケアを進めたい方には、スキンケア製品や食事のポイントなど、状況に応じた方法をご案内しています。
■皮膚や被毛で気になることがある方へ
皮膚・被毛の状態は個体差が大きく、原因や必要なケアもさまざまです。
気になる症状がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。
■受診が難しい方へ
関東にお住まいの方は、東京サテライトにて初診を行い、その後オンラインで相談を継続できる場合があります。※オンラインで対応できる内容には制限があります。詳細は東京サテライトのご案内をご確認ください。
※症状によってはできないこともございます。
詳しくは東京サテライトのご案内をご覧下さい。
【症例報告制作者】 上田
